特別収容プロトコル:
SCPA FoundationはSCPA-00047を収容するにあたって、特に特別なプロトコルは必要ないと考えています。SCPA-00047は人間に攻撃的な姿勢を持っていないことが明らかであり、ただ触ってくる程度であるため、安全に収容することができると判断しています。よって、SCPA-00047は人間が入り込めない箱に収容し、定期的に点検及びメンテナンスを行ってください。SCPA-00047が何らかの異変を起こした場合は、 rapid response team (RRT) が出動し、必要に応じて処置を行ってください。一般職員がSCPA-00047と直接接触することはできません。

説明:
SCPA-00047は、特殊な物質でできた身体を持つ特異体です。SCPA-00047の身体表面は硬い表面で覆われており、見た目は見事な石像のように見える。しかしある時、SCPA-00047は動き出し、人間を触ってくる。SCPA-00047は人間の軟らかい箇所を部位を問わず触りたがる。SCPA-00047は触っただけであっても、対象者に痛みを与えないため、SCPA-00047の行動は攻撃的ではないと判断されます。
SCPA-00047は、人格を持っているようにも見えるが、そのような特殊な能力は確認されていない。SCPA-00047が何故人間を触りたがるのかは明らかではない。SCPA-00047が人体に触れたとき、彼は何らかの情報を得る可能性があるが、これについては確実な情報は存在しません。
SCPA-00047は、ほかのSCPAとの関連性は見つかっておらず、収容上問題はないと判断します。また、SCPA-00047に関する検査の結果、実体構造内部には奇妙な力場が存在することが確認されています。SCPA-00047の個体数は、現在確認されている範囲で限定されているため、確実に管理することができます。

SCPA-00047が人間を触りたがる理由は依然として不明です。元々のSCPA-00047の発見場所は、未知のカタコンベに当たる場所であり、SCPA-00047はそこで人間不明の生存者を観察していたと考えられる。SCPA-00047による対象者への触れた際には、対象者が痛みを発するという報告があるが、なぜSCPA-00047がこのような行動をとるかは全くわかっていない。
SCPA-00047は、物理的に受ける損傷に敏感であり、地震、爆発および落下などの大きな圧力を受けると破壊される可能性があります。SCPA-00047の外殻は鉱物でできているため、腐食や酸、アルカリ成分を含む物質には弱く、損傷する可能性があるため、管理が必要です。
SCPA-00047は、性質上、人間との関わり合いが深いため、SCPA-00047への接触は危険です。SCPA-00047が発現した場合、職員は極力身体接触を避け、遠隔操作、照射や別の方法を使い、SCPA-00047を封じ込め、抑止することが求められます。 SCPA-00047を扱う場合は、SCPA財団の指示に従って迅速に行動することが重要です。SCPA-00047の観察により、SCPA-00047に対する人間との関係は彼らが固有のモチベーションを持っていることを示唆しています。SCPA-00047が対象者に触れると、SCPA-00047は感覚器官を通じて情報を収集し、対象者による異なる刺激に反応し始めることがあります。SCPA-00047は対象者の感情を察知可能であることが判明しているが、SCPA-00047がそれを理解しているかどうかはわかっていない。SCPA-00047は体内に圧縮された特異エネルギーを持っているため、触れ合うことによってエネルギーを共有し、情報を発見する可能性があります。
SCPA-00047は、人間と接触することで、人間の心の状態や感情を影響しているかどうか、またはその逆を探知できることが示唆されています。SCPA-00047が人間に触れるだけで、感情的な変化が観察された場合があり、SCPA-00047が人間の感情を調整する可能性があることを示唆する研究報告があります。また、SCPA-00047が人間の感情や思考を操ることができる可能性もあるが、これに関する確実な情報は不足しています。
SCPA-00047がどのような目的で人間を触っているかは不明だが、SCPA-00047が持つ特異エネルギーの能力について、多くの調査が必要です。また、SCPA-00047の入手に関しては、温かい光、風や花のにおいなど、人間にとって好ましい感覚に関連していることが示唆されており、これに対して盗掘や悪用の危険性も指摘されています。

補遺:
SCPA-00047がある地点に現れたとき、そこに存在する動物たちは、SCPA-00047に攻撃的な態度を取ることがよく観察されています。SCPA-00047が人間に触れることが好きであることから、SCPA-00047が人間に対して何らかの影響を与えるために自分を制御している可能性があります。また、SCPA-00047は方向感覚などの概念を理解していることが示唆されているため、SCPA-00047に対し人間的な思考を有することが指摘されています。SCPA-00047が人間との対話をする能力を持っているかどうかは不明ですが、SCPA-00047が人間からのコミュニケーションや反応を受けることができることは確認されています。
また、SCPA-00047は木や大地などの自然物質の存在を好むことが観察されています。雨後にはより活発に動き回り、水や光が極端に減少した場所ではSCPA-00047は動かないことが観察されています。SCPA-00047が環境条件によって判断力が変わるのかどうかは不明ですが、SCPA-00047を管理する上では、彼らが持つ能力に対する環境条件の影響を考慮する必要があります。

注意事項:
SCPA-00047の所在地には認証された職員しか立ち入ることができません。SCPA-00047には接触しないでください。 SCPA-00047の表面を傷つけたり、その身体構造を変化させるようなことはしないでください。SCPA-00047を怒らせたり興奮させたりするなどの行為は禁止されます。 SCPA-00047は攻撃的ではありませんが、多少の興奮や怒りを感じることがあるため、これらの行為が引き起こす影響を考慮してください。SCPA-00047と接触した場合、現地の担当職員にすぐに報告してください。SCPA-00047に関する情報の共有はSCPA Foundation内部でのみ許可されています。 SCPA-00047を扱うことができるのは、認可された職員のみです。

記録番号:
SCPA-JP-00047

報告者:
くまっぱ

承認者:
サイト長