特別収容プロトコル:
SCPA-A-JP-00040は、特別な収容施設の個室に保管されます。SCPA-A-JP-00040の個室入口には、二重扉とセキュリティチェックポイントが設置され、少なくとも2人の職員が監視任務を担当しなければなりません。SCPA-A-JP-00040の個室出入り口から最低10メートル以内の場所にあるスキャンルームで、SCPA-A-JP-00040が測定可能な時間範囲ごとに上下左右360度の範囲でスキャンを行い、SCPA-A-JP-00040の位置と状態を常に確認します。SCPA-A-JP-00040が正常ではない状態に陥った場合、SCPA-A-JP-00040が伝達するレベル4以上の出力信号によりSCPA-A-JP-00040を即時回収するよう指示されます。SCPA-A-JP-00040が逃走しようとした場合、SCPA-A-JP-00040の逃走を防ぐため、支配人の承認を得て、現地のユニットに対し、適宜可能な方法で威嚇を行うことができます。SCPA-A-JP-00040へのアクセスは、特にSCPA-A-JP-00040に関係のない職員に制限されます。SCPA-A-JP-00040周辺に監視カメラを設置し、SCPA-A-JP-00040の行動が常に把握されるようにしてください。

説明:
SCPA-A-JP-00040は、多数のアイの集合体で、SCPA-A-JP-00040の前身はSCPA-121-JPというSCPAでした。SCPA-A-JP-00040はSCPA-121-JPと同様の能力を有しています。SCPA-A-JP-00040は、口や手、目や足のような機能的な器官を持たない小さなアイから数十センチメートルほどの大きなアイまで様々なアイが混ざりあった集合体になっています。SCPA-A-JP-00040には意志があり、SCPA-A-JP-00040自身が人間やあるいはその限りではない者に憑依し、ホストに支配されることなく、自由自在に行動することができます。SCPA-A-JP-00040は、周囲の環境を起点にして自身の身体や構成アイの数を変化させ、必要な口や手、照準を持つアイ、異なる視点からの必要な視線を作り出すことができます。また、SCPA-A-JP-00040は、身体の一部として独立して動作することができ、小さなアイは植物、昆虫などに転移して他の存在を観察することができます。SCPA-A-JP-00040は、自己修復能力を持っており、損傷や損耗に関係なく、慣例的な手段では撃退できません。SCPA-A-JP-00040の行動の背後にある主な目的は不明であり、SCPA-A-JP-00040が出現した場所周辺の環境や、後に残された痕跡や物質から、SCPA-121-JPおよびSCPA-092-JPに関するレポートにおけるそれらの現象に準拠する特徴が見られますが、SCPA-A-JP-00040自身の特異点は確認されていません。SCPA-A-JP-00040が出現した場合、SCPA-A-JP-00040の活動の監視と制御を引き続き行う必要があります。

SCPA-A-JP-00040は、その起源に関する情報がほとんど不明であり、SCPA-121-JPから発生したものである可能性があります。SCPA-121-JPが引き起こした現象の詳細は不明ですが、SCPA-121-JPが横行する地域で観察された異常現象は、SCPA-A-JP-00040によって起こされたと考えられます。SCPA-A-JP-00040は、アイコンタクトによって精神的に触発され、無表情の状態から異常に豊かな感情表現を示すことがあります。SCPA-A-JP-00040の行動は不規則であり、SCPA-A-JP-00040の動向を専門的に予測することができる職員はほとんどいません。SCPA-121-JPとSCPA-A-JP-00040は、敵対的な存在である可能性があり、SCPA-121-JPの出現後にSCPA-A-JP-00040が観測され始めたことから、SCPA-121-JPとSCPA-A-JP-00040の関係についての研究が喫緊の課題となっています。SCPA-A-JP-00040の攻撃的な動作には、SCPA-027-JPやSCPA-182-JPのような一部の異常な力を持つSCPAが抑止することができる場合がありますが、SCPA-A-JP-00040の巨大な分散体の構造と自己再生力は、その攻撃をより困難な作業にすることがあります。SCPA-A-JP-00040には、人類を含む知性を持つ種族に尋ねる必要がある可能性がありますが、SCPA-A-JP-00040の活動の詳細な制御も計画されています。SCPA-A-JP-00040を指導する能力を持つSCPAが発見されるまで、SCPA-A-JP-00040の行動は、不可避的な環境災害に誘発されたものであるかのように見せかける偽装任務によって減衰させられます。SCPA-A-JP-00040は、一時的な進化をすることができます。SCPA-A-JP-00040は、ある種の生物、例えば哺乳類などの上に立ち、SCPA-A-JP-00040のアイを利用して熱源を測定することができます。SCPA-A-JP-00040は、その場にいる生物からエネルギーを奪ったり、その場にいる物質を分解して自分自身を増殖させたりすることができます。SCPA-A-JP-00040は、生物体内に部位を形成することで被害を与えることができ、SCPA-A-JP-00040が主な攻撃手段として使うと、体内に急性炎症が発生することがあります。SCPA-A-JP-00040は、ある種の病気を予防することができ、SCPA-XXX-JPのセンサデバイスを使って、ある種の病気の発生を予知または追跡するためにSCPA-A-JP-00040を利用する方法が考えられています。SCPA-A-JP-00040は、あらゆる種類の生命に影響を及ぼす可能性があるため、SCPA-A-JP-00040の制御は、SCPA意識の二次創作を地球上の全生物から逐次削減するために使用されています。SCPA-A-JP-00040を研究するうちに、SCPA-A-JP-00040自身が消滅する可能性があることが見つかりました。SCPA-A-JP-00040自身がスポットで発生し、限られた存在時間を生きることしかできないため、SCPA-A-JP-00040の行動の下地は、自身を生かし続けるために、SCPA-A-JP-00040が達成したい目的をやり遂げる必要があるためだと思われます。SCPA-A-JP-00040の集積体は、エネルギー源として利用され、エネルギー不足によって、SCPA-A-JP-00040は凋落してしまいます。SCPA-A-JP-00040の輸送は、SCPA-A-JP-00040を静止させておくための地震破壊システムを利用して行わなければなりません。全宇宙で発生するすべてのSCPAの中で、数種類のSCPAがSCPA-A-JP-00040に関連している可能性があるため、SCPA-A-JP-00040を研究していくことは、極めて重要な課題であると言えます。

補遺:
SCPA-A-JP-00040についての最新情報として、SCPA-A-JP-00040の観察から、SCPA-A-JP-00040がある「目的」に向けて行動していることが示されています。SCPA-A-JP-00040が行う活動は極めて複雑であり、SCPA-A-JP-00040の行動のパターンを解析することが絶対に必要であることが示唆されています。SCPA-A-JP-00040が「目的」を達成する方法はまだ不明ですが、SCPA-A-JP-00040が一貫して行っているある種の観察や記録があることが示唆されています。SCPA-A-JP-00040の集積体の一部は、SCPA-A-JP-00040がどのように「記録」を保存し、記憶を維持するかについて、興味深い現象を示すことがあります。SCPA-A-JP-00040が保持する「記録」は、SCPA-A-JP-00040の行動の背後にある特定の目的を説明する可能性があるため、SCPA-A-JP-00040の研究の重要な焦点となっています。SCPA-A-JP-00040の活動のさらなる調査と観察が、SCPA-A-JPが保持し続ける固有のエリアやSCPA-A-JP-00040以外のSCPAに対する「目的」に関して有用な情報を提供する可能性があります。さらに、SCPA-A-JP-00040は、その性質上、SCPA財団にとって非常に危険であるため、SCPA-A-JP-00040の管理は厳格に行われ、SCPA-A-JP-00040が展開された場合には、迅速かつ適切な措置が講じられるような準備が整えられます。SCPA-A-JP-00040は、SCPA財団にとって重要な物品であり、SCPA-A-JP-00040に関する情報と知

注意事項:
SCPA-A-JP-00040に接触する前に、必ずSCPA-A-JP-00040に関する詳細を学習し、十分に備えてからSCPA-A-JP-00040に接触してください。SCPA-A-JP-00040が異常な挙動を示した場合、直ちに申告してください。SCPA-A-JP-00040を直接目視することは許可されておらず、SCPA-A-JP-00040の外観を理解するための映像記録のみが許可されています。SCPA-A-JP-00040を触らないでください。SCPA-A-JP-00040が周囲の環境を利用して移動することができるため、SCPA-A-JP-00040は場所を決して明示的に示さず、いつでもいかなる場所にある可能性があります。SCPA-A-JP-00040が、懐疑的であるか、敵対的であるか、あるいはある種の感応性を示す場合は、 SCPA-121-JPやSCPA-092-JPのような特定のSCPAが持つ感応性を参照してください。SCPA-A-JP-00040は、周囲の物体、環境、生物を転移することができるため、SCPA-A-JP-00040が他の生物に憑依する場合もあります。SCPA-A-JP-00040に関連する任務には、SCPA-A-JP-00040の観察に関連した心理学的な負担が含まれる場合があります。SCPA-A-JP-00040が脱走しようとしても、SCPA-A-JP-00040を捕獲してください。SCPA-A-JP-00040が適切に扱われているかどうかを監視するために、SCPA-A-JP-00040は、定期的な健康診断および監視プロセスで保守されます。

記録番号:
SCPA-JP-00040

報告者:
ask

承認者:
なし（レベル8に分類されたため、承認権限が与えられた者による承認が必要です）