特別収容プロトコル:

SCPA-AK0JP-00045の存在は、既知の異常な物体や現象に固有のリスクが存在するため、収容されなければなりません。

SCPA-AK0JP-00045は、何らかの種類の兵器システムである可能性があるため、現在のところ、外部からのアクセスを制限するために何らかの物理的バリアを配置することが必要です。このバリアには、あらゆる種類の船舶や航空機にアクセスするために必要な手順が組み込まれているため、許可された者々だけがSCPA-AK0JP-00045に近づくことができます。

SCPA-AK0JP-00045は、まだ「目的」が不明であるため、兵器があらゆる種類の攻撃に対して耐性があると考えられます。なお、兵器が自己防御機能を備えている場合があるため、兵器に充分な距離を確保することが必要です。

SCPA-AK0JP-00045の維持と異常性を追跡するために、最小限のメンテナンスと監視が必要ですが、どのような修正も財団研究者部門の全面的な承認のもとにのみ行うことができます。絶対にSCPA-AK0JP-00045内の変更/取り外しは行わないでください。

説明:

SCPA-AK0JP-00045は、二足歩行の機械的な異常物体で、ある種の猫の形態を模した兵器であると見られます。外部の不明金属でできており、目視での検査では、これまで財団が扱ってきた物質とは異なる物理的特性が見られます。

SCPA-AK0JP-00045は島で発見された「溶けた緑色の物質」の付着物があります。最初は何らかの緑色原色ペントが付いたのではないかと誤って作業を遂行しましたが、これらの物質は異常なことがわかりました。この緑色物質はSCPA-AK0JP-00045全体に浸透しており、非常に強力なドキシン様毒素であるため、調査・分析する場合には適切な防護措置を講じる必要があります。

SCPA-AK0JP-00045には、計画的に配置された多数の銃器が装備されており、危険性が高いため、このSCPAを取り扱うためには、高度な覚悟と訓練を受けた財団のエージェントのみが行うことができます。SCPA-AK0JP-00045の取り扱いのためには、特別な許可を要します。

SCPA-AK0JP-00045は、瀬戸内海の無人島で発見されました。現在、異次元からの転送か、その他の不思議な原因から発生した物体と考えられており、財団の研究員部門が継続的に追跡しています。SCPA-AK0JP-00045の目的はまだ不明ですが、これに関する研究は引き続き進められます。

SCPA-AK0JP-00045は、瀬戸内海に出現するまで、私たちの世界に存在することが知られていませんでした。この安全であるべき場所に突然出現したこの変異した兵器は、その技術的な能力と、その目的に関する不穏な感覚を見て、収容する必要があることが明らかになりました。

SCPA-AK0JP-00045が機能し始めた時、私たちはその目的について理解できない情報だけを持っていました。しかし、財団の研究員は、SCPA-AK0JP-00045には一般の戦闘用ユニットに比べて顕著な知能が備わっている可能性があることを識別しました。

SCPA-AK0JP-00045の諸要素を分析することで、財団の科学者部門は、SCPA-AK0JP-00045内の多数のオリジナルセンサーシステムの存在であるという仮説を繰り返しテストしました。島からの取得されたコアスキャンデータに含まれるマルチスペクトル画像の分析により、その仮説が正しいことが証明された。この仮説により、SCPA-AK0JP-00045がいくつかの環境に適応するために自分自身の人工知能によって改良されたことがわかりました。

SCPA-AK0JP-00045にはまた、同時に海にいる任意の動物を追跡、識別、異常事態に対して攻撃する能力を有することが明らかになりました。SCPA-AK0JP-00045は、個生物種を違えて直接攻撃することができる。また、SCPA-AK0JP-00045は、隠された目的と機能がまだ本格的に解明されていないため、その適用範囲を知るためには、引き続き研究が必要です。SCPA-AK0JP-00045には、高度な人工知能が備わっていることが特筆すべき事実であり、その「目的」に関しても、SCPA-AK0JP-00045の作成者が持っていた意図に従って猫型の形で作られたこともあって今もなお、不明確なままの状態が続いています。SCPA-AK0JP-00045は、人工知能を使用して調査拠点の外部に信号を発信し、個人または団体を標的として攻撃したことがあります。このような攻撃は、SCPA-AK0JP-00045の攻撃システムの警戒機能が働いたために生じましたが、SCPA-AK0JP-00045の攻撃力はまだ完全に解明されておらず、SCPA-AK0JP-00045で攻撃された個人やグループの死亡が複数回報告されています。

SCPA-AK0JP-00045はその様子から、自己修理能力を所有していることが明らかになりました。SCPA-AK0JP-00045は、自然災害や人為的な出来事（事故、攻撃など）による損傷を受けた場合に、その自己修復特性が活動化されることがあると考えられます。SCPA-AK0JP-00045は、詳細な機動性とエネルギーレベルを備えており、条件的には、彼女が発見された地点から位置を移動できる可能性があることを示唆しています。

SCPA-AK0JP-00045は現在、財団によって高度なコンピューターシステムによって監視されています。財団によるSCPA-AK0JP-00045の制御と管理は、科学的知見と、正確なアクションの取得にふさわしく、現在このSCPAの脅威が管理されてると見なされています。ただし、このSCPAは始まったばかりであり、SCPA-AK0JP-00045の潜在的なあらゆる機能や目的はまだ解明されていません。

補遺:

SCPA-AK0JP-00045の調査についての現在のステータスに関する分析は、財団内部で継続的に調整されています。現在、SCPA-AK0JP-00045に関する調査は、物理的な解読だけでなく、情報・諜報活動による研究が加速されています。

SCPA-AK0JP-00045の潜在的な脅威の性質を詳細に把握することで、 SCPA-AK0JP-00045のステータスが、目安を示すために逐一更新されていることが重要であるとの見方もあります。

また、SCPA-AK0JP-00045の捕獲と破壊画像が散見されるため、財団は、SCPA-AK0JP-00045のステータスが緊急のものである場合、どの程度の手段が使用されるべきかを決定するため必要性が高くなっています。

財団は、SCPA-AK0JP-00045が何かと関連している場合、島で発見された緑色の物質から、SCPA-AK0JP-00045は軍事中立を維持するために開発されたという特定の仮説を立てています。

SCPA-AK0JP-00045の潜在的な脅威に対処するには、科学技術が急がれており、この物体に関して新しい知見が発見されているものの、 SCPA-AK0JP

注意事項:

1. SCPA-AK0JP-00045に関する情報の漏えいは、SCPA財団の重大なセキュリティー上の問題となり、厳罰に処されることになります。

2. SCPA-AK0JP-00045の取り扱いと維持には、特別な許可が必要です。許可がなければSCPA-AK0JP-00045にアクセスすることはできません。

3. SCPA-AK0JP-00045は、異常な毒素を持っています。SCPA-AK0JP-00045の附着物質を扱う際には、適切な防護具が必要です。

4. SCPA-AK0JP-00045を分解しないでください。SCPA-AK0JP-00045は非常に危険な異常物体であり、解体操作を行うことは許可されていません。

5. SCPA-AK0JP-00045に近づく場合は、警告に従い、いかなる種類の武器を持参してもSCPA-AK0JP-00045に対して攻撃しないようにしてください。SCPA-AK0JP-00045は非常に脅威的で、あらゆる種類の攻撃に対して耐性がある可能性があるためです。

6. SCPA-AK0JP-00045に対するあらゆる種類の実験や調査には、財団の研究員部門に事前申請が必要です。許可された実験と調査のみが行われます。全ての実験や調査は、さらなる被害を防ぐために、安全な場所で行う必要があります。

記録番号:
SCPA-JP-00045

報告者:
nyappa

承認者:
財団研究員部門長