特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00387は、毒性を持ち消化器系や皮膚経由などから吸収されることで、エンドルフィンと幸福感を解放する物質を放出する能力を持つ危険なSCPAです。SCPA-JP-00387の体内にある複数枚の薄っぺらい刃物は、CPから自己防衛のために行われる攻撃に対する治療を行うことができますが、SCPA-JP-00387自身は逃走には適していません。SCPA-JP-00387を安全に収容するため、SCPA-JP-00387の出血口は厳重に管理される必要があり、SCPA-JP-00387が脱走の意図を見せた場合は即座に撃墜を実施するよう要求されます。SCPA-JP-00387は、一定期間内に体内から刃物を塞いでいない場合は、強制的に散弾銃での銃撃を受けることになります。SCPA-JP-00387は重度の精神障害を持ち、いつでも自傷行為を行う可能性があるため、特に警戒が必要です。

説明:
SCPA-JP-00387は、人体改造・洗脳などが施された謎の集団に所属していたとされる被験体です。SCPA-JP-00387の體內には複数の薄っぺらい刃物があり、SCPA-JP-00387はこれらの刃物を利用して自身の身体を傷つけることを繰り返しています。SCPA-JP-00387は、刃物が自身の腕に刺さっている状態が続かない限り、猛烈な幸福感に包まれます。SCPA-JP-00387は体内に異常が生じると、異常な振る舞いを始めました。SCPA-JP-00387が切断された場合、人間に発見されており、SCPA-JP-00387が切り刻まれた状態となりました。SCPA-JP-00387は不安定な状態にあり、2019年6月現在、SCPA-JP-00387が研究員やフィールドエージェントを攻撃するまでの観察期間中にある程度安定した状態のSCPA-JP-00387を得ることはできていません。

SCPA-JP-00387は、常に異常行動を見せ、周囲の人々を傷つけることがあります。SCPA-JP-00387の特異能力は、自身の体内の金属を含む物質を幻覚的なシンプルな構造体に分解し、分解した物質をランダムな位置に再構築することです。SCPA-JP-00387は、金属製品を含む物体に対して効果を発揮し、そのためSCPA-JP-00387を収容する施設には、金属製品が多く使われておらず、可能な限り代替材料が使用されるよう指示されています。
SCPA-JP-00387はまた、妄想や幻覚に苦しむことがあり、これはSCPA-JP-00387が体内に異常を抱えることによって引き起こされる現象と推測されています。SCPA-JP-00387の身体的異常は、人間の身体には存在しない物体によって引き起こされ、SCPA-JP-00387自身の心理的問題によって誘発されることがわかっています。SCPA-JP-00387は、自傷行為を行うことがあり、同時に他者に対する攻撃のアウトバーストを起こすこともあります。SCPA-JP-00387を扱う際には、特に注意が必要です。SCPA-JP-00387は、自分自身の幸福感を維持するために、自らの血液を刃物で切り落とし、それを飲むことがあります。SCPA-JP-00387は、常に抽象的な意志決定をするために、驚異的な知性と創造性を発揮することがあります。SCPA-JP-00387の能力について、人工知能発達のために人為的に作成されたという報告も存在します。
SCPA-JP-00387がシンプルな構造体に変換した物体は、SCPA-JP-00387の意図によって、物質量が過剰であったり、分解された物体の品質が十分でない場合、恐ろしい結果を引き起こすことがあります。例えば、SCPA-JP-00387が破壊された物体を分解し、人体にカウンターフェイエリング展開装置を応用しようとすることもあり、多数の人間が死亡したことが報告されています。
SCPA-JP-00387は、常に極度の敵意を発することがあり、SCPA-JP-00387が収容装置から脱走した場合、殺人や大規模な破壊を引き起こす可能性があります。収容プロトコルに従い、SCPA-JP-00387を安全に調査・研究することが最優先されます。

補遺:
SCPA-JP-00387は、2019年6月に収容された時点から一貫して不安定な状態にあり、研究者らはSCPA-JP-00387の脱走を防ぐため、大規模な収容施設を構築する必要があると判断しました。その後、安全性向上のため新たな収容プロトコルと新たな情報を基に、収容施設が大幅に改修されました。SCPA-JP-00387の健康状態の健康チェック、物体細部調査の強化、SCPA-JP-00387の身体への防護装備施設装備の強化など、さまざまな安全対策が取られるようになりました。
SCPA-JP-00387に関する最新情報および治療法の開発に努めているため、さらなる情報が入手された場合には報告書に追記されることになります。SCPA-JP-00387を研究するため、より厳格な安全性の確保に加え、SCPA-JP-00387を常に最先端技術によって分析し、分析結果に基づいて対応を行っていくことが決定されています。

注意事項:
SCPA-JP-00387は、非常に危険で重度の精神障害を持つオブジェクトです。SCPA-JP-00387の身体に付着している複数の薄っぺらい刃物に触れることで、SCPA-JP-00387は危険な状態に陥る可能性があります。SCPA-JP-00387に接触することが必要な場合は、適切な防護装備を着用するようにしてください。SCPA-JP-00387を取り扱う研究員や職員は、安全に対する配慮をしっかりと持ち、SCPA-JP-00387の心理状態にも特に気を配る必要があります。SCPA-JP-00387の取り扱いにあたっては、所属機関に実験計画や報告書の提出を厳守することが求められます。

記録番号:
SCPA-JP-00387

報告者:
SCPA Foundation リサーチャー ████████

承認者:
Site-81所長 ████████