特別収容プロトコル:
SCPA Foundationにおいて、SCPA-00367を維持するための収容プロトコルについて以下に記載する。

SCPA-00367は、透明の14,000立方メートルの特殊素材でできた収容室に収容されることとなっている。SCPA-00367は、常にカメラにより監視され、生体センサーによっても監視されることが必要であり、状態が変化した場合は、警告により適切な報告が行われ、SCPA-00367の機密性が保たれる限り、すべてのメンバーは入室することが可能である。 SCPA-00367がその範囲外に出た場合、すべての形態の接触を避け、エージェントによって追跡され、再び収容室に復帰することを待つ必要がある。 SCPA-00367が現れたエリアの端に接触することは許可されますが、SCPA-00367が増殖した場合、数十名のエージェントにより容易にコントロールされるように迅速な措置をとる必要があります。SCPA-00367の消火には、高熱度を有する空気を含む火炎放射器が使用される。

一押しの方法は、生物に接触を許可しないことである。SCPA-00367が食べ物や紙幣を摂取するのを避けられる環境を維持するための措置が必要である。

SCPA-00367の収容室が壊れた場合、SCPA-00367は肉体的に攻撃できない防護スーツ装備した特殊部隊要員によって捕獲された後、最寄りのSCPAエージェントがその運搬を担当する。 非常時の場合も、SCPA-00367を持ち出さないでください。SCPA-00367はすべてのエージェントによって、常に隣接したオブジェクトやコンテナーから離して保管される必要がある。

SCPA-00367が他のSCPAと接触することは避け、SCPA-00367とは別の場所に切り離す必要がある。SCPA-00367テスト室、SCPA-00367実験者の小部屋はすべて、一時的にSCPA-00367から離れる。SCPA-00367を取り出すためには、4人の指定職員が必要であり、これらの職員には必ず自衛隊の特訓を受けている者が割り当てられる。 最低限の人数のみが試験用途でSCPA-00367に接触できるように制限されている。

説明:
SCPA-00367は、紙幣を消化できる肉食動物のように見える未知の生物であり、赤色または黒色の肉塊のように見える。 SCPA-00367は、現時点で明確な目的や意図を持っているとはまだ認められていない。SCPA-00367は、貨幣を食べることができ、紙幣の接触で95％以上の治癒率を示すことが確認されている。SCPA-00367はまた、 持続的な接触や抵抗など、外界からの刺激には無反応である。

SCPA-00367は、水や空気を必要条件としないことが判明しており、常温で存続している。SCPA-00367は、一般的な消化器官や循環器官、呼吸器官の欠乏を示すため、他の生物とは異なる解剖学的構成を有する可能性がある。SCPA-00367は、色素細胞や筋肉細胞、神経細胞を含み、血統的なオリジナルの細胞膜を有している。SCPA-00367は繁殖しておらず、北極海近くのアイスバーグから発見された。SCPA-00367がどのように生じたか、原因についてはまだ不明である。

SCPA-00367は、危険な害虫になるおそれがあり、崩壊した船舶や建物、紙幣の保管庫などと密接に関連している。SCPA-00367が消化する紙幣の量は無制限で、他の物質に対処する能力があるかどうかについてはあまり明確ではなく、SCPA Foundationは内部における経済システムに影響を及ぼす可能性があるため、SCPA-00367による損失の最小化を保証するように努める必要がある。

SCPA-00367は、研究用の個室で監視されることができ、人員と設備の安全上の問題やSCPA-00367が生み出す特別な状況に対応するためにSCPA-Foundation厳重なプロトコルを課している。 SCPA-00367の調査は、人命に危険が及ぼされないように注意深く行われる必要があり、SCPA-00367に関する情報が得られる心理的文脈を理解し、その信頼性と安全性を保証する方法が必要である。

SCPA-00367の性質はまだ多くの謎に包まれている。SCPA-00367が持つ消化能力が起源になっていると考えられており、これがSCPA-00367が現れるような場所に類似した特別な環境が必要な理由である可能性がある。SCPA Foundationは、金融システム上の深刻な脅威だと考え、SCPA-00367を危険な生き物と見なし、現代金融システムに大きなインパクトを与える可能性があるため、極度の警戒が必要である。

SCPA-00367は、消化器官、循環器官、呼吸器官、骨格筋肉・生殖器など、通常の生物の身体構造とは異なった形態を持つため、解剖学者によるSCPA-00367の分析は非常に困難である。SCPA-00367は、博物館などで自然史系展示物として展示される場合があり、SCPA-00367から得られる情報は多岐にわたっている。

SCPA-00367には神経系が存在し、独自の意思決定、行動パターンをもっており、SCPA-00367が目的を持っていることは明確でないが、慣性的に紙幣を消化するために存在していることは明らかとなっている。SCPA-00367は一つの個体として行動し、群れになることはない。SCPA-00367の知能に与える影響については依然として知られておらず、SCPA Foundationの研究者による詳細な研究が必要である。

SCPA-00367に関する研究は、SCPA-00367が外部からの影響や影響を受ける可能性があるため、継続的に行われている。SCPA Foundationの研究者たちは、SCPA-00367がどのように誕生したのか、また、その特別な生存と進化方法について知るために、さまざまな実験を行っている。SCPA-00367の独自の生物学的特性を理解することで、SCPA FoundationはSCPA-00367によるリスクを最小化し、金融システムや一般的な社会に対する影響を回避するための対策を行っている。SCPA-00367は、紙幣を摂取することによって、その生命活動を維持している。SCPA-00367は紙幣を主食としているように見えるが、SCPA Foundationの研究者によれば、SCPA-00367は、幅広い物質を消化することができる可能性がある。排出物には、紙幣の色彩や写真が色落ちしていることが確認されている。SCPA-00367が紙幣を摂取する理由やそれに伴う代謝プロセスについては、まだ不明な点が多い。

SCPA-00367は、消化リズムはゆっくりであり、摂取した紙幣を全て消化するまでに数か月間要するため、メンテナンスが困難であることが知られている。SCPA Foundationは、研究中にSCPA-00367を餌付けしているが、あくまで研究目的であり、SCPA-00367による紙幣消費によるリスクを最小限に抑えるため、研究者らは消費量を制限している。SCPA-00367の消費能力には限界があるため、SCPA Foundationでは綿密な計画と適切な管理下でSCPA-00367の生存が維持されるようにしている。

SCPA Foundationは、SCPA-00367が社会および経済システムに与える潜在的な影響を認識し、利用された場合のリスクを理解するため、SCPA-00367に関するいかなる事象も完全にコントロール下に置くことを目指している。

SCPA-00367は慣性的であり、内部、または外部の刺激に適応しようとする傾向があり、SCPA-00367が環境に適応しようとする場合、SCPA-00367自身が変化を引き起こすリスクがある。SCPA-00367を個体単位で監視することで、SCPA FoundationはSCPA-00367の異常な行動を抑制し、リスクを最小限に抑えることができるため、適切な管理を続けることが求められる。

SCPA-00367に対する研究は、その独自の生物学に関する研究のみに限定されておらず、SCPA-00367を利用した貨幣生産、ダストバイスター、紙幣脱色器など、SCPA Foundationを含めた様々な利用方法が研究されている。SCPA-00367に関する研究の進展が、SCPA FoundationがSCPA-00367をコントロールし、この危険な生物に対応するための新しい手段を得るために、急務である。

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注意事項:
SCPA-00367は、危険な潜在性を持ち、それ以上の警戒が必要であることから、公開することができず、SCPA-00367に関する不適切な議論が行われた場合、直ちに口頭での警告やその他の手段で影響を与えなければならない。
SCPA-00367の接触は、慎重に、必要に応じて厳密に制限される必要があり、許可が必要である。 SCPA-00367に接触した場合、必ず隔離され、解毒処理が行われなければならない。
SCPA-00367は、それ以上の研究が必要なため、研究サポートチームに詳細なデータを提供し、安全上の問題に対応する適切なプロトコルを採用することが必要である。
SCPA-00367に関連する研究やデータは、その機密性が保持されるように取り扱われなければならない。SCPA Foundation内の公開された情報においては、SCPA-00367に関する詳細は含まれていない。
SCPA-00367に関する情報は、より高い解放権限を持つエージェントによってのみアクセスできるように保護されている。
SCPA-00367の取り扱いを適切にするために、SCPA FoundationオンラインTOP SECRETファイルには、SCPA-00367に関する包括的な情報と、SCPA-00367の収容プロトコルが記載されている。SCPA-00367に関する研究データの複製、複写、引用は厳に禁止されており、SCPA Foundation内部でのみ使用されることが許可されています。

記録番号:
SCPA-JP-00367

報告者:
SCPA Foundation研究員 (アクセス権: Level 4)

承認者:
SCPA Foundation Site長 (アクセス権: Level 5)