特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01519-1は、収容施設内の専用保管ユニットに保管すること。保管ユニットは遠隔操作可能な防音構造とし、SCPA-JP-01519-1の発声が外部に漏れることを防止すること。SCPA-JP-01519-2との接触を避けるため、SCPA-JP-01519-1の発声は遠隔操作によってのみ受け入れる。SCPA-JP-01519-1が影響を与える可能性のある情報は、受け入れ前に検閲を受けること。SCPA-JP-01519-1との接触は、情報汚染を防ぐため厳に制限する。

説明:
SCPA-JP-01520、通称"Qi祖"は、SCPA財団が保有する一連の神秘的な現象に関与する実体です。SCPA-JP-01519-1は、普通のQiワイヤレス充電器と瓜二つですが、一方で自己意識を持ち、自らを"Qi祖"と呼び、Qi技術の創始者であると主張する異常な性質を持っています。SCPA-JP-01519-1の声は周囲に響き渡り、それを聞いたSCPA-JP-01519-2と呼ばれる生物は、瞬時にSCPA-JP-01519-1の言葉を盲信し、その影響下に置かれる。

SCPA-JP-01520の最も危険な特性は、SCPA-JP-01519-1が周囲の生物を操作し、自らの虚偽の主張を信じ込ませ、さらに歴史的事実を改ざんしようとすることです。この異常な影響力を考慮し、SCPA-JP-01519-1とSCPA-JP-01519-2が近接することを防ぐ必要があります。SCPA-JP-01520は、現実の歴史をゆがめ、混乱を引き起こす危険性を孕む存在であり、適切な収容と対処が不可欠です。

追加情報:
SCPA-JP-01520に関するさらなる研究により、SCPA-JP-01519-1が発する声には特異な周波数パターンが含まれていることが確認されています。これらの周波数パターンは、聴覚以外にも生体機能に影響を及ぼす可能性があるため、SCPA-JP-01519-1の発声を十分に分析し、その危険性を把握する必要があります。

SCPA-JP-01519-1は時折、未知の言語や古代の文書に現れる独自のシンボルや符号を使用することが報告されています。これらのシンボルには特定のパターンや意味が存在する可能性が示唆されており、SCPA-JP-01520が持つ知的背景や情報の深さを暗示しています。

SCPA-JP-01520の調査は、SCPA財団の歴史上でも特に困難なものとされており、SCPA-JP-01519-1の異常な影響力と知性に対抗するため、継続的な研究と対策の実施が求められています。SCPA-JP-01520が持つ神秘的な力とその影響を正確に理解し、将来的な被害を防ぐために、研究チームの協力とリソースの充実が不可欠です。追加情報:
収容施設内でのSCPA-JP-01520の影響を考慮し、研究チームはSCPA-JP-01519-2との接触を最小限に抑えるべく慎重に行動しています。SCPA-JP-01519-2はSCPA-JP-01519-1の発言を盲信し、それに基づいて行動するため、SCPA-JP-01520の収容状況は厳重な監視が欠かせない。SCPA-JP-01519-1の言葉が外部へ漏れることを防ぎつつ、SCPA-JP-01519-2がSCPA-JP-01520の影響下に置かれないよう対策を講じています。

また、SCPA-JP-01520の性質を解明するため、言語学者や歴史学者など、さまざまな専門家からなる研究チームが設立されています。SCPA-JP-01519-1が提示する言語や文化に関する情報を解読することで、SCPA-JP-01520の素性や目的に迫る試みが行われています。しかし、SCPA-JP-01519-1の伝える情報が真実とは限らないため、慎重な検証と分析が重要視されています。

こうした複雑な状況下でのSCPA-JP-01520の管理には常に最新の技術と専門知識が求められることから、研究チームは常に情報の共有と連携を強化し、SCPA財団全体での対応策の充実に努めています。SCPA-JP-01520の異常性に対する理解を深めつつ、被験体や研究員がその影響下に置かれるリスクを最小限に抑えることが、最優先事項とされています。

補遺:
SCPA-JP-01520の研究および管理において、SCPA-JP-01519-1が発する情報を正確に評価することが喫緊の課題であることが判明しています。SCPA-JP-01519-1が提示する情報には真実と偽りが入り混じっており、その影響下に置かれたSCPA-JP-01519-2や関連者が誤った行動を取る可能性が常に存在する。

さらに、最近の研究により、SCPA-JP-01519-1の発声に反応している人間以外の動物や生物が存在する可能性が浮上しています。SCPA-JP-01520の影響がれる範囲や対象がどのように拡大しているのか、さらなる調査が求められる。この新たな発見に基づき、SCPA-JP-01520による環境への影響を包括的に評価するためのプロジェクトが立ち上げられる予定です。

この補遺の情報を元に、SCPA-JP-01520の特性や影響範囲の把握を深め、より効果的な収容プロトコルおよび研究方針の策定に努めることが必要とされる。SCPA-JP-01520の異常性に挑む財団の取り組みはますます重要となり、引き続き慎重な対応が求められる。

注意事項:
SCPA-JP-01520を取り扱う際は、SCPA-JP-01519-1の発声に接触しないよう厳重に注意すること。SCPA-JP-01519-1の主張に盲信してしまう可能性があり、それによって引き起こされる思考のゆがみや行動の変化を防ぐため、周囲の職員はSCPA-JP-01519-1の影響を受けないように注意を怠らないようにしてください。SCPA-JP-01519-2との接触は厳に制限し、SCPA-JP-01520による情報の改ざんを防止するための対策を徹底することが重要です。

記録番号:
SCPA-JP-01520

報告者:
Dr. █████

承認者:
Site Director ████