特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00349-Jは、SCPA-JP-00349と同じく、一般の民間人には公開されず、SCPA施設内に保管することとします。
SCPA-00349-Jにアクセスするためには、2枚の白紙（A4用紙以上）を正確に折り重ねる必要があります。特にSCPA-00349-Jに触れないように注意してください。

SCPA-00349-Jにアクセスする研究員は、イヤホンを装着し、音量を最小限に保ちながら再生することが許可されます。SCPA-00349-Jを聞く場合、研究員は他の作業や業務を中断し、常にSCPA-00349-Jへの注視を確保する必要があります。SCPA-00349-Jを評価する文書化された調査とその調査の結果は、SCPA-00349-Jの再生中に詳細に記録される必要があります。

SCPA-00349-Jの使用を禁止するため、SCPA-00349-Jは1日につき3回まで再生することができます。SCPA-00349-Jを再生する際には、2時間ごとに10分以上のインターバル期間を設け、研究員は奇妙な行動をとらないよう注意してください。SCPA-00349-Jの再生期間中に音響プロパティに変化が生じた場合には、直ちに上司に報告するようにしてください。

説明:

SCPA-JP-00349-Jは、見かけによらず極めて異常なSCPAです。SCPA-00349-Jは、音楽が記録された紙が、曲を再生する音楽プレーヤーのようなものだと形容されます。

SCPA-00349-Jを紹介する前に、自己紹介の音楽ファイルとして「紙の中の音楽」という不思議な曲が再生されます。この曲を変えることはSCPA-00349-Jの安全な使用上、厳しく制限されており、特別な許可なしには曲の変更は行われません。

SCPA-00349-Jに問題がある場合は、プレーヤーのスクリーンに現れる「error」メッセージを除き、何も起こりません。プレーヤーに専用のイヤホンを接続し、再生することでSCPA-00349-Jにアクセスできます。再生中に表示されるビジュアルは、紙とイヤホンに沿って動くインタフェースで、音楽に合わせて変化します。

SCPA-00349-Jの効果は、その影響の范囲内にいる人々に異常な効果を引き起こす可能性があります。特に、SCPA-00349-Jを聞いた人が無意識に変調作用を受ける場合があります。これはSCPA-00349-Jが生じさせる周波数が、脳の機能に影響を及ぼし、聴覚以外の感覚器官にも作用するためです。

SCPA-00349-Jの長時間にわたる聴取や、大声での再生は、深刻な幻覚や幻覚的妄想を引き起こす可能性があります。防音室でイヤホンを使用して、セッションの時間を十分にコントロールしてください。SCPA-00349-Jを使う場合、専任の公式職員の監督の下で使用する必要があります。

SCPA-00349-Jの効果は、音楽再生時間に応じて大きく変わり、長時間の聴取による影響はより深刻です。SCPA-00349-Jを聞いた人は、機械的な音響と似たような効果を経験することができます。これらの影響は、感覚への影響が直接的ではない場合でも、重度の鬱病、パニック障害、強迫性障害の症状を引き起こす可能性があります。

SCPA-00349-Jに関する研究の結果、明らかになったのは、このSCPAファイルのタイトル通り「紙の中にある音楽」を聴くことで、脳に何らかの効果が現れるということです。特に、脳の右側の前頭葉に長期にわたって影響し、副腎機能の低下、または反応性の低下を強化する可能性があることが分かりました。

SCPA-00349-Jの再生に注意しなければならない理由は、SCPA-00349-Jによって引き起こされる潜在的なセーフティハザードであり、その場合、研究員と関連者は、SCPAの再生期間が余分に長く、安全な時間を超える場合、SCPAの運営団体に警告することが必要です。

SCPA-00349-Jを使用・保管する場所は、施設内の最高レベルのサーバールームの中に設置されており、日々の維持管理が必要です。経年劣化を引き起こすことがあるため、SCPA-00349-Jの保管場所の空調制御は厳密に管理され、適度な湿度と温度が維持されるように設定されています。

SCPA-00349-Jが原因で引き起こされた状況に対応するためには、専門の騒音突発治療室が数件整備されており、メンバー間での救援が同室内で可能になっています。また、万が一の場合に備えて、SCPA-00349-Jの観察後、少なくとも24時間のオフタイムが与えられます。SCPA-00349-Jの機能についての調査は、引き続きH.E.博士が監督しており、SCPA-00349-Jの特別な収容プロトコルにより、音楽特有の影響に対応する緊急措置や、SCPA-00349-Jの再生に関する異常な動作に関する制限が設定されています。さらに、最高計測リミットとSCPA-00349-Jが不正に再生されることを防ぎ、それに伴う効果の低下を回避するため、SCPA-00349-Jの制御に適切な測定の必要があります。

SCPA-00349-Jが再生された場合、適切な目的のためではなく、適切な方法で使用されている場合は、直ちに適切なアクションを実施する必要があります。SCPA-00349-Jがスリップして過剰摂取された場合、最近、小規模な事故が発生しています。

SCPA-00349-Jの使用には常に公式職員による注意深い監視が必要であり、SCPA-00349-Jを介するために使用される機器の検査や修復も必要になる場合があります。もしSCPA-00349-Jにアクセスするために必要なイヤホンが故障していたり、破損している場合は、SCPAの維持良好に関する指示に従い、SCPAシステムの運営担当に報告する必要があります。

SCPA-00349-Jを先手で終了することは不可能であり、SCPA-00349-Jの復旧には相応の時間がかかる場合があります。SCPA-00349-Jの切断や、プロジェクトの中止、他のSCPAに転移することなど、相当の技術的なスキルや博士の許可も必要となります。更に、SCPA-00349-Jが安全に再生されるためのアクションプランを持つ研究員が常に必要となります。

補遺:

SCPA-00349-Jの折り畳み方法や、紙の種類によって再生効果に何らかの影響があるかどうかについては、研究が進行しており、今後の実験で確認されるまで、適用された収容プロトコルにより、不正な使用は制限されています。

また、SCPA-00349-Jは折り曲げたり、破れたりすると、音質が低下し、再生可能な時間が短くなることが判明しています。SCPA-00349-Jが保管中に破れた場合は、その紙の破片は危険なSCPA扱いとなりますので、直ちに管理者に報告し、厳密な標準手順に従って処分する必要があります。

SCPA-00349-Jは音楽の再生に最適化されているため、別の目的で悪用される可能性があります。SCPA-00349-Jのスペックを知り尽くした研究者以外は、SCPA-00349-Jが広範囲に悪用されることを防止するため、SCPA-00349-Jの再生や処分に関わる作業に参加することを制限されています。

SCPA-00349-JがSCPAファイルに加えられることの意義は、SCPAファイルが記録したクオリティーがそのまま提供されることであり、SCPAファイルを環境保護団体や、音楽愛好家の指導者に提供するプロジェクトが今後行われる可能性があります。但し、SCPA-00349-Jの安全な使用と管理を確保するため、SCPAファイルで定められた収容プロトコルが確実に実施されるよう注意してください。

注意事項:

SCPA-00349-Jは、他のSCPAと協同して使うことができます。ただし、SCPA-00349-Jの再生中にSCPAと混合すると、研究員の安全が危険にさらされる可能性があるため、SCPA-00349-Jを再生する間、関連するSCPAへのアクセスを避けてください。

SCPA-00349-JはPsi-7、Psi-9、Psi-12のような調査・教育目的以外の使用は厳重に禁止されています。SCPA-00349-Jの場所を変更することは、研究員とオブジェクトの安全性に潜在的なリスクをもたらす可能性があるため、SCPA-00349-Jの移動は専門家に限定されています。

SCPA-00349-Jは、再生中に周りの環境音にも影響を与える特性を持っています。そのため、再生中に同じ空間にいる人々（研究員や監視員等）は、SCPA-00349-Jがリアルな効果を引き起こす場合があることを認識する必要があります。SCPA-00349-Jにアクセスする前に、専属の監督者となる職員による、SCPA施設戦略の安全性に関するレビューが必要です。

SCPA-00349-Jへのアクセスが極めて制限されているため、SCPA-00349-Jの情報漏えいが発生することはまれです。SCPA-00349-Jを再生する際には、周囲に注意を払い、機密性の維持を常に心がけてください。

記録番号: SCPA-JP-00349-J

報告者: SCPA Foundation 研究員 ██████

承認者: SCPA Foundation 財団長 ██████