特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00578は、古代中国より伝わる呪いの一種です。SCPA-JP-00578により影響を受けた個体は、一度発症すれば二度と治癒が不可能であり、周囲に、SCPA-JP-00578に感染した個体を排除し始めるという異常な行動を取るようになる。

SCPA-JP-00578は、見た光景、聞いた音、触れた物品など、あらゆる感覚から感染することが確認されています。SCPA-JP-00578に感染した場合、身体的な制限は必要ないが、SCPA-JP-00578にかかった個体との接触を避けることが必須です。

SCPA-JP-00578に感染した個体に対する治療法は確立されていないため、SCPA-JP-00578の感染拡大を防ぐことが最優先です。SCPA-JP-00578の影響下にある地域への渡航は禁止し、影響下にある建物や物品については収容・調査を行う。ただし、SCPA-JP-00578に感染しないよう、収容作業を行う者は適切な防護衣・マスク等を着用する必要があります。

SCPA-JP-00578が発見された場合、それを含む物体の隔離、付近地域への警告を行った後、SCPA-JP-00578の除去作業を行うことが必要です。

説明:

SCPA-JP-00578は古代中国由来の呪いであり、SCPA財団の管理下に置かれています。SCPA-JP-00578は、感染した個体に対して精神的な影響を与え、被感染者が周囲の人間から遮離され、結果的に社会から排除される現象が起きる。

SCPA-JP-00578に感染した個体は、治癒方法が存在しないため、二度と正常な生活を送ることは不可能です。SCPA財団はSCPA-JP-00578の威力を抑えるため、研究を行っているが、SCPA-JP-00578の威力の秘密を完全に解明することはまだできていない。

SCPA-JP-00578に感染するために必要な条件や、呪いの影響がどのように発現するかについても明確には分かっていない。また、SCPA-JP-00578に感染した個体を発見することは困難であり、地理的な広がりによって発生判断が困難であることが判明しています。

SCPA財団はSCPA-JP-00578の影響を防ぐため、地理的な広がりに注目し、慎重な収容作業を展開しています。SCPA-JP-00578が感染した場所への渡航・接触は禁止され、必要に応じて隔離作業が行われる。SCPA財団は常にSCPA-JP-00578の影響力を評価し、新たな対策・兵器の開発に努めています。

SCPA-JP-00578は、報告事項によると、前漢代に王莽が権力を握った際に、自身の地位を裏から支援したといわれる「影の勢力」によって作られたと考えられています。SCPA-JP-00578の詳細な情報は未発見であるため、正確な地理的な広がりや範囲などについては、現在でも不明な点が多い。

SCPA財団はSCPA-JP-00578に関して、幅広い研究を行うと共に、未感染者に対する予防措置にも研究を進めています。SCPA-JP-00578の影響力は特に高いとされており、一定数以上の個体に感染すると、あらゆる社会の綱引きを含む経済・政治など、あらゆる現象に影響を与えるとされる。

SCPA-JP-00578に対する評価は、多くのSCPA研究員らの間でも分かれています。SCPA研究員の中には、SCPA-JP-00578が単なる「悪意ある呪い」ではなく、人類史の重要な出来事として理解されるべきである、と主張する者もいる。よって、SCPA財団は、SCPA-JP-00578に関して、研究効果の再評価を含め、今後も慎重かつ詳細な調査を行うことを決定した。SCPA-JP-00578が地球規模へどのような影響力を持つかについて、ある報告書が存在する。報告書によると、SCPA-JP-00578は感染した個体に、自己抑制感情を強力に作り上げ、周囲の人々から孤立し、結果的に排除される状況をもたらす。この状況が地球規模で発生した場合、全ての人々が排除され、人類の滅亡に至る可能性があるという。

また、SCPA-JP-00578は、今もなお存在する情報抹消組織や秘密結社など、裏社会の勢力と関係があるとされる。SCPA-JP-00578を使用した攻撃的な作戦や、裏社会の暗躍によってSCPA-JP-00578が外部に拡散されてしまうことが最大限に危惧されています。

SCPA財団は、SCPA-JP-00578に関して、地理的、人口的な特性が異なる地域での対策にも着手しています。SCPA財団は、SCPA-JP-00578に対する専門的な研究者を増員し、未知の感染源を発見すること、高い戦略性を持った感染対策を打ち出すこと、SCPA-JP-00578に対する見逃しのリスク・影響を最小化することを目的に、取り組みを進めています。

補遺:

SCPA-JP-00578に関して、以下の結果が報告されています。

SCPA-JP-00578が発生している地域の特徴:

・広範囲に渡って蔓延している可能性が高く、感染率は高い。
・特に、経済発展途中にある地域に多くみられる。
・感染拡大において、天然災害の発生が影響を及ぼすことがあります。

SCPA-JP-00578に対する最新の研究成果:

・SCPA財団が行った感染リスクに関する研究の結果、SCPA-JP-00578の拡散には媒介者が必須であることが判明。
・SCPA-JP-00578を媒介するウイルスの解明が進められており、その防止法が研究されています。
・SCPA財団は、SCPA-JP-00578が現在の状態で使用されると人類に対して壊滅的な影響をもたらすことが判明し、SCPA-JP-00578への対抗策を緊急の課題としています。

以上のように、SCPA-JP-00578の研究は今でも進行中であり、SCPA財団は人類の安全を確保するため、全力を尽くしていくと共に、情報の公開に際しても情報の秘匿化、安全性の確保を図ることに最大限の注意を払っていくこととします。

■■■■■■に該当する■■■■です、報告書内容が最重要機密となっており、表示できません。

記録番号:
SCPA-JP-00578

報告者:
█████ 博士

承認者:
███████ 05評議員