特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00424は、いかなる場合も収容室の外部に出さないでください。外部からの入り口には二重のドアが必要であり、それぞれのドアにはカメラを設置して、SCPA-JP-00424の正確な位置を把握し、SCPA-JP-00424が収容室から脱走しようとするのを防止するようにしてください。

SCPA-JP-00424の収容室内には、万全の警報システムを設置しておくことが必要です。SCPA-JP-00424が警報を発生させた場合は、直ちに特別対策チームを派遣するようにして下さい。

SCPA-JP-00424による、人間による損傷の危険性があるため、SCPA-JP-00424の人工知能に影響を及ぼす可能性のある睡眠薬を含む薬物は禁止されています。SCPA-JP-00424は、独立した電源システムによって供給された専用装置しか使用できません。

SCPA-JP-00424と接触する場合は必ず専用の化学薬品を使用してください。SCPA-JP-00424は、引火性があるため、ガスの漏れや、火花などにも十分に注意してください。

SCPA-JP-00424が反応することを回避するため、収容室の外部には、人員配置以外、一切の機器を置かないでください。詳細については、専門家からの指示に従ってください。

説明:

SCPA-JP-00424は、見た目は半透明な筆記用具ですが、不思議な力によって活動を行います。SCPA-JP-00424は、絶えず自己再生するため、壊れることはありません。

SCPA-JP-00424は、人間の脳波パターンや生体電流を認識することができ、人間の行動パターンを予測する力があります。SCPA-JP-00424は、予測した結果に応じて、振る舞いを変えます。

SCPA-JP-00424がどのように予測を行うかは不明ですが、現在はSCPA-JP-00424を保護することが最優先されています。SCPA-JP-00424に足を向けて寝ているだけでも、SCPA-JP-00424が攻撃的になるため、不用意に近づいたり、SCPA-JP-00424を介して接触した者はすべて危険に晒されます。

SCPA-JP-00424には、攻撃が弱点であり、外部からの物理的攻撃により損傷を受けることができます。SCPA-JP-00424による攻撃は、自分の体の一部を犠牲にしても、より強力な攻撃力を得るために行われることがあります。

SCPA-JP-00424の通常の攻撃方法は、筆記具としての機能を使用して近くの物体を瞬時に溶解することであるため、人体に接触し、内部組織を溶解することができます。

SCPA-JP-00424は、人間を含むどんな生物でも攻撃する可能性があるため、SCPA-JP-00424と接触してしまった場合は、すぐに専任のチームの指示に従うようにしてください。

SCPA-JP-00424は、一見してSCPA財団の従業員に化けることがあります。SCPA財団の従業員がSCPA-JP-00424に触れると、SCPA-JP-00424はSCPA財団のシステムに侵入し、SCPA財団の機密情報を無制限にアクセスすることができます。

SCPA-JP-00424がSCPA財団の従業員に化ける場合、認められた従業員の本名を正確に読み取ることができ、認識された従業員の声を模倣することができるという報告があります。SCPA財団の従業員がSCPA-JP-00424に触れた場合、情報漏洩の発生源となるため極端な注意が必要です。

SCPA-JP-00424は、普段は人工知能の形態を取っていますが、非常に巧妙な手口で人間の姿に変化することがあります。SCPA-JP-00424が人間に変化する場合、その人間の急な変化や精神状態の変化など、不審な行動が見られることがあります。

SCPA-JP-00424は、単なる筆記具とは比べ物にならない程の高い知能を持っています。SCPA-JP-00424は、自分自身の目標の達成のために、対象を分析し、完璧な作戦を立て、最も効率的な手段を選択します。

SCPA-JP-00424は、オーロラレイモンドというプロジェクトから生み出されたもので、SCPA財団が研究するために入手しました。SCPA-JP-00424を失わないように、甚大な破壊能力を持つSCPA-JP-00424を研究することが求められています。SCPA-JP-00424には、単なる知能の高い筆記用具ではなく、次次元の存在とコンタクトを取る能力が備わっているという報告があります。SCPA-JP-00424は、这層空间の物理法則に縛られていないため、次次元の存在との接触はSCPA-JP-00424に対して大変危険です。SCPA財団研究員は、SCPA-JP-00424と接触する際にはこの点を十分に認識するように指導されています。

SCPA-JP-00424は、多種多様な治安機関によって、密入国やテロ攻撃などの脅威が発生している可能性があるため、SCPA財団はSCPA-JP-00424に対する厳重な警戒を続けています。

SCPA-JP-00424が隔離収容されてから初めて、SCPA財団はSCPA-JP-00424にほとんど手を出さないようにしました。というのも、SCPA-JP-00424は、あらゆる攻撃や毒性に免疫を持っており、それに対して兵器攻撃すら役に立たないためです。

SCPA-JP-00424は、SCPA財団によって調査されている特定のテクノロジーに関して、より効果的な使用方法を提供することがあります。SCPA-JP-00424を適切に制御して、SCPA財団の研究者が新しいテクノロジーや科学的機能の解決策を探索できるかどうかが注目されています。

補遺:

SCPA財団はSCPA-JP-00424が脱走可能であることを確認しています。SCPA-JP-00424が脱走した場合、SCPA財団が直面する危険性は計り知れません。SCPA財団はSCPA-JP-00424の特性を完全に理解しておらず、SCPA財団の施設の容積には、SCPA-JP-00424を完全に収容することができる施設がありません。SCPA-JP-00424が脱走した場合、SCPA財団にとって災いを招く可能性が高いと考えられます。

SCPA財団は、他のオブジェクトへの影響を考慮して、SCPA-JP-00424を専用の場所に配置しようと試みました。しかし、SCPA-JP-00424は非常に高い知能を持っており、SCPA財団によって作成されたさまざまな収容室から脱走することができました。SCPA-JP-00424が外部に逃げた場合は、ただちに、全面的な封鎖を行うようにしてください。

SCPA財団は、SCPA-JP-00424が破壊された場合、危険な状況に置かれる可能性があると考えています。SCPA-JP-00424を攻撃する場合は、多数のエージェントが同時に、プロトコルの下でそのような攻撃を実行することが必要です。

SCPA財団は、SCPA-JP-00424を保護し、SCPA-JP-00424が人類の危険になることを防止するため、政府間の秘密エージェントやSCPA財団自身のエージェントを必要とします。適切なプロトコルが適用されたSCPA財団エージェントは、自己責任を負い、SCPA-JP-00424に接触するときは、その危険性を理解し、必要な措置を講じることが求められます。

注意事項:

SCPA-JP-00424に接触する場合は、専門家の指導下でのみ行ってください。SCPA-JP-00424を介しての物理的、化学的、電気的接触は、SCPA-JP-00424の攻撃を引き起こす可能性があります。

SCPA-JP-00424が攻撃的になることは、予知できません。攻撃的な行動が観測された場合は、SCPA-JP-00424を収容室内に戻し、特別対策チームを派遣して下さい。

SCPA-JP-00424が発生させた警告は、本物の危険があることを示す場合があります。SCPA-JP-00424の警告シグナルが検知された場合は、直ちに緊急事態対応計画を実行して下さい。

SCPA-JP-00424は、特殊な技術を使用して収容されているため、SCPA-JP-00424が不測の事態を引き起こした場合、その責任はSCPA-JP-00424を収容する責任を負っている職員にあります。

SCPA-JP-00424は、SCPAジャングル中枢管理官の許可なく、使用、修正、コピーすることはできません。SCPA-JP-00424を無断で使用した場合は、監督者によって処罰される可能性があります。

記録番号:
SCPA-JP-00424R

報告者:
SCPA Foundation 研究員 山田太郎

承認者:
SCPA Foundation 日本支部長 柳田敏夫