特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00042は未知の文書であり、特段の危険が確認されない限り、一般の文書と同じように扱ってかまいません。文書は財団内で情報共有し、SCPA-JP-00042-1の発見に備えてください。SCPA-JP-00042-1が発見された場合、直ちに調査チームを派遣し、SCPA-JP-00042-1の詳細な分析を行うこととします。SCPA-JP-00042-1に関する情報の漏洩には注意し、情報漏洩が発生した場合にはSCPA-JP-00042の適切な処置について検討してください。

説明:
SCPA-JP-00042は財団が入手した未知の文書であり、見つかった場所や作成された時期、作成者などの情報は一切不明です。文書は未知の物質でできており、現在の技術では作成方法の解明や複製は不可能です。文書の内容は鯨類に関する極めて詳細な情報であり、SCPA-JP-00042に記述されている鯨類の多くは現在の科学では把握されていないような種類が多数含まれています。SCPA-JP-00042に含まれる情報は、従来の学術的知見や現在の分野の知識を超えるものであり、思考実験的発想や、異なる世界線においての知識が反映されているのではないかと推測される。SCPA-JP-00042には多少の曖昧さが含まれるものの、その大部分は真実であると考えられる。SCPA-JP-00042は、鯨類に関する情報を収集する目的に限定して、SCPA-JP-00042の閲覧は許可されているが、SCPA-JP-00042に記述されている情報の誤用や有害な利用については、強い警戒を要することとする。

SCPA-JP-00042に含まれる鯨類の情報は、通常の鯨類の知識だけでは出せない情報や予測外の情報が多く含まれています。SCPA-JP-00042によって新たな鯨類の種の発見が繰り返されており、これまで把握されていなかった多くの鯨類種の存在が明らかになりました。SCPA-JP-00042には、現在の科学ではなお解明できていない鯨類の発達形態や生態、性格、行動、特性などが詳細に描写されています。SCPA-JP-00042は、私的な知識大量貯蔵庫としても活用可能だと考えられ、SCPA-JP-00042が存しない現状から想像することもできなかった鯨類に関する事実、および情報が蓄積されています。ただし、SCPA-JP-00042には多くの発見しがたい、異質な情報も含まれており、その正確性は検証が困難です。SCPA-JP-00042によって得られた知識を人類の未来の躍進に役立てることが可能ですが、その情報の正当性を確認したうえで世界に公表する必要があります。また、鯨類に対する道徳的な配慮も必要であることに注意して、SCPA-JP-00042に記述されている情報を利用することとします。SCPA-JP-00042には、鯨類に関する特定の目的に合わせた情報が収められています。そのため、情報の蓄積場所や形式、また情報のまとめ方も、目的に応じて異なる分野に分かれていることがあります。例えば、鯨類に関する医学的知識に関しては、人間の医療に役立つ情報が多数含まれているため、財団の医療部門で重用されています。また、鯨類に関する変異や突然変異に関する情報については、SCPA-JP-00042に記載されている情報を利用して、新たな遺伝子治療の研究が進められています。ただし、SCPA-JP-00042に記述された情報は恣意的および事前の承認なしでの使用を禁止し、SCPA-JP-00042自体も非公開で管理されます。SCPA-JP-00042の書き換えや情報漏洩、SCPA-JP-00042間違った使用による事故の発生は絶対に許容されません。SCPA-JP-00042は、世界にとって貴重な情報源であるため、社会的な意義があります。従って、SCPA-JP-00042によって得られた情報は、適切に管理・公開されていくことが期待されています。

補遺:
SCPA-JP-00042は財団内で極秘に取り扱われていますが、SCPA-JP-00042の危険性を完全に排除することは不可能です。SCPA-JP-00042の膨大な情報からは、鯨類に関する未知の事実や、科学的知見との矛盾がある情報も多数確認されており、その解釈や利用には十分に一定の注意が必要です。SCPA-JP-00042を閲覧する責任者は、SCPA-JP-00042の閲覧に必要な権限を持つ貴重な研究者であるため、完全な秘匿性の確保は困難です。SCPA-JP-00042に含まれる情報が外部に流出した場合、SCPA-JP-00042の情報が拡散し、人類の安全に悪影響を与えるおそれがあります。そのため、SCPA-JP-00042の情報に触れる全ての者は、SCPA-JP-00042に記録された情報を厳守し、SCPA-JP-00042によって得られた知識に対し、紳士的かつ倫理的な配慮が求められることを認識しておく必要があります。なお、SCPA-JP-00042の管理・運営には、財団内部・外部の公式委員会が設置され、運営に対する指導を行うこととなっています。

注意事項:
SCPA-JP-00042に記述されている情報の流出を防ぐため、SCPA-JP-00042へのアクセスは信頼できる財団の要員に限定すること。SCPA-JP-00042に記述されている鯨類についての情報は、SCPA-JP-00042に関する情報をしっかりと把握した上で、財団内部で厳重に管理すること。SCPA-JP-00042に記述されている情報を利用する際には、SCPA-JP-00042に掲載されている情報が全て真実であるとは限らないことに留意し、重要な詳細を確認すること。SCPA-JP-00042へのアクセスが制限される理由について、担当者以外の財団職員に対しては適切な説明を行うこと。SCPA-JP-00042についての情報が漏洩した場合またはSCPA-JP-00042に関する情報の誤用や有害な利用が発生した場合、財団制約対策の規則に則り、SCPA-JP-00042に関する適切な処置をとること。

記録番号:
SCPA-JP-00042

報告者:
nyappa

承認者:
Dr.███████