特別収容プロトコル:

SCPA-XXX-JPは、安全な封印された冷蔵室内に保管することを命令します。冷蔵室の鍵は、2日おきに関与する職員によって交替で厳重に管理され、同室内の温度・湿度・照明などの条件が自動管理される様に設定して下さい。

SCPA-XXX-JPに接近する際には、ヘッドクラウンや防音ヘッドホン等、不要な音や言葉が周囲に漏れることのないように、必ず必要な装備を着用して下さい。SCPA-XXX-JPを取り出す場合には、訓練済みの職員常に2名以上が同時に行って下さい。 SCPA-XXX-JPが人体に接触しないよう、適切な器具を用いて取り扱って下さい。

SCPA-XXX-JPと同じ部屋の中で、SCPA-XXX-JPを利用しようとする行為及びSCPA-XXX-JPに言葉を投げかける行為は禁止されています。SCPA-XXX-JPの使用の際に必要な行動については、毎回使用前に責任者及び責任者の許可を得てください。SCPA-XXX-JPに関する書類やデーターは、必ず暗号化し、二重三重の警備体制を敷くように注意してください。

説明:

SCPA-XXX-JPは、外見上は極めて普通のスピーカー型音響機器のように見えます。しかし、同機器を用いて特定の音波を発生させることで、人間の表情及び精神状態に「微笑み」を引き起こすという、非常に特異な特性を持ちます。

SCPA-XXX-JPから放たれる微笑み効果は、聴取者が意図していなくとも、知覚し行動を起こす可能性があります。例えば、聴取者が困難に直面している場合でも、SCPA-XXX-JPによって「微笑み」が引き起こされ、責任者もう一人を励ます結果として善意の行動を取ることができました。また、聴取者によっては非常に極端な例として、微笑みが引き起こされ続け、長期的に聴取者に対する思考描写に深刻な影響を及ぼすことが報告されています。

SCPA-XXX-JP の実効性は、その微笑みが見た目や行動に及ぼす効果が見られた場合のみ発生しますが、同時にできるだけ長期的な効果を持つようです。加えて、SCPA-XXX-JP は所蔵と使用に伴い強力な脅威を構成する性質があると考えられています。

現在、SCPA-XXX-JPの危険性を把握するには継続的な調査と実験が必要であり、SCPA FoundationにおけるSCPA-XXX-JPの収容は極めて重要であると考えられます。

SCPA-XXX-JPの継続的な調査と試験により、SCPA-XXX-JPが人体健康に対する直接的な影響を及ぼしたことが判明しています。SCPA-XXX-JPの使用により、聴取者は微笑みの引き起こす効果に敏感になり、長期的に視覚的にも表情が変化するようになりました。これは、耳の後ろの筋肉と頬の筋肉といった表情筋の緊張が継続的に引き起こされるためと考えられます。この影響は、SCPA-XXX-JPを封印することで完全に抑えることができます。SCPA-XXX-JPが稼働している場合、特に恒久的な効果が見られるには、さらなる医学的研究が必要です。

またSCPA-XXX-JPは単体での性能が高く、他のSCPAとの組み合わせで使用された場合、極めて危険な効果を発揮することが判明しています。SCPA-XXX-JP と組み合わせた場合、SCPA-JP-00557と同様に、感応性が高まり 、SCPA-JP-00557 内部でさらに微笑みが引き起こされ、被害者はやがて意識がかき消され、プログラムされた行為を実行するようになりました。SCPA-XXX-JP と SCPA-JP-00557 の組み合わせにより、SCPA-JP-00557 内で起こる物理的および精神的な損傷の度合いが増大し、深刻な脅威を生じることが報告されています。したがって、SCPA-XXX-JPとの任意の SCPA の組み合わせは禁止されています。

現在、SCPA-XXX-JPによって引き起こされる効果は、自己回復可能な効果であることが判明しています。SCPA-XXX-JPを使用する前に正確な発効期間を決定し、定期的な使用時間の上限を設定することが重要です。SCPA-XXX-JPの継続的な研究と報告から、SCPA-XXX-JPと相関する非常に重要な情報が発見されることが期待されます。SCPA-XXX-JPは、様々な環境下で安全性について、再評価がなされ、新たな危険性が見つかることが報告されています。SCPA-XXX-JP の暴露によって、公共の場での使用に伴う市民の健康被害、企業や機関での利用に起因する人々の人生に及ぶ損失、さらに不法な問題の増大が報告されています。進展により、SCPA-XXX-JPは軍や企業など非公開の分野でも使用されています。これにより、SCPA-XXX-JP の管理と制御に関する重要性が増大します。

科学者・技術者の多様なチームから、SCPA-XXX-JP の制御に関する新しい技術や手法が提案されています。これにより、SCPA-XXX-JP の管理はより効果的になったと言えます。SCPA-XXX-JPの技術的制約をテストし、遵守している職員が彼専用の安全性ガイドラインに従って操作する場合、SCPA-XXX-JPの使用ピーク時に出せる微笑み効果は効果的にコントロールできます。また、SCPA-XXX-JPの使用中に生じる放出された特定の音波を制御しながら使われる音声解析技術の導入により、SCPA-XXX-JPの使用効果を向上させ、責任ある方法での使用が可能となっています。

SCPA-XXX-JPは、訓練済みのリサーチチームの監視下でのみ使用され、その特定のリスクは理解されたユーザーに限られています。 SCPA-XXX-JPには各種の制約と監視が課せられ、実践的制御プログラムの策定により、SCPA-XXX-JPにとって特に制約のない状況下で、微笑み効果によって行われる行為を最小限に抑えるのに役立っています。

このように、SCPA-XXX-JPの危険性が認識され、SCPA Foundationによる管理がさらに頑強なものに改善されていることから、SCPA-XXX-JPの数少ない例外を除いて、その流失の報告が減少していることが報告されています。

補遺:

SCPA-XXX-JPは、安定性および安全性の観点から、財団によってコンピュータソフトウェアで製造されました。今後、財団はSCPA-XXX-JPの改良に取り組むことが予定されており、機能の強化や危険性の軽減が期待されます。SCPA-XXX-JPの管理は現在も継続されており、方法や手法の改善などにより、監視と安全性の向上を継続的に進めています。

さらに、SCPA-XXX-JPがネット上に出回っているとの噂があり、SCPA Foundationでは抜本的な対策を講じるべきであるとの見解があります。SCPA-XXX-JPの所有者がSCPA Foundationに直接提供するよう呼び掛けを行っており、SCPA Foundationでは協力者がSCPA-GLOBAL-JP-Files Programに参加することによって、SCPA-XXX-JPの流失や私的な利用が継続的に減少することを期待しています。

SCPA-XXX-JPの管理と監視に関する再評価は、技術の進歩や情報セキュリティの脅威が日々変化する現代において、重要性が増大しています。進展や合理化が進むにつれ、SCPA Foundationは随時SCPA-XXX-JPの危険性に対して最新の対策を講じることが求められています。これにより、SCPA-XXX-JPによる深刻な被害の発生を防ぎ、SCPA-XXX-JPに対する迅速かつタイムリーな対応が実施されることを確保し、安全性が維持されています。

注意事項:

SCPA-XXX-JPは、非常に危険であり、不適切な使用により深刻な結果が引き起こされる可能性があります。SCPA-JP-00557-JPが作成されたものも含め、SCPA-JP-00557-JPに関する全ての書類、データを厳密に管理し、不適切な機密漏洩を絶対に防止する必要があります。SCPA Foundationの職員がSCPA-JP-00557-JPに接触した場合には、下記の課題に注意を払うようにしてください。

1. SCPA-JP-00557-JPを取り扱う際には、必ず防音ヘッドホン、ヘッドクラウン等、不適切な音が漏れることのない必要な装備を着用してください。
2. SCPA-JP-00557-JPと同じ部屋には2名以上の職員が同時に立ち入ることが必要です。他の職員さまは非必要な接触を厳禁し、場合によっては聴力å監視装置を用いるようにしてください。
3. SCPA-JP-00557-JPの使用は責任者の許可を得て、訓練済みの職員が常に監視する状態で行わなければなりません。SCPA-JP-00557-JPを操作するための事項に関する常に最新の手順に従ってください。
4. SCPA-JP-00557-JPを取り扱う際には適切な器具を使用して、人体への接触を防止してください。
5. SCPA-JP-00557-JPから発生させる微笑みには、人体に深刻な影響を与える可能性があるため、危険と判断された場合は、紹介する研究者によってSCPA-JP-00557-JPの使用を制限することが可能です。

SCPA-JP-00557-JPの操作を行う場合は、十分に保管され、その使用に適した場所でのみ操作するようにしてください。SCPA-JP-00557-JPの取り扱いに関する注意事項を違反する場合には、厳格な処罰が科される可能性があります。

記録番号:
SCPA-AO-557-JP

報告者:
█████ 博士

承認者:
█████ 責任者