特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00541「クラウンキッズ」は、一座のサーカス団員からの接触まで発見されていません。サクラメント病院に 送られた10人以上の患者の報告書に記載されたおどろおどろしい目撃情報により、SCPA-JP-00541の存在が明らかになりました。

SCPA-JP-00541は死んだように見える赤い鼻を持つ、古くて汚いおもちゃのクラウン、特に子供たちを狙っているとされています。
対象者を発見した場合、直ちに別の部屋に移動させ、現場を封鎖し、放射線照射を行わなければなりません。SCPA-JP-00541が見つかった場合は、火器の使用を禁止とし、現場にいる者は殺意を感じやすくなりますので、心理的に特別な注意を払う必要があります。

SCPA-JP-00541から発せられる奇妙な不協和音や、子供たちの声をした叫び声が聞こえた場合、直ちに閉鎖された場所に移動しなければなりません。

特別収容プロトコルを実行する際には、最高ランクの警備員、研究員、および協力者だけが接近できることに留意しなければなりません。一般の職員のアクセスを固く拒否し、現場での全員の行動に厳格に監視を行う必要があります。

説明:

SCPA-JP-00541「クラウンキッズ」は、鋭い発音や騒音、子供達の声やペテン師のような声色などで受け取ることができる特異的な音波的なエネルギーから成り立ちます。SCPA-JP-00541が発するこの種類のエネルギーは、人間の聴覚範囲を大幅に補足しているため、精神や感情に激しい影響を与えることがあります。

SCPA-JP-00541は銀色の鈴、赤い鼻、顔に入った目、そしてホワイトフェイスの仮面を持っている、古いけれど整った衣装のクラウンです。SCPA-JP-00541は、まるで悪夢から飛び出してきたかのように、常に優雅で悠然とした存在であることが報告されています。

SCPA-JP-00541の発するエネルギーは、子供たちだけでなく、広い年齢層の人々に対しても有害な影響を与えます。SCPA-JP-00541は、不安感や瞬間的な暴力衝動など、非常に負の感情を引き起こすことが報告されています。また、SCPA-JP-00541から放たれるエネルギーにより、当事者は極端な歪みが感じられたり、身体症状が発生することがあります。SCPA-JP-00541の正確な起源は不明であり、特に異常な能力を持たない限り、物理的に彼の存在が回収されることは困難であることが報告されています。

SCPA-JP-00541は、悪意を持ったエンターテイメントのオブジェクトとしての存在であり、公の場所や娯楽施設への出現には十分な評判を保ち、そして適切な医療施設への潜在的潜伏を隠すための看板を配備することが必要です。このオブジェクトに接触して注意することは非常に重要であり、目されるすべてのエネルギー波形を厳しく交差させ、石英プリズムを使用して専門的に処理する必要があります。

SCPA-JP-00541に関する追加情報として、SCPA-JP-00541がもつエネルギーと、その放射性の影響について付け加えます。

SCPA-JP-00541が保持するエネルギーや影響は、まれな周波数の音波および放射線から成っています。SCPA-JP-00541の鋭い発音や騒音は、リスナーに吹き飛ばされているような、鋭い凝固力と共に、恐怖心や歪んだ思考を引き起こすことが知られています。この種のエネルギーに照射された場合、感情や思考に深刻な影響が報告されています。

SCPA-JP-00541からの放射線は、目に見えないが強力なものであり、SCPA-JP-00541に近づくことは危険です。SCPA-JP-00541から放射線が放出され、周囲に影響を与えると、情報を受け取った者は、歪んだイメージ、非常に強い不安、および極度の緊張を感じることがあります。SCPA-JP-00541と長時間接触すると、感情の急激な変化、不安、および恐怖症に影響を与えるとして、放射線量からの拍車になることが知られています。そのため、SCPA-JP-00541に接触した場合は、速やかに離れる必要があります。

SCPA-JP-00541を無害にするために、SCPA-JP-00541が発する放射線を完全にブロックする超電導シールドを開発し、SCPA-JP-00541の表面に成功して装着できました。これにより、SCPA-JP-00541との接触は安全となり、SCPA-JP-00541と接触する場合は、必ずシールド装置を使用するようにしてください。SCPA-JP-00541「クラウンキッズ」について、SCPA財団は、SCPA-00541が過去に関わった事件を調査しました。

SCPA-JP-00541に関与している最初の事件は、1973年に発生したもので、カリフォルニア州フレズノ市で起こりました。この事件では、SCPA-JP-00541が保持するエネルギー波が近くのガソリンスタンド付近で感じられ、激怒した客がスタンドに突入して爆発の危険が発生しました。警察が到着すると、SCPA-JP-00541は発見されたインスタント食品の缶に隠れていました。その後、SCPA-JP-00541は、酒を飲んだ少年が運転する車に紛れ込んで、衝突後の激しい火災時に一網打尽にされたと考えられています。

その後、1998年には、英国ブリストルにあるサーカスで特別なパフォーマンスが行われました。パフォーマンス中にSCPA-JP-00541が出演し、歓声を上げる観客たちの幸福感に芝居を起こし、新たな怪奇現象を引き起こしました。SCPA-JP-00541は、観客騒動の中に生息し、床を歩いているかのように見せかける錯覚を引き起こしました。SCPA-JP-00541に接触した観客は、長い間異常な感情を持つ病者となり、サーカスは閉鎖され、その後放棄されました。

こうした出来事から、SCPA-JP-00541が十分に格納されるよう、SCPA財団は、SCPA-JP-00541の存在を外界に公表することなく、事前に迅速かつ静かに衛星監視網を設置すると共に、厳重な安全保護および監視体制を整えました。SCPA-JP-00541が偶発的に外部にリークするものの発見や、誰かに接触されていないのか片時も見逃さぬよう、24時間体制で監視および情報収集を行う必要があるとされています。

補遺:

SCPA-JP-00541に対する研究を深めることにより、SCPA財団はSCPA-JP-00541の起源がより詳細に明らかになりました。

SCPA-JP-00541は、19世紀後半から20世紀前半にかけて、ロンドンにあった「ロイヤル・バロウズ・クラウン氏」の競技場で使われていた人形劇「クラウン・キッズ」が原型となっています。この競技場は、ロンドン市内で多くの探求者やミュージシャンたちが集まる場所で、放送技術の革新的なエキサイティングなライブ演奏会を手がけていましたが、第一次世界大戦中に焼失しています。

その後、時間の経過とともにロンドン市内に伝わったこの人形劇を演じ、山積みにされた公演のパンフレットによると、何人もの子供たちが彼ら自身でクラウン・キッズの小道具や衣装を作り、キャラクターを演じるようになり、競演ショーなどで活躍する子役俳優たちが多数生まれるとされていました。しかし、1916年の競演ショーの中で、最年少の子役俳優が誘拐され、その後子どもたちのうちいくつかが殺害されたことが発覚し、ロイヤル・バロウズ・クラウン氏の競技場は終焉を迎えました。

SCPA財団は、SCPA-JP-00541が人形劇中の「クラウン・キッズ」が発するエネルギーから生じた怨霊現象と推定しています。SCPA財団は精密な調査でこの原理を解明し、SCPA-JP-

注意事項:

SCPA-JP-00541「クラウンキッズ」に接触する場合、最大限の警戒が必要です。SCPA-JP-00541の存在は、不協和音や怖ろしい逸話や子供たちに致命的な影響を与えるエネルギーから成り立っているため、SCPA-JP-00541から発生する破壊的な効果を避けるため、特別な注意が必要です。

SCPA-JP-00541を操作する人物は、柔軟な精神的耐性と心理学的なトレーニングに従事している者に限定されます。SCPA-JP-00541に対する心理的耐性がない場合、耳鳴り、めまい、激しい頭痛、あるいは物理的な病状が発生する可能性があります。

SCPA-JP-00541に接触した人物は、必ず医師の診断と治療を受けてください。SCPA-JP-00541から発せられる不吉なエネルギーによって引き起こされる悪影響に対処することが必要です。

SCPA-JP-00541を保管する場合、耐久性や信頼性の高い保管庫に保管し、類似したオブジェクトと近接しないことが必要です。SCPA-JP-00541と同時に保管されるべきでない他のSCPAオブジェクトに注意を払い、SCPA-JP-00541の保管時の操作に関する厳密な規則を守る必要があります。

SCPA-JP-00541に接触または操作する際には、新鮮な精神的な状態と態度管理を維持するため、長時間作業しないでください。極端に疲れた状態でSCPA-JP-00541を操作しないでください。

記録番号:
SCPA-JP-00541

報告者:
████████博士

承認者:
████████博士