特別収容プロトコル:
SCPA-01197は、収容セル内の特定の位置に安全に保管されるべきです。収容セルは遮断されたエリア内に設置され、SCPA-01197を保護するために厳重なセキュリティ対策が適用されなければならない。SCPA-01197にアクセスする際は、必ず3名以上の警備員による警護が必要であり、アクセス権限は責任を持つ上級職員にのみ与えられるべきです。SCPA-01197の取り扱いは慎重に行われ、職員はSCPA-01197の周囲での行動について適切な訓練を受ける必要があります。

説明:
SCPA-01197は、外観上は一般的な貝殻に見えるが、その内部には異常な状態が存在する。SCPA-01197を開くと、その内部には無限の空間が広がっており、通常の物理法則に従わない特性が観測される。SCPA-01197内部の空間は常に拡張し続けており、一度入ると外部との接続が失われることが確認されています。SCPA-01197内部は常に構造が変化しており、探検者たちはしばしば迷子になると報告しています。また、SCPA-01197内部では時間の経過も不規則であり、数分の探索で数日が経過したという報告もある。SCPA-01197は何らかの未知の異次元領域につながっている可能性があり、その内部での観測や実験は重要な情報を提供する可能性があります。SCPA-01197はその性質から危険であり、誤った取り扱いや探索は制限されるべきです。

SCPA-01197は、研究員たちによってさまざまな試験が行われてきた。SCPA-01197内部の不思議な特性を調査するため、ロボット探査機や生体計測機器を内部に送り込む実験が行われた。しかし、これらの機器はSCPA-01197内部での通信障害や記録の不一致といった異常を報告し、完全に機能しなくなることが多かりました。SCPA-01197内部の空間がどのように構成されているのか、またどのような影響を及ぼすのかは未解明のままです。さらに、SCPA-01197に接近した生物が奇妙な幻覚を経験するという報告もあり、SCPA-01197内部には精神的な影響を及ぼす可能性があることが示唆されています。SCPA-01197は未知の力を秘めた危険な存在であり、従来の科学知識では理解しにくい謎に包まれています。将来の研究によってSCPA-01197の本質や目的が明らかになることを期待するが、その一方で十分な警戒が必要であることは疑いようがない。SCPA-01197の発見に至る経緯は謎に包まれています。SCPA-01197はある探検隊が海底洞窟で見つけたという報告が最初ですが、その隊員たちは全員行方不明となり、その後の捜索でも一切の痕跡が見つからなかりました。SCPA-01197が何者かによって意図的に隠蔽・封印されていたものか、あるいは偶然の発見であったかは不明ですが、その発見以降、謎めいた事件や異常現象がこの地域で増加しているとの報告が寄せられています。SCPA-01197内部の探検は多くの研究員たちを引きつけており、未知の世界に対する探求心や好奇心から多くの志願者がSCPA-01197の探索への参加を希望しています。しかしながら、SCPA-01197が持つ危険性や未知の影響への懸念から、探索は慎重かつ制約の中で行われており、その内部からの奇怪な現象や発見は、常に研究員たちを驚かせる要因となっています。SCPA-01197は、さらなる研究と調査を通じて、異常現象や未知の次元探索において重要な存在である可能性があります。

補遺:
SCPA-01197に関する研究を進める中で、SCPA-01197内部の構造や性質に関する新たな観察結果が得られています。最近の実験では、SCPA-01197内部の空間が3次元空間とは異なる幾何学的配列を示すことが確認された。また、特定のパターンや音の反響がSCPA-01197内部で奇妙な現象を引き起こすことが明らかになり、その影響を詳細に調査する必要があることが示唆されています。さらに、SCPA-01197内部で記録されたデータの分析から、SCPA-01197が他の異次元や宇宙との関連性を持つ可能性が浮上しており、異常な現象の原因がすでに我々の理解を超えた領域にある可能性を示唆しています。このような新たな知見を元に、SCPA-01197の研究と収容プロトコルの改訂が検討されています。

注意事項:
SCPA-01197に接近する際は、常に適切な警備措置をとること。SCPA-01197内部への探索は許可されておらず、無断での行動は厳しく禁止されています。SCPA-01197は未知の次元との接点である可能性があり、不用意な操作や取り扱いは予測不能な結果をもたらす恐れがあります。SCPA-01197へのアクセスは必要最小限にとどめ、特別収容プロトコルを遵守すること。

記録番号:
SCPA-JP-01197

報告者:
Dr. Saito Hiroko

承認者:
Site Director Yamamoto Ichiro