特別収容プロトコル:
SCPA- JP-00411は、シングルルームの収容室に設置された装置に収容されます。SCPA- JP-00411 の接触は、全員、警備スタッフ、研究員、Dクラス職員全員に禁止されています。SCPA- JP-00411 接触時の危険性を減らすため、スタッフは常にモニター越しに接するよう指導されています。SCPA- JP-00411 放置5分後に消失するため、実験に使用する前にセットアップが適切に行われていることを確認してください。SCPA- JP-00411 が失われた場合、直ちに報告してください。SCPA- JP-00411 に関する情報の共有は、放送以外のすべての手段で禁止されています。

説明:
SCPA- JP-00411は、人が創り出したマグマ層によって形成された未知の物質です。この物質は、空気中に開口部から洩れ出し、眠っている者の潜在意識を利用して消えるという性質を持っています。

SCPA- JP-00411 は限定された条件下で常に消失するため、その正確な物理過程は不明であることに注意してください。 しかしながら、SCPA- JP-00411 の刺激に反応することができる装置を用いて、SCPA- JP-00411 の存在が検出されています。

SCPA- JP-00411 に永久的な影響を与えることができる手段や方法は知られていません。SCPA- JP-00411 にアクセスできる者は研究員のみであり、彼らは SCPA-JP-00411 の危険性に気をつけて作業するように指示されています。

SCPA- JP-00411 は、睡眠時無防備な人々アクセスが容易であるため、危険な誘惑であり、小規模な減少が発見されています。SCPA- JP-00411 のシステムのセキュリティレベルが今後さらに向上するまで、SCPA- JP-00411 の接触を最小限にすることが重要です。

SCPA-JP-00411についてのさらなる情報は、実験中に蓄積されました。SCPA-JP-00411の存在を検出するために使用される端末は、スタッフが睡眠に入った場合に、大幅に解像度が向上します。

SCPA-JP-00411について初めての実験が行われた後、SCPA-JP-00411の消失の速度に関する分析が行われました。分析により、SCPA-JP-00411が消失した後に物質の再形成が起こらないことが確認されたため、SCPA-JP-00411は非可逆反応の可能性があることが示唆されました。

SCPA-JP-00411が無防備な睡眠者に消失するという事実とともに、SCPA-JP-00411のエネルギー消費は、SCPA-JP-00411が眠っている人数に線形的に依存することも示されました。一方、SCPA-JP -00411が生物学的な機構を介して作用することについてはまだ完全に理解されていません。SCPA-JP-00411が人間に対して有害であるかどうかも完全に理解されていませんが、SCPA-JP-00411が眠っている人々の数に過剰に反応することは判明しています。SCPA-JP-00411に関連するさらなる研究は、安全性に配慮しながら、引き続き推進されます。SCPA-JP-00411の存在に関連する研究に取り組む過程で、SCPA-JP-00411が持つ消失の速度に影響を与えるものが明らかになりました。SCPA-JP-00411は、緊張、恐怖、あるいは嫌悪などの負の感情状態で眠りにつく場合、消失が速くなることがわかりました。また、SCPA-JP-00411が入手可能である場合は、収容室内の保安装置でSCPA-JP-00411が識別できるようになっています。さらに、SCPA-JP-00411の消失により外部レベルから取り出される点が報告されており、これにより実験室外でSCPA-JP-00411を取り出す研究員の単独打ち合わせが禁止されています。

SCPA-JP-00411は、実験室の管理や個人の情報の保護、研究者や職員のトレーニング、またはSCPA-JP-00411の存在に関連する議論をすることなど、様々なレベルでの注意が必要です。SCPA-JP-00411を無防備な睡眠者から分離するために、SCPA-JP-00411にプリントを行うことができる新しい装置が検討されています。また、SCPA-FoundationはSCPA-JP-00411を除去する最新の技術に対する基礎研究や、SCPA-JP-00411の再生、製造、使用、および管理を制御するための方針の数々を策定することで、SCPA-JP-00411が生み出す危険性を最小限にすることを目指しています。

補遺:
SCPA-JP-00411の取扱いにおいて重要な問題がいくつか特定されています。

まず、SCPA-JP-00411の生物学的影響や病原性についての完全な評価はまだ不十分であります。SCPA-JP-00411が眠っている人々を健康に悪影響を与える可能性があるため、SCPA-JP-00411の医学的影響について詳細な調査が必要とされます。

二つ目の重要な問題は、SCPA-JP-00411がどのようにして生成されたかに関する研究が進んでいないことです。SCPA-JP-00411の生成に関する情報は、SCPA-JP-00411の分類改訂につながるかもしれません。SCPA-JP-00411が人工的に生産された場合、SCPA-JP-00411の生産元を特定することができ、SCPA-JP-00411の供給の管理が可能になります。

最後に、SCPA-JP-00411に対する継続的な確認と評価が必要であることが指摘されています。SCPA-JP-00411の保有者については、有効期限、安全性勧告、および資格要件を決定することが必要です。また、SCPA-JP-00411に関連する実験の正確な報告によって、SCPA-JP-00411に関する理解が更に深まることを期待しています。

注意事項:
SCPA- JP-00411 による事件を回避するため、SCPA-JP-00411 の情報は、他の SCPA と同じく、隠され類似の物を管理する者しかアクセスすべきではありません。 また、SCPA- JP-00411 の接触を代替なしに行う必要がある場合は、実験手順が厳密に遵守される必要があります。

SCPA- JP-00411 が盗まれて調べられた場合は、SCPA- JP-00411 を守る為の正式なプロトコルに従い、SCPA- JP-00411 の保安を確認する必要があります。SCPA- JP-00411 は一度入手されると返還されないことに注意してください。

SCPA- JP-00411 によって制御外の事件が発生した場合は、適切な保護手段と被害対応をすぐに実施してください。また、責任者に報告することも必要です。

記録番号:
SCPA-JP-00411

報告者:
█████ 博士

承認者:
█████ 作戦指揮部長