SCPA-JP-00215 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00215

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00215は専用の音の鳴らない収容室に保管されます。収容室の内部壁面は特殊な素材で覆われ、全ての発音を絶対に遮断しています。SCPAの近くでは音声が全く聞こえなくなるため、SCPAを操作するための通信手段はテキスト、手話、ポスターなどの視覚的な手段のみとします。SCPAの収容室は必ず警備員が立ち入り検査を行い、SCPAが正常に収容されていることを確認すること。

説明:
SCPA-JP-00215は、有機的な生命体のように見えるSCPAです。しかし、SCPAが発する音や声は一切聞こえず、周囲の音の影響を一切受けません。SCPAに何を投げつけても、踏んでも、息を吹きかけても何の反応もせず、唯一の特徴はSCPA-JP-00215の外観だけと言えるでしょう。SCPAは未だ起因は未知とされ、SCPAが存在する限り初期研究しかできていません。SCPAに検査を行っている理由やその能力については、SCPA研究所内での詳細な分析が必要です。

追加情報:
SCPA研究所内にて、SCPAに関する分析が進められていますが、SCPAに接触しても何の反応も示しません。SCPAがそのままの状態である限り、SCPAに関する詳細は把握されないため、SCPA-JP-00215というアイテムは未だ警戒を必要とします。

参照文献:

• SCPA-JP-00000: SCPA-JPのオブジェクトクラス一覧

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA研究所内にてSCPAを操作する際はシステム監視が必要です。また、SCPAの操作はテキスト、手話、ポスターなど、前述の視覚的な方法でのみ運用できます。SCPA以外の装置に操作に必要な音楽や効果音については、SCPAの影響に影響されず、通常通り再生可能です。

記録番号:
Incident Report-SCPA-00215-JP

報告者:
SCPA研究員 [REDACTED]

承認者:
SCPA責任者 [REDACTED]