報告書テンプレート SCPA-JP-00175

アイテム番号: SCPA-JP-00175

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00175は収容不可能であるため、原則としてより危険度の低いSCPAを与え、SCPA財団の権限により厳重に監視する。SCPA財団による常時 monitaring 担当者の監視が必要です。

SCPA財団により管理外の一般人にSCPA-00175の存在が知られない様にするため、守秘の義務を担保する措置が必要です。SCPA-00175接触者への強制投薬はASAグループの許可が必要。SCPA-00175にアクセスするための諸条件、手順は財団内部で定め、SCPA財団間で共有する。

SCPA-00175の周辺の住民にも守秘の義務を担保するため、専属の監視チームによる確認が必要です。SCPA-00175にアクセス可能な少数選抜された監督者のみが緊急時の対処を命じられる。

説明:
SCPA-JP-00175は、内部の想念世界を持つ城塞で、SCPA-JP-00175が居住する女性の欲望に従って形態を変化させることができる。SCPA-JP-00175は、恋愛関係を持つ女性に現れ、その女性と性的な関係を持ち一緒にSCPA-00175に入居することで、その女性を欲望の虜にしてしまう。

SCPA-00175は女性の欲望に合わせて、ファンタジーの世界を創り出すことができる。SCPA-00175は、3Dプリンタで作成された物理的な建物であり、クラスD職員を用いた実験によってSCPA-00175内における羽ばたく鳥、触れる風や、さわり心地のある布団など、五感全てを騙すことができるとの報告があります。

SCPA-00175に入居した女性たちは、SCPA-00175から出ることができず、SCPA-00175から出た女性は、3ヶ月以内に欲望に纏われて自殺することが確認されています。女性に限らず、性的な衝動に弱い者は、SCPA-00175から良くない影響を与えられる危険があるため、SCPA財団からこのSCPAを扱う権限を持つ財団職員に限定される。

追加情報:
SCPA-00175は、南フランスにある旧教会に建てられたとされ、SCPAが発見される1週間前まで、地元警察により不審者情報が報告され、SCPA財団職員が現地入りしていた。SCPA-00175所有者は、SCPA財団職員の正体を現地の警察に漏らし、SCPA財団職員は全員殺害された。SCPA-00175所有者は逮捕されたが、SCPA-00175の所有権に関する所在不明が続いており、現在も捜索中です。

SCPA-00175の研究開始以来、SCPA財団を含め、7件の被害事例が報告されています。SCPA-00175接触者は、SCPA財団による定期検査、強制投薬されることがあります。SCPA-00175接触者は、SCPA財団および関係した国家機関による監視が常に行われる。

参照文献:
SCPA-00175ハンドブック

Incident Report 00175-1

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00175からの誘惑に負けないように警戒すること。SCPA-00175への接触者は、継続的な健康チェックと、SCPA財団が命じるあらゆる任務に参加する義務があります。

記録番号:
Experiment Log 00175-1

報告者:
Dr.██████

承認者:
Site Director ████████