特別収容プロトコル:
SCPA Foundationにより収容されるSCPA-00773は、24時間体制で監視カメラによる監視を行うこと。SCPA-00773の展示室への出入りは、専用のアクセスコードを持つ認可された研究員のみが許可される。SCPA-00773の展示物や効果を直接目にする場合は、遮光用の特殊ゴーグルを着用すること。SCPA-00773の展示物に触れることは厳禁であり、触れた場合は直ちに洗浄処理を行うこと。SCPA-00773の展示室は遠隔操作で即座に封鎖可能なように設計されており、異常な状況が発生した際には隔離手段を迅速に実施すること。

説明:
SCPA-00773は、通常の現代アート作品の範疇を逸脱した特異な性質を持つ作品群を指す。これらの作品は一見すると一般的な観念や美学から逸脱した形態、色彩、構図を示しており、観客に深い興奮や恍惚感を与えると報告されています。SCPA-00773の作品は個々の作家によるものとされているが、その制作背景や手法には一切の記録が存在しない。また、SCPA-00773の作品に触れた者たちは、作品から発せられる不可思議な魅力に引き込まれ、作品の虜となることが多い。さらに、SCPA-00773の作品は一定の周期で異常な変化を示すことが報告されており、これらの変化は観測者にさまざまな影響をもたらす可能性があります。SCPA-00773の作品の正体や目的については未だ不明な点が多く、継続的な研究と監視が求められています。

追加情報:
SCPA-00773の作品は、しばしば観客に対して身体的・精神的な影響を及ぼすことが観察されています。一部の被験者は作品を鑑賞した後、幻覚や幻聴を経験し、現実との境界が曖昧になると報告しています。さらに、SCPA-00773の作品を長時間見つめていると、記憶の改変や時間の錯覚を引き起こすことがあると考えられています。これにより、一部の観測者は作品の中に永遠に閉じ込められるという恐怖を感じることがあるとされています。SCPA-00773の影響を受けた者たちは、しばしば過剰な熱意や執着を示し、作品に接触することへの欲求が強まることが観察されています。SCPA-00773はその異常な性質から、常に慎重な取り扱いが求められる異常作品であると考えられています。追加情報:
SCPA-00773の作品は、その独自性と魅力から一部のコレクターやアート愛好家により高額で取引されています。SCPA-00773の作品は市場に出回ることは稀であり、一部の秘匿されたオークションや非公開取引においてのみ入手可能となっています。購入者たちは、SCPA-00773の作品の持つ異様さや不可思議さに魅了され、自らのコレクションに加えることを望むようになることが多い。しかしながら、SCPA-00773の作品の保有者たちはしばしば運の悪さや非常に奇妙な出来事に見舞われるという報告が寄せられており、これらの作品が持つ不吉な影響力が噂されています。SCPA-00773によって引き起こされる現象は、一部の研究者やファンの間で「アートの呪い」として知られており、その存在は一部のコミュニティに広く議論の的となっています。SCPA-00773の作品との関わりには慎重さが要求されるばかりでなく、その素性の解明が急務となっています。

補遺:
SCPA-00773の作品は、特異な性質を持つため、継続的な研究と観察が必要です。最近の調査では、SCPA-00773の作品から放出される異常なエネルギーの性質が明らかになりつつある。特に、作品の一部からは未知の振動パターンが検出され、そのパターンが特定の周波数帯域で観測者の脳波に干渉する可能性が示唆されています。これにより、SCPA-00773の作品が観客の意識や感情に影響を与えるメカニズムが一部解明されつつある。今後の研究で、SCPA-00773の作品が持つ異常な効果の根源や制御方法について更なる明らかにすることが求められています。

注意事項:
SCPA-00773に関わる研究や観察を行う際には、過度の作品への没頭や感情のコントロールを失う可能性があるため、心理的なリスクに十分注意すること。SCPA-00773の作品には深層意識に影響を与える可能性があるため、特に精神安定性の低い職員は作品に接する際には注意が必要です。作品の変化や観測結果に異常な報告がある場合には速やかに上位職員に報告し、追加の対策を検討すること。SCPA-00773の展示物に触れることは絶対に避け、展示室内での過度な滞在を控えること。

記録番号:
SCPA-JP-00773

報告者:
あ

承認者:
Site-81 Site長 宛