特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00453は、SCPA研究基地内の収容室2Aに固定的に収容されています。この収容室の入り口は2重扉になっており、内側は常時閉じられ、外側は24時間態勢の警備員2名が常駐して開けることが指示されています。SCPA-JP-00453は、観察目的で24時間360度撮影されており、映像ファイルは必ず2重の暗号化が施されたストレージに格納されます。SCPA-JP-00453から聞こえる叫び声によるミーム的影響を低減するため、周辺にいる職員や警備員は、装備されたイヤープロテクターを着用してください。SCPA-JP-00453の解体や極端な取り扱い行為は禁止されており、収容プロトコル変更の決定には指揮命令サイト-19の上層部の推薦を経る必要があります。

説明:
SCPA-JP-00453は、複数の生物体が合体して形成された地球外生命体で、叫び声を発する習性がある異常存在です。SCPA-JP-00453は、約2メートルの高さと幅を持つ暗い灰色の外皮で覆われており、表面には不規則な模様が刻まれています。SCPA-JP-00453は、常に叫び声を発しており、この叫び声によって人間や動物に心理的な影響を与えるため、決して直接的にSCPA-JP-00453に接近することは禁止されています。

SCPA-JP-00453は、長時間の観察により、複数の知能存在が合体して形成されている生命体で、本来は別々の生命体であったと思われます。SCPA-JP-00453はシンクロナイズドクリーチャーとして分類され、懸念される問題の一つにSCPA-JP-00453のコンポーネントが個体分解することで生じる可能性があります。SCPA-JP-00453は、かなりの危険性がある生物体であることが明らかです。

SCPA-JP-00453は、偶発的な音響放射により人間に激しい不快感や恐怖感を与え、長時間聞かされると、聴覚異常や精神的な障害を引き起こすことが報告されています。SCPA研究基地内のスタッフは、SCPA-JP-00453からの無防備なコンタクトを避けるように指令を受けています。また、イヤープロテクターはSCPA-JP-00453の叫び声から保護するため、あらゆる作業時に着用されています。

SCPA-JP-00453は、決して放置してはならない生物体であり、単一の不注意が未曾有の危機を招く可能性があることが報告されています。SCPA-JP-00453は、観察や研究のために限定的に扱われ、イベントによっては特別検討の対象になることがあります。SCPA-00453は永久に保管され、最小限の人員によるSCPAの観察とモニタリングに従事することが指示されています。SCPA-JP-00453を利用している可能性のある外部エージェントは即座に関係法案に基づいて追跡される必要があります。SCPA-JP-00453についての最新研究データでは、SCPA-JP-00453が複数の知的存在から形成されており、本来は別々の生命体である可能性があることが明らかになりました。SCPA-JP-00453の生体構成要素は、しばしば観察時に変化があり、時々新たな機能が現れているため、SCPA-JP-00453は極めて秘密主義的であり、SCPA-JP-00453から得られるデータは極めて限定的です。

SCPA-JP-00453の調査対象から得られたデータでは、SCPA-JP-00453から放射される音波は高い集中力を持っているため、SCPA-JP-00453の叫び声が騒音ではなく、あくまで伝達機能となっていることがわかりました。また、SCPA-JP-00453から发散される放射線が毒性を有することも報告されています。SCPA-JP-00453の解体の試みが行われた場合、SCPA-JP-00453が分解されることで、放射性物質の大量拡散が起こることが予想されます。

SCPA-JP-00453に関する新たな情報については、SCPA基盤研究施設内部で議論が重ねられ、スタッフにはSCPA-JP-00453を取り扱う上での最新情報へのアクセスが提供されます。SCPA-JP-00453は影響力のある敵対者からの攻撃を受ける可能性が高いため、SCPA-JP-00453の議論はSCPA基盤内部の極めて限定された人々によってのみされます。

補遺:
SCPA-JP-00453に関する研究は今後も進行中です。現在の研究は、SCPA-JP-00453が放出する放射線によって、SCPA-JP-00453に接触した職員や警備員といった人員に健康上の影響を与える可能性があることに焦点を当てています。このため、SCPA-JP-00453に接触するすべての人員には、適切なスーツや保護具の装着が必要とされています。

また、SCPA-JP-00453の音響波の特性について、より詳細な研究が進んでいます。SCPA-JP-00453の音響波は、人間の聴力域をはるかに超えた領域にあるため、従来のイヤープロテクターでは十分な保護が困難なことが判明しています。これに対し、新たに特注の保護具が開発され、SCPA-JP-00453に接触した際の生命に対する被害を最小限に食い止めることが期待されます。

SCPA-JP-00453の研究に関する最新情報は、SCPA基盤内部において最高機密扱いされています。SCPA-JP-00453に関する情報が外部に漏れることがないよう、常に厳重な管理が行われています。

注意事項:
SCPA-JP-00453は、スタッフ、請負業者、警備員、または組織に関連するすべての人に対して危険な存在です。SCPA-JP-00453に接近することを含め、SCPA-JP-00453に関連するあらゆる形態の接触は禁止されています。 SCPA-JP-00453は、身体的な危害だけでなく、心理的な危害をもたらす可能性があるため、個別の収容プロトコルによって保護される必要があります。SCPA-JP-00453に関連するあらゆる情報の複製、記録、または誤用は禁止されます。SCPA-JP-00453に接触したことがある場合、すぐに所在地のSCPA-Foundation施設の医療スタッフによる診断を受けることが必要です。SCPA-JP-00453が強い影響力、あるいは特別な属性を持つ際には、警戒態勢または特別収容プロトコルを検討する可能性があり、駆け引きプロセスに参加する上層部管理者による承認が必要になります。

記録番号:
SCPA-JP-00453

報告者:
SCPA-JP-00453を調査した研究チーム。報告書の執筆者は[REDACTED]です。

承認者:
SCPA-JP-00453の報告書は、SCPA Foundation内部の監査役によって審査され、承認されました。