特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01272は、常時二名以上の武装した警備員によって監視される。SCPA-JP-01272が人間に接触する際には、防護服およびフルフェイス式呼吸器を着用した職員が対応しなければならない。また、SCPA-JP-01272との接触は特別な許可が必要であり、事前にリスクアセスメントを行うことが義務付けられる。SCPA財団内においてSCPA財団職員の安全を確保するため、SCPA-JP-01272は適切な防護装備を着用した状態で保管されなければならない。

説明:
SCPA-JP-01272は一見すると普通の日常的な物体ですが、特定の条件下で非常に危険な性質を示す。この物体は常に周囲に微細な異常を発生させており、その影響を受けた者は徐々に不安感や幻覚を引き起こされる。さらに、SCPA財団の記録には、SCPA財団職員がSCPA-JP-01272に接触した際に突然激しい攻撃性を示し、重傷を負わせたという報告が存在する。この攻撃性は特定のパターンや理由に基づいているようには見えず、不可解なままです。SCPA-JP-01272との接触は絶対に慎重に行われなければならず、関連する職員は適切な訓練と装備を受ける必要があります。SCPA-JP-01272はその予測不可能な性質から、常に危険な存在と見なされる。

SCPA財団の過去の研究によれば、SCPA-JP-01272は時間とともに異常なパターンを示すことが判明しています。観察記録によると、SCPA-JP-01272の攻撃性は特定の周期で増幅し、その後急激に低下するというパターンが観察されています。この周期性の変動は、環境条件やSCPA-JP-01272自体に何らかの因子が影響している可能性が示唆されているが、現時点ではそのメカニズムは完全に理解されていない。さらに、SCPA-JP-01272の周囲には不可視の異常なエネルギーが漂っており、これが周囲の生物に異常な影響を与えている可能性があると考えられています。このエネルギーがどのようにして発生し、どのように制御されるかについては、今後の研究が必要とされる。SCPA-JP-01272の異常な性質についての理解を深めることは、研究員たちによるより安全な収容と取り扱いのために重要です。SCPA-JP-01272の影響下に置かれた被験者や観察対象に関する報告書には、SCPA-JP-01272からの異常な電磁波放射が記録されています。これらの電磁波は通常の電磁スペクトル外に位置し、一部の機器や計測器具でしか検出できないため、その存在が長い間気づかれていなかりました。また、SCPA-JP-01272の周囲の空間には異常な磁場が形成され、この磁場変動がSCPA-JP-01272の攻撃性の変動と関連している可能性が浮上しています。さらに、SCPA-JP-01272に関する研究施設で働く職員たちの中には、SCPA-JP-01272の影響を受けて精神的健康に異常をきたすケースが複数報告されており、SCPA-JP-01272の危険性を更に示唆しています。これらの事実から、SCPA財団はSCPA-JP-01272に対する収容プロトコルの見直しを行うべきであり、SCPA-JP-01272が引き起こす異常な効果についての研究を積極的に推進する必要があります。

補遺:
SCPA-JP-01272の最新の研究により、SCPA-JP-01272が発する異常な電磁波が、周囲の物質との相互作用によって変化する可能性が示唆されています。特に、SCPA-JP-01272から放出される電磁波が特定の物質と相互作用することで新たな異常な現象が引き起こされることが観測されています。これにより、SCPA-JP-01272の影響がより複雑で予測困難なものであることが明らかとなった。さらなる研究により、SCPA-JP-01272の異常な性質を理解し、それに対処する方法を模索することが求められています。SCPA財団では、SCPA-JP-01272に関する研究および安全対策の強化に向けて、研究チームの協力とリソースの提供を継続して行う予定です。

注意事項:
SCPA財団職員はSCPA-JP-01272に接触する際には常に慎重を期し、防護装備を着用した状態での取り扱いを徹底しなければならない。SCPA-JP-01272の攻撃性が突発的であるため、接触や取り扱いに際しては常に周囲の状況を把握し、迅速かつ的確に対応することが不可欠です。さらに、SCPA-JP-01272の影響を受けた者には直ちに適切な精神医療措置を施すことが重要です。SCPA-JP-01272の性質を理解し、十分な警戒を怠らないように注意しなければならない。

記録番号:
SCPA-JP-01272

報告者:
SCPA Foundation調査員A

承認者:
Site-██のセキュリティディレクター J. ウィリアムズ