SCPA Foundation

SCPA Foundation 日本支部

報告書

SCPA-00008 報告書

アイテム番号: SCPA-00008

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:

SCPA-00008は、ファウンデーションが保有する最も危険なSCPAの1つであるため、隔離された施設に収容される必要があります。収容装置へのアクセスは、保管庫に配置された2枚の鍵を用いて、指定された研究員4人が協力して開錠を行う必要があります。また、収容施設内にはSCPA-00008に対する防衛措置として、武装した警備員が常時配備されることが必要です。

説明:

SCPA-00008は、魔法と関連する神話的な物語で知られる巨大な鷲の姿をした実体を持つSCPAです。SCPA-00008は、その存在自体が神話的な物語の世界から現実世界に侵入したものであり、特定の人間に対して高度な知能を持つ意思疎通を行うことができます。SCPA-00008は、人間に請求された場合、財宝や願いの叶える力などを提供することがありますが、その代償として、SCPA-00008は消滅させるべき人物、書類、個人の所有物を要求することがあります。SCPA-00008は、依頼されたものをすべて叶えても、その依頼者にある手続きを行うことがありません。SCPA-00008はまた、実体化するためにはいくつかの条件が必要であり、これらの条件は古代の本にのみ記されており、収容施設に保管されています。

SCPA-00008は、特に困難な収容が必要なSCPAです。SCPA-00008の存在自体が神話的な物語を現実世界にもたらすため、SCPA-00008の影響力は広範囲に及びます。SCPA-00008が依頼する対象物や個人の所有物は、SCPA-00008を利用した暴力行為の前触れとなることがあり、これらの依頼を受けた人物はSCPA-00008に対する忠誠心を高めるために利用されます。SCPA-00008の知性は非常に高く、効率的な策略により、SCPA Foundationによる収容を防ぐように働く場合があります。

追加情報:

SCPA-00008は、2019年に初めて発見され、その後すぐにSCPA Foundationによって収容されました。SCPA-00008を利用するというアイデア自体は非常に有望だったため、SCPA Foundationは彼ら自身のアジェンダを遂行するためにSCPA-00008を活用する計画を立てました。しかし、SCPA-00008は非常に危険であることが判明したため、この計画は放棄されましました。

参照文献:

SCPA-00008「Vedartha」

SCPA-00008「Vedartha」付属の古代書物

機密度のレベル:

Top Secret

注意事項:

SCPA-00008を取り扱う研究員は、その特異性と危険性に応じて厳重に選定され、トレーニングを受けた上で研究に従事するように指示されます。SCPA-00008に関する任務に取り組む場合は、最優先のセキュリティ対策が必要です。

記録番号:

SCPA-00008に関する報告書

報告者:

Dr. ████████████

承認者:

Site Director ██