特別収容プロトコル:
SCPA番号SCPA-JP-00996であるオムールン石は、それ自体に非常に強力な呪いが存在するため、適切な収容が必要です。
オムールン石は、12層の特殊な厚さの鉛層で完全に包まれた専用の保管容器に収められる必要があります。この鉛層は、強力な放射線や念動力などの異常活動を抑制する役割を果たします。

オムールン石はSCPA施設内の標準的な保管室の中には置かれず、特別防護された専用収容室に保管されます。この収容室は、厳格なアクセス制限が施され、適格な研究員および専門家のみが入室することが許可されます。さらに、収容室への出入りは、厳重な監視の下で行われ、任務に割り当てられた専門職員が常に立ち会います。

すべての作業者は、収容室に入る際に必ず適切な保護服を着用しなければなりません。保護服は特殊な材料で作られ、オムールン石からの任意の物理的または精神的な影響を最小限に抑える役割を果たします。

また、オムールン石は常に監視カメラで観察され、録画される必要があります。任何異常な現象や活動が検出された場合、直ちに関連する職員に報告する必要があります。

さらに、オムールン石は他のSCPAとの接触を避けるため、他の異常物体やエンティティとは隔離されなければなりません。SCPA-00996への接触は、事前の承認なしには絶対に許可されません。

以上の収容プロトコルを厳守することにより、オムールン石の呪いが管理され、関与する人々に被害が及ばないようにすることが求められます。

説明:
SCPA番号SCPA-JP-00996であるオムールン石は、非常に恐ろしい呪いを持つ異常な物体です。

オムールン石は、その銀色の光沢と独特の形状で特徴づけられます。外観的には美しいともいえるこの石には、古代の呪術的なエネルギーが宿っており、触れた者に強力な呪いをかけます。

一旦オムールン石に触れると、被験者にさまざまな異常な症状が現れ始めます。最初の段階では、身体的な変化が現れ、皮膚の色が次第に灰色に変化し、体力の低下、筋肉の萎縮、そして極度の痛みが特徴となります。これに加えて、被験者は幻覚や悪夢を経験し、常にパラノイアや不安感に襲われます。

さらに呪いの進行とともに、被験者は精神的な変化も経験します。人格の崩壊、思考の混乱、そして自己破壊的な行動が顕著になります。被験者は、自分自身や周囲の者への暴力を引き起こす危険性があります。また、オムールン石の近くにいるだけで、被験者の周囲の人々にも同様の異常な影響が及びます。

オムールン石の呪いは非常に強力であり、一度影響を受けると、除去することは困難です。これまでの試みでは、石を除去したり破壊したりしても、呪いは他の物体に宿ることが判明しています。

これまでの研究によると、この異常な石は古代の呪術師によって創造されたとされています。彼らはオムールン石を死者からの力の源として利用し、究極の復活の秘術や不老不死の力を求めていたと考えられます。

SCPA施設では、オムールン石の性質や作用機序についての研究が継続されています。しかし、この呪いの解除方法はまだ見つかっておらず、関与する人々の安全は最優先事項とされています。

SCPA番号SCPA-JP-00996のオムールン石について、さらなる追加情報が入手されました。

オムールン石は古代の呪術師が使用していたとされる効力を持つ物体であり、その存在は数多くの伝説や神話にも言及されています。一部の文献によれば、オムールン石は死者の魂を引き寄せ、その力を操ることができるとされています。

この石の呪いはどんな形態であれ、非常に持続力があり、被験者が死亡した場合であってもその影響は取り除かれません。実際、オムールン石に関わった被験者の大部分は、それによって引き起こされた苦痛や症状によって自殺を遂げています。

また、オムールン石を持つ者が一定の呪術的な儀式を行うことによって、他の物体や生命体にも呪いを宿すことができるという報告があります。このため、オムールン石の管理においては特に慎重さが求められます。

さらに研究の結果、オムールン石の周囲には強力な念動力の異常が発生していることが判明しました。この念動力は非常に広範囲に及び、周囲の物体や生命体に干渉する可能性があります。このため、オムールン石の収容プロトコルの一環として、電子機器や機械類はその周囲から遠ざけることが推奨されています。

さらに詳細な分析により、オムールン石の呪いは時間とともに強化される傾向があることが明らかになりました。そのため、石への触れる回数や時間が長ければ長いほど、被験者への影響は大きくなります。この特性により、オムールン石の密接な取り扱いは厳重に制限されています。

SCPA施設では、さらなる研究および解析が行われており、オムールン石の呪いの正体や防御方法の発見に向けて積極的に取り組んでいます。しかし、現時点ではまだ解決の手がかりは得られていません。関与する人々の安全を最優先に考慮しつつ、引き続き研究が行われる予定です。SCPA番号SCPA-JP-00996のオムールン石に関する追加情報が入手されました。

最近の調査により、オムールン石の呪いの効果は、被験者の個人的な信念や心情によっても変化することが明らかとなりました。被験者の心理的な強度や固さに影響を与えるため、強い意志力や精神的な安定性を持つ者ほど、呪いの影響から抵抗する可能性が高まります。一方で、精神的な脆弱性を持つ者や強い恐怖感を抱えている者は、より早期かつ深刻な症状を経験しやすいということが判明しています。

また、オムールン石の呪いは人間だけでなく、動物や植物にも影響を及ぼすことが報告されています。このためSCPA施設では、オムールン石の収容室の近くに生物を保持することは禁止されています。

さらに注目すべきは、オムールン石の取り扱いに関与する者の間での協調性への影響です。石に触れることや周囲のオーラが深刻な不和や敵対心を引き起こす傾向があります。これにより、オムールン石の保管や研究に従事するチームメンバー間での緊張が高まる可能性があります。このような状況下では、定期的な心理的な支援やチームビルディング活動が重要とされています。

オムールン石の起源については、まだ多くの謎が残されています。過去の文献や伝承に基づいて、この石は古代の魔術師が使用するために特別に創造されたものであり、その製作方法や素材についての具体的な情報はほとんど知られていません。研究者たちは、これらの情報を解明することによって、オムールン石の呪いを解く可能性を追求しています。

SCPA施設は引き続き、オムールン石の性質と影響に関する研究を進めつつ、効果的な収容プロトコルの確立と被験者への支援に取り組んでいます。未だに解決策は見つかっていませんが、より深い理解を得ることによって、オムールン石の脅威を管理し、被験者の安全を確保するための措置が講じられています。

補遺:
SCPA番号SCPA-JP-00996に

注意事項:
SCPA番号SCPA-JP-00996であるオムールン石の呪いに関する研究や取り扱いに際しては、以下の注意事項を遵守する必要があります。

1. 専門職員のみの取り扱い: オムールン石は非常に危険な呪いを持っており、無知な者に触れさせることは絶対に避けなければなりません。したがって、オムールン石の取り扱いは適格な研究員および専門職員に限定されます。それ以外の個人は近づくことも触れることも許可されません。

2. 適切な保護措置の使用: オムールン石に接触する際には、適切な保護服や装備を着用する必要があります。これには特殊な材料で作られた保護服や手袋、ゴーグルなどが含まれます。これらの保護措置は、オムールン石の影響を最小限に抑えるために使用されます。保護服の着用を怠ることは絶対に許されません。

3. 収容プロトコルの厳守: オムールン石を収容している施設や収容室の規則とプロトコルは厳格に遵守されなければなりません。収容室に入る際には必ず承認を得て、適切な手順に従って作業を行ってください。また、オムールン石との接触は、事前の承認なしには絶対に行わないでください。

4. 常に警戒を維持: オムールン石の近くにいる場合は、常に警戒を怠らないようにしてください。呪いの影響を受ける可能性があるため、自身の感情や思考の変化に留意してください。また、オムールン石の異常な活動や現象の徴候が見られた場合は、直ちに関連する職員に報告してください。

5. 他のSCPAとの隔離: オムールン石は他のSCPAとの接触を避ける必要があります。他の異常物体やエンティティとの接触や近づきを避け、オムールン石を他のSCPAとは隔離した状態に保ってください。

これらの注意事項を遵守することにより、オムールン石の呪いに関する研究や取り扱いが安全に行われ、関係者の安全が確保されることが期待されます。

記録番号:
SCPA-JP-00996

報告者:
Dr. ████████

承認者:
Site Director ██████