特別収容プロトコル:
SCPA番号SCPA-JP-00582「レジェンド・オブ・ベッドマン」は、SCPA財団の施設の中でも特に危険なSCPAのひとつです。SCPA-JP-00582の保管場所は、少なくとも3名の財団職員以上によって24時間体制で監視されるよう要求されています。SCPA-JP-00582を保管する部屋は、高い耐性壁が備わっており、SCPA-JP-00582が常にトラップされる状態にあると保証されています。 SCPA-JP-00582の保管場所には、SCPA-JP-00582に対する物理的接触を減らすため、保安カメラを取り付ける必要があります。SCPA-JP-00582に近づく際には、必ず遮断機を作動させ、STMカバーオールスーツを着用してください。SCPA-JP-00582の取り扱いには、SCPA-Foundation Protocol-00582「レジェンド・オブ・ベッドマン」の規定に従ってください。

説明:
SCPA-JP-00582の件について、多数の報告書から分かっていることを要約すると、SCPA-JP-00582は、謎の力を持つ存在「ベッドマン」の伝説が関係しているようです。SCPA-JP-00582は、ベッドマンが人間から抜き取った身体的特徴や性格を持つ人物たちの姿をとり、その人物が眠る場所に出現するとされています。SCPA-JP-00582に触れた場合、その人物は吸い取られた側の個性がSCPA-JP-00582に移されて、物理的、および精神的に変化します。SCPA財団の調査によれば、SCPA-JP-00582の収容は困難を極めます。SCPA-JP-00582は、安全な取り扱いを探るために世界中の施設に送られ、その多くで多数の死傷者を出しました。SCPA財団は、SCPA-JP-00582を発見した時点から、 SCPA-JP-00582に触れた者を保護することを最優先と考えています。
SCPA-JP-00582はすべての方向に拡散する可能性があるため、SCPA財団はSCPA-JP-00582を隔離し、可能な限り知識不足のままSCPA-JP-00582に接触することを防止するように努めています。SCPA財団は調査を行い、SCPA-JP-00582の性質を理解し、SCPA-JP-00582に影響を受ける可能性のある人物に関するデータベースを作成することで、SCPA-JP-00582に対する対策を講じます。SCPA-JP-00582を保管し、その影響下にある人物を保護するため、SCPA財団は常に新しい技術を利用し、SCPA-JP-00582に対する対策を改善し続けています。

SCPA-JP-00582に関するこれまでの研究成果が集約された際、SCPA財団の研究員たちはいくつかの洞察を得ました。SCPA-JP-00582によって変異した人物たちは、原型不明の可視性のない力によって現実的、および精神的に変化しました。SCPA財団は、SCPA-JP-00582に対する不可逆的な影響を防ぐため、SCPA-JP-00582に関連する情報を収集するために、SCPA-JP-00582に関して多数の実験を実施しました。
SCPA-JP-00582が伝説「ベッドマン」から派生している可能性が高いことがわかりました。SCPA財団は、伝説が現実となった時、SCPA-JP-00582が生成された可能性があることを突き止めました。SCPA財団の研究員たちは、SCPA-JP-00582によって引き起こされる可能性のある被害を予測し、SCPA-JP-00582を手動で探知、隔離し、保管することによって、SCPA-JP-00582に関連するリスクを最小限に抑えるという策が取られました。SCPA財団は、SCPA-JP-00582を隔離するうえで海外の敵対勢力からも危険があるため、SCPA-JP-00582を確保する直前から、SCPA財団は海外の施設にSCPA-JP-00582に対抗する機能と戦術を明かさないようにし、その情報を秘匿することを求めています。
SCPA-JP-00582に関する研究が進展するにつれて、SCPA財団の研究員たちは、SCPA-JP-00582の生成源とその性質に関する深い洞察を得ました。SCPA財団はSCPA-JP-00582に対する研究努力を増幅させ、理解を進めるとともに、SCPA-JP-00582の影響を受けている人物やSCPA-JP-00582に対して新しい戦術を探求することで、SCPA財団の目的を果たしています。SCPA-JP-00582の調査を継続する中、SCPA財団の職員たちは、SCPA-JP-00582が伝説「ベッドマン」を取り巻く言い伝えとどのように関連しているかについて、より深い洞察を得ました。SCPA財団は、SCPA-JP-00582がその力をそのまま伝説から引き出すことができるようになった可能性があることに気付き、SCPA-JP-00582の生成源について調査を深めました。SCPA財団の調査によると、SCPA-JP-00582の生成源は、明確に特定されていないため、SCPA財団はSCPA-JP-00582を対象とした新たな研究努力を行うようになりました。
SCPA-JP-00582の神秘的な性質を理解するために、SCPA財団はSCPA-JP-00582に異なる種類のエネルギー、特に精神エネルギーを与える実験を実施しています。SCPA財団は、SCPA-JP-00582が与えられたエネルギーに応じて変異することを発見し、SCPA財団はその機能を利用することができ、SCPA財団の防衛に役立つことを発見しました。SCPA財団の研究員たちは、SCPA-JP-00582の変異スキャンを進め、SCPA-JP-00582上でのエネルギー使用に関する重要な洞察を得ました。SCPA財団は、SCPA-JP-00582に対して、新しいエネルギーを与えることで、SCPA-JP-00582の変異をコントロールすることができると考えているため、SCPA-JP-00582に関する新たな実験に取り掛かりました。
SCPA-JP-00582の変異スキャンについては、SCPA財団が新しい技術を用いて実施しており、SCPA-JP-00582の変異が発生する情報を取得するため、膨大な情報が蓄積されるようになりました。SCPA財団の研究員たちが新たな実験を遂行するにつれ、SCPA-JP-00582に対する研究範囲が拡大しています。SCPA財団は、SCPA-JP-00582が抱えるリスクを把握しつつ、SCPA-JP-00582の謎を解くことに注力しています。

補遺:
SCPA-JP-00582は、SCPA財団によって厳重に監視されているにもかかわらず、SCPA-JP-00582に関係する新たな発見が続いています。SCPA財団の研究員たちは、SCPA-JP-00582が変異することによって、自らを防御し、脅威から身を守ろうとする可能性があることに気づきました。SCPA-JP-00582が自己防衛する仕組みを発見した場合、SCPA財団は即座に適切な対策を実施することが必要です。
SCPA-JP-00582に関する研究の進展について、SCPA財団は世界中の施設から報告書を収集しています。SCPA財団は、SCPA-JP-00582が世界中の施設に広がり、その影響を受ける人々が増加することを懸念しています。SCPA財団は、SCPA-JP-00582に関する情報の収集と関係する行動の把握をより効果的に行えるよう、各地の施設と協力していることをお知らせします。
SCPA-JP-00582が拡散した場合、SCPA財団は、SCPA-JP-00582に関する情報をすべて公開し、SCPA財団の関連施設との協力、そして一般市民の協力を求めます。SCPA-JP-00582は予測不能な危険をはらんでいるため、SCPA財団はSCPA-JP-00582に関する情報が世界中に広がることを防ぐことに全力を尽くしています。ただし、SCPA財団はSCPA-JP-00582が世界的脅威に発展する可能性があることに注意を喚起します。

注意事項:
SCPA-JP-00582は、非常に危険なアノマリーです。SCPA財団の職員の中でも、SCPA-JP-00582に対する特別な訓練を受けた職員のみがSCPA-JP-00582を収容するための許可を付与されることがあります。SCPA-JP-00582に接触する場合、必ずSTMカバーオールスーツを着用してください。SCPA-JP-00582が拡散する可能性があるため、特にSCPA-JP-00582を保管する部屋の上階は、SCPA財団の管理下に置かれなければなりません。SCPA-JP-00582と接触する際には、SCPA財団が提供する作業手順書に従ってください。SCPA財団には、SCPA-JP-00582を克服するための新しいテクノロジーを開発するための研究チームがありますが、SCPA-JP-00582との接触は、財団職員のみが行うように設定されています。SCPA-JP-00582はSCPA財団によって最も危険なアノマリーのひとつと見なされていますので、SCPA-JP-00582に接触することを強く禁じます。

記録番号:
SCPA-JP-00582

報告者:
SCPA財団 研究員 [REDACTED]

承認者:
SCPA財団 医学博士 [REDACTED]