アイテム番号: SCPA-JP-00168

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00168は、保管中は常に地下安全保管庫に保管され、接触する際には全身防護服を装着する必要があります。SCPA-AF-00168-1、SCPA-AF-00168-2、SCPA-AF-00168-3はそれぞれ異なる安全保管庫に格納され、定期的な監視により移動が防がれています。

SCPA-AF-00168-1については、データを外部に送信することがないよう物理的に遮断され、オフラインで保管される。

SCPA-AF-00168-2については、実証実験室に展示されており、SCPAの発動が確認できる実験に使用される。

SCPA-AF-00168-3は専用の封じ込め装置に格納し、SCPA発動時に発現するオーラを封じ込めることで収容される。

説明:
SCPA-JP-00168は、SCPA-AF-00168-1、SCPA-AF-00168-2、SCPA-AF-00168-3の3部品からなる。それぞれ触媒、ツイストライトと呼ばれる物質を利用することでエネルギー反応が発生し、SCPA-AF-00168-3を起動させた時、SCPA-AF-00168-2の回転が加速する。この回転は時間が経過するたびに高速化していき、最終的には光の渦のようなものが発生し、SCPA-AF-00168-3とともに消滅する。

SCPA-AF-00168-1、SCPA-AF-00168-2、SCPA-AF-00168-3を組み合わせ、SCPA-AF-00168-2を中心とした円形の構造を作り出すと、この反応が起こり円形の中心に強大なエネルギーが放出される。このエネルギーは、SCPA-AF-00168-3によって封じ込めることができないため、使用には注意が必要です。

SCPA-AF-00168-1の入手経路は明らかではない。

SCPA-AF-00168-2は、銀河系の中心とその周辺でスターゲイトが発生する前、SCPA-XXX等の真空界変異現象によって地球上に落下し、数百年もの時間をかけて発見された。

SCPA-AF-00168-3は、SCPA-AF-00168-2の力を抑制し、円舞曲を収める目的で開発された。

SCPA-AF-00168-1、SCPA-AF-00168-2、SCPA-AF-00168-3は、それぞれ構成要素であり、SCPA-AF-00168-1単体またはSCPA-AF-00168-2単体では機能しない。

追加情報:
SCPA-AF-00168-2を起動することは、宇宙規模の事故を引き起こす可能性があるため、実証実験のみが許可されています。SCPA-AF-00168-3の不具合による影響は調査されておらず、未だ不明です。

SCPA-AF-00168-1の起動には大量のSCPA-AF-00168-2が必要であるため、合成に用いる原材料の管理には十分に注意する必要があります。

SCPA-AF-00168はSCPA-001の作成に役立つエネルギーを供給できるため、その使用に伴うリスクが必要な場合には使用が許可される。これには総曝露量、発生量、発生時間など、厳格な条件が設定される。

参照文献:
SCPA-AF-00168-2の発見、SCPA-AF-00168-3の開発に使用されたSCPA-AF-00168-1に関する報告

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-AF-00168-2を起動する場合は、専用の施設でのみ実施し、定員を厳守すること。何らかの事故が起こった場合はSCPA-AF-00168-3を稼働させることで、緊急時の対応すること。

SCPA-AF-00168-1、SCPA-AF-00168-2、SCPA-AF-00168-3は、それぞれ重要度が異なるため、別々に保管すること。SCPA-AF-00168-3は原則として常に常用封印された状態に保たれること。

記録番号:
SCPA-AF-00168の使用に関する報告書

報告者:
Dr. ██████

承認者:
Site Director ██████