SCPA-JA-00303 報告書

アイテム番号: SCPA-JA-00303

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-JA-00303は特殊収容プロトコルOmega-13に従って高所に安全に収容されなければなりません。SCPAタイトルにもあるようにこのSCPAは音速を超える能力を有しているため、管理職による許可なしに移動してはいけません。SCPAの収容箇所にはブラックボックスを設置し、SCPA-JA-00303が移動しようとした際には即座にオメガハンドラーによってブラックボックスシステムが作動するようにしてください。SCPA-JA-00303は、全ての時間帯において、5人以上の職員によって監視されなければなりません。SCPA-JA-00303が監視員を攻撃する場合、即座に非常対応チームを展開させてください。

説明:
SCPA-JA-00303は、見かけはコンデジョーと呼ばれる域外生物によく似ており、背中には羽が生えています。SCPA-JA-00303は、音速を超える能力を獲得しています。この能力が発動された場合、SCPA-JA-00303は大きな音爆発を生じさせ、収容室を破壊する可能性があります。SCPA-JA-00303の発動する音爆発は、次元を作り上げるほど強力であるため、人間にとって危険です。SCPA-JA-00303は飛行能力を有しているにもかかわらず、角度や進路を制御することができません。
SCPA-JA-00303は、高速で飛行するため、衝突することがよくあります。SCPA-JA-00303と接触した物体、またはSCPA-JA-00303を打ち落とした物体は、一般的な重力に従って落下します。SCPA-JA-00303が飛行し続けている間は、それに接触しても物体は空中に停滞し、空中に浮遊したままになる現象が発生します。
SCPA-JA-00303は、食べ物がない状態でも生きていることができます。何らかの理由により、SCPA-JA-00303が捕食物を発見した場合、周囲の環境やSCPA-JA-00303の収容施設に損害を与える可能性があります。

追加情報:
SCPA-JA-00303は、SCPA Foundationによって確保された、数少ない音速を超える生物の一体です。SCPA-JA-00303は、飛行能力を持つ多数の域外生物と似ているが、軽微な翼の損傷でも音速を超えることができる唯一の生命体です。
SCPA-JA-00303は、地元住民に一度発見され、SCPA Foundationの調査によって回収されました。発見時、SCPA-JA-00303は電波を妨害するほどの音爆発を発生させ、辺り一帯に損害を与えた状態であった。

参照文献:

• Document JA-00303a - SCPA-JA-00303による損害に関する報告
• Document JA-00303b - SCPA-JA-00303の収容手順に関する報告
• Document JA-00303c - SCPA-JA-00303とその他の超音速生物との比較

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:

• SCPA-JA-00303は、収容室から移動してはなりません。
• SCPA-JA-00303を監視する際には、5名以上の職員を必要とします。
• SCPA-JA-00303が音速を超える能力を発揮した場合は、非常対応をする必要があります。
• SCPA-JA-00303が、攻撃的な行動を取るようになった場合は、即座に非常対応チームを展開してください。

記録番号:
Incident Report JA-00303-x - SCPA-JA-00303による損害に関する報告

報告者:
Dr. ████████

承認者:
Site-██ Site長