SCPA-JP-00238 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00238

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-00238は、収容セル内で標準的な生物収容プロトコルに従って保管する必要があります。SCPA-00238の餌となる虫類は適切に管理される必要があります。SCPA-00238の収容区域は、多数の給餌器と隠し場所を備えるように設計する必要があります。SCPA-00238が卵を産む前に、繁殖を防止する対策を取るようにしてください。

説明:
SCPA-00238はベングルトカゲの一種です。身体的な特徴は通常のベングルトカゲと比較して、より大きな尾とより赤っぽい腹部を持つことが特徴的です。さらにSCPA-00238は、生物学者によって発見された生物の中で、肉体的な側面で凍結抵抗性があることが知られています。

SCPA-00238は、脱皮および空腹状態に陥った際に異常な能力を示します。SCPA-00238の脱皮体は、完全に保存されている状態で発見されました。SCPA-00238は空腹になると、そこにある虫を食べるだけでなく、その上にオリジナルの脱皮体を作成するという異常な行動をとることがあります。

SCPA-00238の卵は高度な凍結保護技術（5000年以上）を用いて保管されています。開くことはできませんでしたが、卵は非常に高い発光性を示します。

追加情報:
SCPA-00238は現在、フィールドテスト中です。
SCPA-00238の卵が発見された場所は、Site-JPの地下にある基地の主要施設の近くであり、DLJ-38-Bというファイル名で保管されている機密レベルが「Top Secret」に指定されています。

参照文献:
SCPA-00238記録簿

機密度のレベル: Top Secret

注意事項:
SCPA-00238は、細心の注意を払って取り扱う必要があります。SCPA-00238の放流によるリスクは低いものの、SCPA-00238が脱皮する際の部屋の温度が0℃以下に下がっている必要があるので、必要に応じて加湿器を備える必要があります。繁殖は、SCPA-00238の保全計画を向上させる可能性があるため適切に管理されることが推奨されます。ただし、SCPA-00238の卵の改変や実験は禁止されています。

記録番号: Incident Report 00238-A

報告者: Dr.██████

承認者: Dr. ████████