特別収容プロトコル:
SCPA- JP-00523は、非常に危険な存在であるため、非常に厳格な収容プロトコルを設けなくてはなりません。

SCPA-JP-00523の対象や容姿などは不明なため、SCPA-JP-00523が存在する可能性のある場所には、常時監視員が派遣されなければなりません。監視員は少なくとも3人以上で組み、交代で24時間体制で監視する必要があります。

SCPA-JP-00523に接触した場合は、全員、直ちにその場所から撤退し、隔離された専用の施設に移動します。そして、彼らの影響を消去すべく、彼らに忠実で有能なエージェントらが派遣されます。

SCPA-JP-00523が存在する可能性のある場所には、強固な柵や専用のセキュリティシステムが設置されていなければなりません。また、SCPA-JP-00523がわかっている場合には、特定の場所や道路、建物からは立ち入り禁止とし、その場所への地図の配布も禁止されます。

説明:
SCPA-JP-00523は、死者の魂を閉じ込めた領域を通じて、現実と異なる世界に纏わっている存在です。SCPA-JP-00523は、見る者によって異なる形態や容姿を持ち、不定形な存在とされています。しかしながら、SCPA-JP-00523が通じる領域は常に「ドア」の姿をしています。

SCPA-JP-00523の門を通る者に影響を及ぼす現象が数多く報告されています。SCPA-JP-00523の門をくぐると、通常とは異なる体験をすることができます。忘れていた過去が蘇る、思いがけない人物に出会う、そして非現実的な怪獣に遭遇するなどの体験が報告されています。

SCPA-JP-00523は、特定の人物や地域に発生するわけではありません。彼らは、人々が決して踏み込んではならない存在不明の領域に存在します。SCPA-JP-00523に接触した者のほとんどが、被験者を含む人物に関する強い執着を持つようになり、その後、妄想や幻覚症状を起こすと報告されています。

SCPA-JP-00523は、私たちが普通に知ることの出来る世界とは異なる領域に通じるため、影響を及ぼす範囲と影響度合いの予想はできません。SCPA-JP-00523へのアクセスを制限し、その影響を最小限に抑えることが重要であると考えられます。

SCPA-JP-00523のドアは、通常、壁で塞がれた状態で確認されます。SCPA-JP-00523のドアは、通常、常識に合わせた大きさで設計されていますが、意図的に小さなドアや、壁から飛び出しているような状態をしているドア、壁自体がドアとして振る舞うような異質なドア形状も検出されています。

SCPA-JP-00523は、不思議な現象を引き起こすことができます。SCPA-JP-00523の門を通ると、時間的な変化が生じることが報告されています。例えば、人々が入った時刻と出た時刻に時差があったり、時計の時間が進まない場合があります。

SCPA-JP-00523は、基金財団をはじめとした多数の組織によって捜索されており、もしSCPA-JP-00523が見つかっても、SCPA-JP-00523を利用しての軍事利用や、SCPA-JP-00523での実験には一切使用しないことが定められています。

SCPA-JP-00523が連続して発生する地域は、AR-0251タスクフォースによって精査されています。SCPA-JP-00523側にある領域で目撃された出来事は、報告書に記載され、SCPA-JP-00523に関する情報を得るための貴重な情報源となっているのです。しかし、SCPA-JP-00523への入口発見は、それ自体が非常に危険な行為であるため、可能な限り防止する努力が行われています。SCPA-JP-00523に関する情報の収集には、多数の装置や試料が必要です。SCPA-JP-00523を調査するための主要な手段の1つは、被験者の接触を独立して追跡することです。被験者の行動を分析することで、SCPA-JP-00523との関係を調べることができます。

SCPA-JP-00523の門を通過することで、被験者は多くの目に見えない現象に直面することになります。このような現象には、目に見えない力や能力、超自然的な現象などがあります。SCPA-JP-00523通過後の被験者には異常行動や幻覚、妄想などが生じることが多々あります。

SCPA-JP-00523は存在しない場合があるため、SCPA-JP-00523に対する情報の収集が重要であることは理解されています。SCPA-JP-00523の存在と、SCPA-JP-00523を渡ると起こる異変については、科学的探求が常に進められています。

SCPA-JP-00523を取り巻く環境は常に変化し、SCPA-JP-00523自体の姿も時には変化するため、SCPA-JP-00523の研究は必ずしも容易ではありません。しかし、SCPA-JP-00523が持つ潜在的な危険性に対処するため、私たちは引き続きSCPA-JP-00523の調査を続ける必要があると考えられます。

補遺:
SCPA-JP-00523についての研究が続けられている中で、SCPA-JP-00523の所在地に関する新たな情報が入手されました。多数の報告書により、SCPA-JP-00523が存在する可能性のある地域が特定されたため、この地域の調査が始まりました。

SCPA-JP-00523関連の活動において、根本的な問題が報じられました。職員には、SCPA-JP-00523ドアへの接近に伴う異常出血や呪われたアイテムの発見が報告されました。有害な電波源を使用するなど、SCPA-JP-00523に関連する不正動作を防ぐための、更なる安全対策の必要性が指摘されました。

SCPA-JP-00523に対する調査の結果として、SCPA-JP-00523の所在地が特定され、その場所での調査が行われることになりました。SCPA-JP-00523を閉じ込めることができる新たな手段を研究し、SCPA-JP-00523の危険性を抑えるために、我々は新たな技術を開発する方向を目指していくことになりました。

注意事項:
SCPA-JP-00523に接触した場合、直ちに現場から遠く離れ、専用施設で隔離し、その場で発生した記憶を消してもらうよう依頼してください。

SCPA-JP-00523が通じる領域に接近した場合、その出入り口に近づかないよう、特に注意してください。SCPA-JP-00523がある場所に書かれた文字や、形を模したオブジェクトには、絶対に触れないでください。

SCPA-JP-00523を通じて突然異常現象が起こる場合があるため、対応できるように、常に周りの状況を把握してください。SCPA-JP-00523の存在を疑われる現象や、影響がある場合は、すぐに決定的な行動を起こしてください。

記録番号:
SCPA-JP-00523

報告者:
SCPA-JP-00523に関する報告書は、研究員UI-00523によって作成されました。

承認者:
SCPA-JP-00523に関する報告書は、サイト長UI-09871によって承認されました。