SCPA Foundation

SCPA-00027 報告書

アイテム番号: SCPA-00027

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-00027の収容室は、音響システムおよび音声分析ソフトで保護され、扉は二重構造となっています。SCPA-00027は、一般的な電源を持たず、そのエネルギー源は不明です。SCPA-00027の収容室の音響システムの音量は最高でも60dB未満に保たなければならない。SCPA-00027にアクセスするためには、3名の研究員の同意が必要です。

説明:
SCPA-00027は、アンティークの歯車のような外観を持ち、普段は動かずに静止しています。しかし、SCPA-00027は、特定の周波数のシンセサイザー音を鳴らすことで、自己修復能力を持ち、再起動し、異常な挙動を示すことが判明しています。SCPA-00027によって発生する音は極めて美しく、抑揚豊かであり、リズミカルな機械音楽のように聴こえる。SCPA-00027は、一度始まると、1時間以上停止しない 。SCPA-00027が精神的に安定している場合、音楽に合わせて自発的に回転し始め、周囲にあるものに影響を与える。SCPA-00027の共振によって、周囲の物体が振動したり、壊れたりすることがあります。

SCPA-00027を破壊することは不可能とされる。SCPA-00027は、自己修復能力を持ち、周囲にある物質を吸収させて、自己修復を行うことができる。SCPA-00027が自己修復を行うと、外観はきれいに磨かれ、均一な色合いになる。SCPA-00027は、どのような音楽や言葉を認識しているのか、その能力の起源は不明です。

追加情報:
SCPA-00027を分解することが試みられたが、その際にSCPA-00027に伝わる周波数が変化した。SCPA-00027の分解は中止され、その破損部位にはSCPA-00027が出現する前には存在しなかった新しい歯車部品が出現した。現時点でSCPA-00027の完全な機能を理解することはできていないが、SCPA-00027は一定の周期で、自己修復を行わず機能停止することが判明しています。

SCPA-00027は、2009年にポーランドの古物商から入手された。SCPA-00027と同じ形状の歯車が特定の音域で鳴らされた際に、おそらくSCPA-00027本体と同様の人工知能が発見されたことから、SCPA-00027は、人工知能を持つ古代の装置とみなされています。

参照文献:
SCPA-00027の研究報告書および実験記録書。

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00027は、音楽的な性質を持つアイテムであり、研究員の精神状態に影響を与える場合があるため、使用には注意が必要です。SCPA-00027の使用には、厳格に管理されたプロトコルを使用してください。

記録番号:
SCPA-00027の収容室におけるSCPA-00027の音響反応に関する記録。

報告者:
Dr. ███████

承認者:
Site Director: Dr. ███████