特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00850は、収容施設内の隔離された森林エリアに設けられたセンサーと監視カメラによって24時間体制で監視されます。SCPA-JP-00850に接近する際は、必ず装備された特殊防護服を着用し、2名以上の職員が同行する必要があります。SCPA-JP-00850内の植物や生物への接触は厳禁とし、許可なく施設内に持ち込まれることは絶対に許されません。SCPA-JP-00850内での調査や実験は、適切な許可を得た上で慎重に行われる必要があります。

説明:
SCPA-JP-00850、通称「崩壊の森」は、その存在が周囲の地形や生態系に異常な影響を与えることで知られる異常地点です。この森林は常に不気味な雰囲気に包まれ、植物や動物が異常に変異した形態で存在しています。森の中を進むと、時間や空間が歪み、迷子になる恐れが高まります。また、森の中では聞こえるはずのない声や幻覚が発生し、気味悪さを増幅させます。SCPA-JP-00850内では、観測された個体の90%以上が生命体ではない未知の存在であり、常識を超える構造や形態を持っていると報告されています。研究チームは森の中心部に何か重要な存在がある可能性を指摘しており、調査を継続する中でさらなる謎が浮かび上がっています。

SCPA-JP-00850内の調査チームは、森の深部で奇妙な記号や古代文字が刻まれた石碑を発見しました。これらの文字は不明な言語で書かれており、翻訳が困難であることが確認されています。また、石碑の周囲には不可解なパターンの光が発生し、一部の調査員がこの光の影響を受けて一時的に記憶を失ったという報告もあります。

さらに、SCPA-JP-00850内では時間の経過が通常とは異なる速度で進行しており、調査員が入ったと思われる時間の錯覚に陥ることがあります。ある研究員は、森の中で行方不明になったと報告されましたが、数か月後に施設に無事帰還しました。彼はその間の記憶が不明瞭で、深い苦悩を抱えているとされています。

さらに、SCPA-JP-00850内では不定期に生物学的な変異が起き、植物や昆虫が異常な進化を遂げることが確認されています。これらの変異体は通常の生物とは異なる特性を持ち、時には攻撃的な行動を示すこともあります。研究チームはこれらの異常な変化が森の空間や時間の歪みと関連があると考えており、更なる解明が待たれています。SCPA-JP-00850内の調査チームは、最近の観測で森の中で謎の現象が頻繁に発生していることを報告しました。夜間には不可解な光や音が聞こえ、職員たちは奇妙な幻聴や幻覚に襲われることがあります。これらの現象は通常の自然現象とは異なり、一部の被験者は短期間の記憶喪失や精神的混乱を経験しています。

さらに、最近の調査でSCPA-JP-00850内で発見された神秘的な石碑や生物の変異について新たな特性が明らかになりました。石碑に刻まれた記号が夜間に光り輝き、その謎めいたパターンは周囲に異次元的な影響を及ぼしている可能性が指摘されています。一方、変異した生物たちは従来の知識に照らして理解不能な特性を示し、彼らの行動パターンが予測不可能なものとなっています。

さらに不気味さを増すSCPA-JP-00850内の状況に加え、調査チームは森の奥深くにさらなる謎を解明すべく探検を続けています。この森が持つ異常な力が今後どのような影響をもたらすのか、研究員たちは慎重にその調査を進めており、これまでに明らかにされた異常な事象について継続的な研究が求められています。

補遺:
最近の観測で、SCPA-JP-00850内の異常な現象が一層複雑化していることが判明しました。特に、一部の調査員が報告した異常な夢や幻覚が、その内容によっては現実世界に影響を及ぼす可能性が指摘されています。これにより、SCPA-JP-00850が持つ異次元的な性質について深く探求するための新たな研究計画が検討されています。

さらに、過去の記録を再検討した結果、SCPA-JP-00850周辺で発生した人的被害や設備の損傷が、それまで以上に危険度が高いことが明らかになりました。これを受けて、森へのアクセス制限や新たな安全対策の導入が検討されています。今後の研究においては、職員の安全を最優先に考慮し、SCPA-JP-00850が持つ未知の力に対するリスク管理を徹底することが必要となります。

注意事項:
SCPA-JP-00850内での行動は常に慎重に行わなければなりません。職員は適切な防護装備を身に着け、2名以上で行動することを徹底しなければなりません。SCPA-JP-00850内での生物や植物に接触することは絶対に禁止されており、森林内の変異した存在に近づくことは危険を伴います。また、森の中での幻聴や幻覚に惑わされないよう、冷静さを保つことが重要です。SCPA-JP-00850内部の調査や実験は、機密情報保護のために慎重に取り組まれなければなりません。

記録番号:
SCPA-JP-00850

報告者:
あ

承認者:
Site-81長官 満潮 徹