特別収容プロトコル:
SCPA-01114は、収容セル内の装置にて常に細心の注意を払い、42回以上の紙の折り畳みを防止するようにしてください。収容セル内には折り畳み可能な紙や類似物は一切存在してはならず、紙製品の持ち込みは厳に禁止されます。折り紙や折り紙のような物品の誤使用を防ぐため、定期的な監視と巡回を欠かさず実施してください。SCPA-01114が42回以上折り畳まれた際には、即座に安全な環境への避難プロトコルを発動し、収容セルを直ちに封鎖してください。

説明:
SCPA-01114は、通常の紙製品ですが、42回以上折りたたまれると異常な性質を発現する特異な現象を示す。通常の紙製品は何度折り曲げられても一定の限界回数で破壊されるが、SCPA-01114はその限界を超えて何度でも折り曲げを可能とする。第一発見者がSCPA-01114を紙飛行機を作るために試みた際、何度も折り曲げた結果、42回目の折り曲げ時に突如として未知のエネルギー変化が起こり、周囲の観察記録が異常なものになることが報告された。

SCPA-01114が42回以上折り曲げられると、その影響範囲内の物質の性質が変化し、周囲に異常現象が引き起こされる。この異常現象は一貫性を持ち、観測される未知のエネルギーの生成源は依然として解明されていない。SCPA-01114が折り曲げられた状態を維持する限り、その異常な性質は持続し続けるため、SCPA-01114の管理および収容は重要性を増しています。

追加情報:
初期の実験において、SCPA-01114が異常な性質を発現する閾値が42回折り曲げであることが判明した後、研究チームはその異常性についてさらに詳細な調査を行った。42回以上折り曲げられたSCPA-01114による異常現象は、周囲の物質に波及し、一部の被験者が異常な感覚や幻覚を報告することが確認された。特に、42回目の折り曲げが完了した瞬間に発生する光の輝きは、一部の者に異常な興奮や幸福感をもたらすという報告があります。

さらに、SCPA-01114が42回以上折り曲げられると、周囲の時間軸に微細なずれが生じる現象が観測されています。このずれはごく僅かな時間のズレであり、一般的な人間には気付きにくいが、詳細な時間測定装置によって検知されています。この時間軸ずれのメカニズムや影響についての継続的な研究が行われており、SCPA-01114が引き起こす異常事象の理解と制御に向けた取り組みが続けられています。追加情報:
最近の実験で、SCPA-01114が異常な性質を示す際に、その影響範囲が予想以上に広がることが発見された。特に、42回以上折り曲げられたSCPA-01114による異常現象は、周囲の空間に次元的な歪みをもたらす可能性が浮上しています。この次元的な歪みは、一部の研究員が複数の平行現実からの情報を受信した可能性を示唆しており、SCPA-01114の影響が宇宙論的なレベルまで影響を及ぼす可能性が懸念されています。

さらに、SCPA-01114が折り曲げられる際の過程において、折り曲げられた紙の分子構造に一部異常が見られることが報告されています。通常の紙製品では存在しない異常な分子配列が観測され、これがSCPA-01114の異常な特性を支えている可能性が示唆されています。この異常な分子構造に関する研究は今後も継続され、SCPA-01114の正体解明と安全な取り扱い方法の確立に向けて進められる予定です。

補遺:
SCPA-01114は、実験や観察を通じて異常な性質を持つことが確認されています。しかし、これまでの研究や試験においてもまだ解明されていない側面が多数存在しています。特に、SCPA-01114が42回以上折り曲げられた際に引き起こす異常現象の全貌や、その背後にある原因については不明な点が多く残っています。

今後の研究では、SCPA-01114の異常性を解明するためにより高度な技術や分析手段を導入し、その特性や影響をより深く探究していく予定です。さらに、SCPA-01114が示す異常なエネルギーの性質や時間軸のずれ、次元的な歪みなどについても継続的な研究が行われることとなる。SCPA-01114が持つ様々な謎に挑む研究チームの取り組みに期待が寄せられています。

注意事項:
SCPA-01114に対する実験や操作に際しては、紙を42回折り曲げる行為が潜在的な危険を伴うことに留意すること。この過程で突発的な異常現象が発生する可能性があるため、未訓練者や非必要な実験は厳に禁止される。SCPA-01114に接する者は常に慎重かつ専門的に行動し、収容プロトコルに厳密に従うように注意が必要です。SCPA-01114の性質を理解し、適切な処置を続けることが重要です。

記録番号:
SCPA-JP-01114

報告者:
あ

承認者:
Site-81長官 源田真澄