特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01198は、防音室内の鉛製コンテナに保管されなければならない。コンテナの内部は厚さ10cm以上の接着されたシリカゲルで覆われ、常時モニタリングされなければならない。SCPA-JP-01198が発する音波は定期的に分析され、周囲への影響を確認する。SCPA-JP-01198の保管施設は、十分な遮音および遮蔽工事が施されたうえで、定期的な点検が行われなければならない。SCPA-JP-01198の外部に触れる際は、必ず専用の防音イヤーマフを着用すること。

説明:
SCPA-JP-01198は一見普通のボールペンのように見えるが、使用すると異常な効果が現れる謎のアイテムです。このボールペンで書かれた文章は、通常のインクではなく何らかの未知の物質によって記されており、読む者の心に様々な幻覚や恐怖を引き起こすことが報告されています。さらに、SCPA-JP-01198から発せられる超常的な音波が周囲に拡散され、聞く者の心理状態を不安定にする可能性があるとされています。また、SCPA-JP-01198を持つ者はしばしば幻聴や幻覚に悩まされ、常軌を逸した行動をとることがあるという報告もある。SCPA-JP-01198はその正体が未だ解明されておらず、研究と適切な収容が喫緊の課題となっています。

追加情報:
SCPA-JP-01198が最初に発見されたのは、███████大学の文献室に収められた古い書庫の中であった。同大学の学生がその書庫でSCPA-JP-01198を見つけ、試しに使ってみたところ、以降その学生は異常な振る舞いをするようになったという報告が上がったことから、SCPA財団に報告が寄せられた。SCPA-JP-01198を使用したその学生以外にも、同様の異常現象を経験した者が複数報告されており、SCPA-JP-01198の持つ異常性が深刻であることがうかがえる。さらに、SCPA-JP-01198を解析しようとした研究チームの一部が突然行方不明となった事件が起こり、SCPA-JP-01198の謎はますます深まっています。現在、SCPA-JP-01198に関する研究と収容プロトコルの強化が急がれています。追加情報:
SCPA-JP-01198の影響を受けた者たちの中には、長期間にわたり幻聴や幻覚に苦しむ個体が報告されています。特にSCPA-JP-01198から発せられる音波が原因とみられ、その音波は通常の人間の聴覚範囲を超える周波数であり、一部の被験者には健康被害を及ぼす可能性があります。さらに、SCPA-JP-01198の持ち主には、奇妙な幽霊や不気味な影の姿を目撃したと報告する者もおり、その存在がSCPA-JP-01198との関連性を示唆しています。また、SCPA-JP-01198は特定の時期や条件下で活性化される可能性が指摘されており、その制御が困難であるとされています。これらの追加情報から、SCPA-JP-01198の異常性と危険性がより一層明らかになってきており、研究と対応策の迅速な検討が求められています。

補遺:
SCPA-JP-01198の研究チームは、SCPA-JP-01198が放つ音波による影響を研究する際、特殊な音響デバイスを使用して周囲の環境をモニタリングすることを試みた。その結果、SCPA-JP-01198から発せられる音波の周波数が人間の聴覚範囲を超えており、一部の被験者には頭痛や吐き気などの症状が現れることが確認された。さらに、音波の変動パターンが特定の条件下で不規則に変化することが観察され、これがSCPA-JP-01198の持つ異常性の一端を示す可能性があります。SCPA-JP-01198の音波に晒される際は、適切な防護措置と十分な安全マージンを確保することが極めて重要です。

注意事項:
SCPA-JP-01198に接近する際は、耳栓および防音イヤーマフを着用してください。SCPA-JP-01198で書かれた文書の内容を読む際は、精神的な影響を考慮し、十分な準備を行ってから取り扱ってください。SCPA-JP-01198の周囲では、異常な音波の発生が観測されるため、長時間の滞在は避けるようにしてください。SCPA-JP-01198が保管されている施設に立ち入る際は、常に防音措置を確認し、根拠のない恐怖感や幻覚に注意してください。

記録番号:
SCPA-JP-01198

報告者:
シウマ研究員

承認者:
オガタ博士