SCPA Foundation

SCPA-00022 報告書

アイテム番号: SCPA-00022

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA財団は、SCPA-00022の影響下にある地域内に入ることを禁止します。SCPA-00022の影響下にある建物は密に監視され、SCPA財団により定期的に消毒されます。SCPA-00022の影響下にある病院においては、外の世界との接触を断ち、以前のような外来診療を行わないようにします。SCPA-00022により死亡した個体は、ガス処理を行った後に焼却処分されます。

説明:
SCPA-00022は、特定の地域内で生息している、寄生する昆虫です。SCPA-00022は、レンズのような眼を持ち、その眼を通して被害者に「影像」を詰め込みます。影像自体は不可視ですが、被害者は感知します。被害者は、以降の数日間で、自分自身が影像内に存在し、他の被害者や生物に対して暴力を振るうようになります。この行動は「宿主」の精神を支配することによって起こります。宿主の精神は、髄液によって感染を広げるSCPA-00022によって覆われ、感染がある限り、宿主は通常の精神状態に戻ることはありません。

SCPA-00022自体は小さいため、簡単に見落とされます。影像には特別な意味があるとは思われず、一見何の影響もないことが多いため、SCPA-00022の存在はしばしば気づかれません。SCPA-00022は、あらゆる生物に感染することができ、それにより、影響下にある建物や地域は、恐怖の中に陥ります。

SCPA-00022は、密室内で永久的に生き続けることができ、気密性が高い施設であっても、SCPA-00022を完全に完全に排除することは不可能だと思われます。SCPA財団は、SCPA-00022を特定地域内で管理し、対応策を講じることによってSCPA-00022をコントロールし、世界中に広まることを防いでいます。

追加情報:
SCPA-00022は、各地に分布していますが、最も深刻な影響を与えているのは、██████ █████████付近です。SCPA-00022は、以前は地元の民間伝承において触れられていましたが、SCPA財団に対して報告されたのは、2014年6月となりました。SCPA-00022は、今後も、SCPA財団の監視下にある地域で追跡・監視され続けます。

参照文献:

• 「SCPA-00022のとある家族の生態学的行動パターンについて」 by Dr. ██████
• 「SCPA-00022の影響下にある地域の住民影響調査の結果」 by Agent ██████

機密度のレベル: Top Secret

注意事項:
SCPA-00022の影響下にある地域内に入ることは禁止されており、絶対に入ることはできません。SCPA-00022に直接触れないでください。

記録番号: Incident Report 00022-01

報告者: Dr. ███████

承認者: Site Director ███████