特別収容プロトコル:
SCPAJA-JP-01030はFoundation収容施設内に特別な神社を模した環境で収容されます。神社の外観、内装、および周囲の環境は、古代の神道の風習や儀式を模倣するように配置されなければなりません。神社の入口には警告看板を設置し、施設への立ち入りを禁止する必要があります。SCPAJA-JP-01030への接近は、慎重に監視され、施設への立ち入りが許可された個人以外は断固拒否されなければなりません。また、神社の周囲には遮断線を設置し、一般人の立ち入りを防止する必要があります。

説明:
SCPAJA-JP-01030は一見すると普通の鳥居であり、一般的な神社に見られるものとほとんど変わりません。しかしながら、この鳥居をくぐるときには重大な選択が被験者に課されます。鳥居をくぐった場合、その数だけ子供が不可解な方法で死亡するという異常な力が発動します。死亡のメカニズムは一貫性を欠き、子供たちは突然消失したり奇妙な傷を負ったりします。

さらに、鳥居をくぐらなかった場合、非常に広範囲な大災害が発生し、少なくとも一千万人の大人が死亡する可能性があるとされています。この異常現象は、現在の科学力では解明できない原理に基づいており、被験者が直面する選択は極めて困難です。

SCPAJA-JP-01030はこのような異常な現象を引き起こすため、一般大衆や一般財産との接触を防ぐために特別な収容が必要とされています。被験者や関係者は、この異常事態の深刻さを理解し、慎重な対応が求められます。

SCPAJA-JP-01030に関する追加の情報では、被験者や研究者が鳥居をくぐった後に生じる現象について詳しく検証されています。被験者たちは普段から持っている子供や親戚、友人などに関連する出来事が異常な影響を受けることが確認されています。たとえば、鳥居をくぐった直後にその子供や友人が意図せず怪我を負ったり、突然失踪するといった事例が報告されています。

さらに、SCPAJA-JP-01030が設置されている神社周辺では、不可解な現象が頻繁に観測されています。地元住民によると、神社の周辺では子供の声や泣き声が聞こえたり、夜間には不気味な光が発生するとの証言があります。これらの現象は、SCPAJA-JP-01030が持つ異常な力が神社全体に影響を及ぼしている可能性が指摘されています。

さらに、研究者たちはSCPAJA-JP-01030が持つ異常な力の原因やメカニズムを解明するため、鳥居の構造や素材の分析を行っています。しかし、これまでの研究では未だその異常性の根源について完全に理解することはできておらず、神秘的な要素を多く含むSCPAJA-JP-01030の謎を解明するための研究が今後も継続されていく予定です。SCPAJA-JP-01030に関するさらなる追加情報では、鳥居をくぐった被験者による体験談や心理的影響に焦点を当てて研究が進められています。多くの被験者は鳥居をくぐった後、深刻な後悔や責任の重圧に苦しむことが報告されています。子供たちの不可解な死は被験者に深いトラウマを与え、その後の日常生活にも大きな影響を及ぼしているとされています。

さらに、鳥居をくぐった被験者の中には、異常な現象を目撃したり、予知能力に目覚めたと主張する者も出現しています。これらの主張は科学的に検証が難しい部分もありますが、その一部は確かに異常な力を経験したことによる心理的変化である可能性も考慮されています。

さらに、過去の記録や伝承から、SCPAJA-JP-01030が所在する地域には古くから不可解な現象や神秘的なエピソードが伝わっていることが判明しています。そのため、この地域における超常現象や異常事象の発生は決してSCPAJA-JP-01030だけの現象ではなく、歴史的・文化的背景との関連性も深く考察されています。SCPAJA-JP-01030が持つ異常性には、地域の神話や伝承との密接なつながりが存在する可能性が指摘されています。

補遺:
最近の研究により、SCPAJA-JP-01030の異常性が何らかの形で周囲の環境にも影響を与える可能性が指摘されています。特に、SCPAJA-JP-01030の設置場所周辺での自然現象や気候変動が異常に頻発する傾向が報告されています。局地的な気象異常や生態系の変動など、SCPAJA-JP-01030の異常性が地域全体に波及し影響を及ぼしている可能性が浮上しています。

さらに、過去の資料や証言に基づく調査では、SCPAJA-JP-01030と同様の異常現象が歴史的に複数回観察されていることが明らかになっています。これらの似たような異常事象が同一の原因によって引き起こされているのか、それとも異なる起源を持つものなのか、さらなる研究が必要とされています。

最新の研究では、SCPAJA-JP-01030に関する記録や報告について、秘匿度を高めるための詳細な検閲とアクセス制限が導入されています。これにより、SCPAJA-JP-01030が持つ異常な力が誤用されたり外部に漏洩するリスクを最小限に抑えることが図られています。今後もSCPAJA-JP-01030に関する研究と監視が継続され、可能な限りその異常性を解明するための取り組みが続けられる予定です。

注意事項:
鳥居をくぐれ (SCPAJA-JP-01030) に接近する際には絶対に慎重を期すようにしてください。このアイテムは非常に危険な力を持っており、その影響を甘く見ることは避けなければなりません。鳥居の近くでの行動や試験は、指示されたプロトコルに厳密に従うようにしてください。一般大衆にはこのアイテムの存在や効果が漏れないよう、特に注意を払ってください。SCPAJA-JP-01030の性質を理解することは我々の使命の一端であり、その遵守が最優先となります。

記録番号:
SCPAJA-JP-01030

報告者:
あ

承認者:
Site-81長官、O5評議会