調査員名：高橋研究員

調査内容：SCPA-JP-O-00036の収容方法の検討

新たな検査を実施した結果、SCPA財団におけるSCPA-JP-O-00036の収容方法の見直しが必要であることが判明しました。SCPA-A-XXXXは、決して直接触れてはいけないアイテムですが、その物理的特性について深く理解されていないため、それに対応する特別収容プロトコルを確立する必要があります。

現在の保管方法としては、SCPA-JP-O-00036が密閉された保護ケース内に収容され、直接触れることはできないことが規定されています。しかし、SCPA-JP-O-00036に周辺に発生する大気中の湿度の影響を考慮した収容方法が必要であることが分かりましました。今後の調査によって、新たな収容方法が模索される予定です。

調査員名：天類研究員

調査内容：SCPA-JP-O-00036の実験結果

SCPA-FR-O-00036の綿毛化反応を観察する実験を行いました。実験では、SCPA-FR-O-00036に空気中の二酸化硫黄を吹きかけ、1時間後に反応を観察しました。実験後、SCPA-FR-O-00036の全体が綿毛状に変化し、一定量の綿毛が周囲に広がりました。また、この実験での綿毛化反応は、SCPA-FR-O-00036が人間に直接接触することなくも起こることが確認されました。今後は、SCPA-FR-O-00036の異常性質を把握するため、より詳細な実験を行う予定です。

調査員名：山本研究員

調査内容：
SCPA-JP-O-00036に関する追加実験を実施し、新しい発見がありました。SCPA-JP-O-00036と同室で過ごしていたネズミが、SCPA-JP-O-00036を見た後、身体に綿毛のようなものが生え、窒息死する現象を確認しました。また、SCPA-JP-O-00036と同室で過ごしていたカエル、蝶々、金魚についても同様の現象が発生し、窒息死してしまいました。これらの実験により、SCPA-JP-O-00036による影響が生物によって異なることが判明しました。

特に、金魚については、幻覚を引き起こす時間が早いことが観察されました。SCPA-JP-O-00036は非常に危険なアイテムであり、近づくことすら許されません。

報告書には記載されていませんでしたが、SCPA-JP-O-00036によって多数の死亡事件が起きていることが明らかになり、今後の対策について検討が必要であると考えます。

調査員名：天類研究員

調査内容：
SCPA-JP-O-00036の綿毛化現象についての追加実験を実施しました。実験結果から、SCPA-JP-O-00036に対して強い光を照射することで、綿毛化現象を回避することができることがわかりました。また、光が弱いほど綿毛化が進行する速度が速く、光が完全に遮られると、わずか10秒で綿毛に覆われ窒息死します。この光の影響により、綿毛化現象が引き起こされる原因には、特殊な波長やエネルギーが関係している可能性が高いことが示唆されました。今後、光学的手法を用いてSCPA-JP-O-00036の特性を詳しく調査する予定です。