特別収容プロトコル:
SCPA-00450はSCPA財団本部内の機密性の高い文書群のうちのひとつです。
SCPA-00450は財団における人工的な心的外傷性因子の研究内容に関する文書を保管する。
SCPA-00450の保管場所は、指定された管理者による機密文書施設に収容することが必要です。
SCPA-00450の内容に触れた者もしくはSCPA-00450によって引き起こされた影響を受けた者は、SCPA-00450の影響から影響を受けた範囲に応じたカウンセリングと監視が必要です。
SCPA-00450が外部に暴露された場合、財団による追跡及び抹殺を行い、外部に流出しないようにすることが必要です。

説明:
SCPA-00450は財団における人工的な心的外傷性因子を研究するために設立された「絶望的すぎる研究テーマ選定委員会」が、その膨大な文書群を整理、保管する為に作成された保管システムです。
SCPA-00450には、財団における致死的、もしくは人工的に心的外傷を引き起こす因子に関する文書が収められています。
SCPA-00450には、SCPA財団内でも高い機密性を誇る非公開文書の多くが含まれており、このタスクフォースによっての製造及び管理は、機密保管事故につながるときわめて重大であるとされています。
SCPA-00450の存在、およびそれが保持する文書についての情報の漏洩は、財団において容認されない厳重管理下で行われています。
SCPA-00450の文書群は、従来のSCPAファイル様式に沿っていない場合があるため、SCPA財団全体の体系的な協力が必要です。
SCPA-00450は安全性が極めて高く、収容の注意が必要であり、SCPA財団が適格な対応策を講じるように指示されています。

SCPA-00450のいくつかの文書には、特定のテーマに関する情報が含まれており、個々のテーマ性に応じた特定の取扱いが指示されています。
SCPA-00450は、SCPA財団における機密性の高い研究プロジェクトへのアクセスに関する制限があるため、全てのSCPA財団の職員がSCPA-00450の収容プロトコルおよび制限に従うことが必要です。
SCPA財団全体で、SCPA-00450に含まれるすべての文書の確認を行い、種々の注意が必要な情報がある場合は、その文書の取り扱いを指導する必要があります。
SCPA-00450の管理者は、機密性の高い種々の文書を理解、維持するため、SCPAファイル専用の暗号化ファイルシステム内に保管しています。
SCPA-00450管理者は、SCPAファイル様式を変更する可能性がありますが、その場合はSCPA財団内部での相談の上、変更を行う必要があります。
SCPA-00450管理者は、対象の文書に対する理解を深めるため、根拠に基づいた要因のリサーチが必要であり、SCPA-00450は財団全体の保護にとっての鍵となるため、その適切な管理が求められます。SCPA-00450には、現在の責任管理者により、保管された文書の保護や処理に対する更新が行われています。
SCPA-00450取り扱いに関する責任管理者は、SCPA-00450に含まれる文書の収集、整理、分類、文書管理、保管、分散、復元、機密性保持、再パッケージング、処分、移行など、さまざまな職責を負っています。
SCPA-00450の収容場所や保管施設は、安全を確保するために制限され、SCPAファイルマニュアルに準拠した安全性を常に維持する必要があります。
SCPA-00450の管理者は、保管された文書を直接扱うことはできず、代表者を介して管理されています。
SCPA-00450の目的は、SCPA財団の内部における素材の保護および情報の保管にあり、文書に含まれる内容が外部に漏洩することは許されません。
SCPA-00450の改変や文書消失など、文書情報の維持に関する問題が発生する場合は、SCPA財団全体が動員され、情報保護に関する迅速、継続的な措置が取られる必要があります。

補遺:
SCPA-00450に収められている文書について、あらゆる形式の情報が収容されています。SCPA-00450の保管場所が限定されるため、文書のバックアップ保管場所の確保が必要です。
SCPA-00450の文書は、一部の危険な情報に関する偽装或いは改変があることがあるため、特に備えを持つ必要があります。
SCPA-00450の管理者は、文書の扱いに特別な訓練を受け、SCPA財団の文書管理に関するポリシーを遵守する必要があります。
SCPA-00450の管理者は、指定された施設において、SCPA財団全体からアクセスできる状態で、安全で信頼できる方法で文書を管理する必要があります。
SCPA-00450の文書がSCPA財団の遂行する不正確な作業や情報の陳腐化、誤用等によって損傷を受けた場合、それに関連するすべての文書は、特別なプロトコルの下で封印され、調査が実施されます。
SCPA-00450に関する何らかの異常を検出した場合は、すぐにSCPA財団全体に通知され、石破ヌルフィック博士に報告する必要があります。

注意事項:
SCPA-00450の保管場所には、警備員、監視員、及び高度な管理者が必ず配置される必要があります。SCPA-00450に対する不正なアクセス、漏洩、盗難に備えて、保管施設には監視カメラ、センサー、封鎖システムなどの機器が設置される必要があります。
SCPA-00450の保管施設にアクセスする場合は、あらかじめ許可が必要です。許可なしでSCPA-00450にアクセスした場合、SCPA財団の最高機密に対する不適切かつ危険なアクセスとみなされ、適宜定められた最重度の処置がとられる。
SCPA-00450の指定管理者は、より広範囲な機密情報管理の能力を持ち、機密保守のための彼ら独自の権限を持っている必要があります。
SCPA-00450の内容について、SCPA財団職員容姿検査、精神検査、及び最終的な記憶消去手順が実施される必要があります。
SCPA-00450から失われたデータや文書はSCPA財団に深刻な損害をもたらす恐れがあるため、適切かつ完全なバックアップ用のデータ保全処置が必要です。

記録番号:
SCPA-AJP-00450

報告者:
SCPA Foundation研究員 山田太郎

承認者:
SCPA Foundation管理責任者 田中花子