特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00172は、24時間監視カメラで常時監視すること。SCPA-JP-00172が映像に現れる際には、直ちに映像の閲覧を中止し、現場にいる全員を避難させること。SCPA-JP-00172が発生した映像はすべて特定の専用サーバーに保存し、一般職員のアクセスを制限すること。SCPA-JP-00172の影響を受けた個体や装置は、速やかに隔離され、分析および処置を行うこと。SCPA-JP-00172の調査や解析は、文字の影響を最小限に抑えるため、遠隔操作されたロボットやAIによって行うこと。

説明:
SCPA-JP-00172は、突如として映像に現れる謎の文字で構成された現象です。この文字は字幕の形をとり、会話やコミュニケーションをすることは不可能です。SCPA-JP-00172が映像に出現すると、周囲の人々はこれらの文字を違和感なく理解し、映像を見続けることができる。しかし、これらの文字は一般的な言語や文字体系には属さず、意味不明な記号や文字で構成されています。SCPA-JP-00172が映像に現れると、そこに存在する全ての生物や物体に一種の「ミーム汚染」が引き起こされ、周囲の環境に奇妙な影響を与える可能性があります。SCPA-JP-00172の正体や目的、その影響の拡大範囲については未だ解明されていない。研究チームはSCPA-JP-00172の性質を詳細に調査し、この異常な現象がもたらす潜在的な危険性について常に警戒しています。

SCPA-JP-00172の文字は、通常の人間の認識能力を超えた次元に存在する可能性が指摘されています。これらの文字は一種の「視覚的錯覚」として捉えられ、人間の脳に直接影響を及ぼすことが観察されています。SCPA-JP-00172が映像に現れた場合、観察者は自らの知覚が歪められた状態であると感じず、むしろ自然な光景であると誤解して受け入れる傾向があります。この点において、SCPA-JP-00172は非常に巧妙に人間の脳を欺き、異常な存在であるにも関わらずその存在を疑われにくくしています。研究チームはSCPA-JP-00172の文字の特性やその影響を内部の神経系に及ぼす仕組みなどについて深く分析を行っており、この現象がどのようにして人間の意識と知覚に干渉するのかを解明するために努めています。SCPA-JP-00172の研究は今後も継続され、人類にとって潜在的な脅威となり得る可能性があるため、慎重な対応と注意が求められています。SCPA-JP-00172に関するさらなる研究により、この異常現象が引き起こすミーム汚染の影響が深刻であることが判明してきた。ミーム汚染とは、SCPA-JP-00172の文字が周囲の環境や生物に対して意識的または無意識的に影響を与え、その振る舞いや思考を変化させる現象を指す。例えば、SCPA-JP-00172の文字を視認した個体は、文字に描かれた意味不明な命令に従って行動を起こすことがあると報告されています。さらに、SCPA-JP-00172が引き起こすミーム汚染は、感情や記憶にも影響を及ぼす可能性が指摘されており、長期的な暴走や混乱が懸念されています。これにより、SCPA-JP-00172の研究および収容はより厳格な管理と注意が必要であることが明らかとなっています。研究チームは、SCPA-JP-00172が引き起こすミーム汚染のメカニズムを解明し、汚染の拡大を防ぐための対策を研究しています。今後の研究成果に期待が寄せられる一方で、SCPA-JP-00172の持つ未知の危険性に対しても引き続き警戒が必要です。

補遺:
SCPA-JP-00172によるミーム汚染の影響についての研究が進行中ですが、様々な実験が行われています。SCPA-JP-00172の文字が描かれた映像をさまざまな生物や物体に提示し、その反応を詳細に分析することで、ミーム汚染のメカニズムや影響範囲についての理解を深めています。また、SCPA-JP-00172が生み出す文字の特性や意味解釈に関する研究も行われており、これらの文字が持つ可能性について一層の探究が行われています。さらに、SCPA-JP-00172に関連する記録や被験者の証言を分析し、異常現象の根本原因を突き止めるための取り組みが急がれています。SCPA-JP-00172は我々の通常の理解を超えた存在であり、その正体が明らかにされるまで、慎重かつ綿密な研究が継続されることが重要です。

注意事項:
SCPA-JP-00172に関わる映像や文字を扱う際は、過度な暴露を避け、極力短時間のみ接触するようにしてください。SCPA-JP-00172の文字や影響は意味不明なものであり、長時間の暴露は精神的健康に悪影響を及ぼす可能性があります。特にSCPA-JP-00172が現れる映像を処理する際は、適切な保護措置をとり、心理的影響を警戒してください。SCPA-JP-00172の研究や解析は機密度の高い作業であるため、情報の取り扱いには細心の注意を払ってください。SCPA-JP-00172によるミーム汚染が発生した場合は、速やかに隔離し、専門チームによる処置を行うよう努めてください。

記録番号:
SCPA-JP-00172

報告者:
SCPA生産者

承認者:
Site-81長官 満月花 展示