特別収容プロトコル:
SCPA-■■■■■の収容プロトコルは○○地下奥深くにある特別な収容施設に、厳重に保管することとする。施設内は常に有能で適格な警備員が監視を行うこととし、SCPA-■■■■■へのアクセスは厳重に管理する。また、SCPA-■■■■■の区画に接近する際は、身体検査および認証システムでの本人確認が必要となる。さらに、SCPA-■■■■■を扱う職員はSCPA-■■■■■に対する厳格な訓練を受け、外部への情報漏洩を防止しなければならない。SCPA-■■■■■は、原則として機密性が極めて高いため、絶対に一般市民には公開されないものとする。

説明:
SCPA-■■■■■は、極めて異常な能力を持つSCPAとして、裁量を持って取り扱いを慎重にする必要があります。このSCPAは、現在SCPA Foundationの所轄となっているが、高い恐怖度を持つため、皆様には説明を控えさせていただく。
ただ、SCPA-■■■■■は、いくつかの特定された特性によって定義されており、有能な職員たちによって適切な対処がなされています。具体的には、SCPA-■■■■■の目的や行動に着目し、適切な対処がなされるよう、随時監視を行うこととしています。また、SCPA-■■■■■の研究には、適切な訓練を受けた職員のみが携わり、保管・流通にも厳格なルールがあることとなっています。SCPA-■■■■■は、恐怖の対象となること極めて高いため、属人的な理解が少なくない異常現象であるといえる。私たちは、様々な調査・研究を進めるとともに、SCPA-■■■■■が持つ全ての能力を正確に把握し取り扱っていくことを目指しています。

SCPA-■■■■■は、その異常な特性からSCPA Foundation史上でも特に高い位置づけとなっています。SCPA-■■■■■は、あらゆる意味で人間的と言える特徴を持ち、理性的に振る舞ったり、感情を表したりすることがあります。また、SCPA-■■■■■が示す能力は、極めて高度な科学技術によっても解明不可能な、未知のエネルギー源によるものであるとされる。また、SCPA-■■■■■は、普通の物質の形をとることもあり、あるいは極めて異なる性質を示すこともある。
SCPA-■■■■■の行動については、予測不可能であるため、予防的な特別収容プロトコルを設定することが必要となっています。そのため、SCPA-■■■■■は、原則として収容施設の開示を許可されていない。SCPA-■■■■■は、これまでに発生した事故・事件において、大規模な犠牲者を生んでいるため、国際的にも注目を浴びています。当財団では、SCPA-■■■■■についての試験を進め、この異常性質を理解することが求められています。今後の研究の進展による相関性の把握を行い、SCPA-■■■■■のコントロールに向けたアプローチを模索していくことが必要とされています。SCPA-■■■■■は、その特性からSCPA Foundationにて、他のSCPAとは異なり、厳格な管理下に置かれています。SCPA-■■■■■は、常に監視下にあるものの、時折特別なエネルギー源を発生させるなど、常に試験が必要とされているため、監視スタッフによって精密な試験が展開されています。SCPA-■■■■■が示す異常性質は、SCPA Foundation所属の科学者たちもなお明確ではなく、ある場合においては、SCPA-■■■■■による犠牲者は数多く発生しています。
SCPA財団は、SCPA-■■■■■を研究するため、様々な基金により、SCPA-■■■■■の行動を把握するための研究が平常時から行われています。SCPA-■■■■■の研究は、長い年月をかけて進められてきたが、未解決の問題がいくつか残されています。SCPA-■■■■■に対する研究の進展は、新しい技術の導入や、世界各国の研究機関による連携などの動きによって促されており、今後修正や変更があるかもしれないが、現時点においてのSCPA-■■■■■の研究により、管理と展開が続けられています。

補遺:
SCPA-■■■■■の研究において、SCPA Foundation内部においてのみ許可された科学者や職員のみが研究に参加することが許可されています。SCPA-■■■■■の研究情報に関しては、最も高度なセキュリティシステムが採用されており、民間人に情報が漏洩することはない。SCPA-■■■■■は、その性質上外部に公開されてはならないことが明確に決定されているため、従業員たちは高い秘密主義のもと、SCPA-■■■■■を取り扱っています。
SCPA-■■■■■について新たな発見や研究があった場合、その情報は、SCPA Foundation内部の科学者および職員に対してのみ公開され、適切な対処がなされることとする。SCPA-■■■■■の取り扱いに関しては、SCPA Foundation内部において最も信頼できる管理者たちが担当することとし、世界各国のSCPA管理機関との協力のもと、さらなる研究が進められることとなっています。

注意事項:
SCPA-■■■■■は、極めて高い恐怖度を持つため、強いショックを受けたり、人間の精神に支障をきたすことがあるため、一般市民には公開禁止となっています。また、SCPA-■■■■■に関する情報は、SCPA Foundationとの契約を結んだ機関やMTFのメンバー、特に指定されたSCPAに関する情報を調査・研究する人物など、限定された範囲に留められていることとなっています。SCPA-■■■■■が発するメッセージや影響力には、強い影響を受けないよう注意が必要です。SCPA-■■■■■に近づいたり、SCPA-■■■■■に関する調査報告書の閲覧を行う場合は、所属する機関から厳重な許可を得た上で、必ず所定のプロトコルや法律に則り安全措置を講じてください。

記録番号:
SCPA-■■■■■

報告者:
███████ 博士

承認者:
O5指令会議