特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00612の収容場所は、5m x 5m x 3mの巨大金庫室内にある密閉された安全容器内です。
SCPA-JP-00612の関節部分には僅かに異常な変形を見せるため、人員による拘束は避けられるべきです。SCPA-JP-00612の容器の監視は一日につき少なくとも2人の武装員を配置する必要があり、重要度が比較的低い場合でも定期的な監視つきます。
SCPA-JP-00612を超音波で撃つことは、SCPA-JP-00612のウイルスに感染する可能性を持っているため推奨されません。SCPA-JP-00612に関するすべての実験と研究は、SCPA-JP-00612がクリーンルーム内にある認定された施設でのみ行われることができます。

説明:
SCPA-JP-00612は、古代エジプトでMマスクと呼ばれているミイラが発見されたときに収集されたものです。SCPA-JP-00612は、そのMマスクの負の影響によって損傷を受けており、左腕が無く、折れ曲がったヒザと右肘が見られます。SCPA-JP-00612は、優れた傷つけずの塗料によって着色され、人形のような特徴を持ちますが、この特定のコレクションは、その表情、ポーズ、目の位置などで他と同一ではありません。

SCPA-JP-00612は、二次的なアナンクティローシスによる体内の骨の変形が見られ、また常に茶色の液体を滴らせています。SCPA-JP-00612の謎めいた茶色の液体には、SCPA-JP-00612の発生源であるウイルスが含まれています。SCPA-JP-00612に触れた場合、SCPA-JP-00612のウイルスはすぐに被験者に感染します。

SCPA-JP-00612は、感染者に急速な緊張感と恐怖心を引き起こし、笑うことができなくなり、結局はSCPA-JP-00612自身に笑わされるまで発狂します。さらに、SCPA-JP-00612のウイルスが完全に進行すると、被験者の身体が青白く腫れ上がり、死亡するまで続く凍結状態に陥ります。SCPA-JP-00612に感染している人々は、SCPA-JP-00612がかつて私たちが知っている世界を変えた黙示録のような出来事を引き起こしたと考えていますが、証拠はありません。

SCPA-JP-00612のウイルスは、空気中で結晶の形で存在するため、感染を防ぐには、空気濾過システムの完璧な使用が不可欠です。SCPA-JP-00612のウイルスは、特定の特性を持つスパイダーやシャチホコ等の生物に寄生することがあります。SCPA-JP-00612のウイルスは、SCPA-JP-00612以外のオブジェクトも同様に影響を与えます。SCPA-JP-00612は、適切に含まれない場合、地球上の全ての生物が感染する可能性があるため、SCPA-JP-00612は急速に収容される必要があります。

SCPA-JP-00612の周りには、理由がわからない嫌気性の墳墓用品が散乱しています。下の階層には、Mマスクを身に着けた埋葬者の遺体が積み上げられている地下墓所があり、SCPA-JP-00612に感染している人間が重要な情報を提供する場合は、この部分にアクセスする必要があります。

SCPA-JP-00612の墓には、SCPA-JP-00612のウイルスが原因でクラスターを引き起こしたことがあるため、墓にアクセスするために使用された特別掘削チームのメンバーたちの遺体が残っています。墓に近づくことは、SCPA-JP-00612のウイルスによって引き起こされる応答を誘発するため、SCPA-JP-00612の治療に関与する人員は、十分な訓練と装備を受けなければなりません。SCPA-JP-00612の発見、収集、移動過程は、類似のSCPAと比較して非常に不測の事態が多く、多数のエージェントと科学者が命を失っています。SCPA-JP-00612を捕獲した後、SCPA財団からの意志を超越してSCPA-JP-00612の情報が漏洩することが発生しました。SCPA-JP-00612の情報は次々と増え、それが原因で深刻な危機に陥りました。
SCPA-JP-00612に感染している人々の威力は、最近行われた調査で明らかになりました。SCPA-JP-00612に感染している人々の50％は、SCPA-JP-00612自体と同様に、骨格構造上の奇形を示しており、それがSCPA-JP-00612ウイルスの危険性の一つとして認識されています。SCPA-JP-00612に感染している被験者は、外見と健康状態の大幅な変化を経験し、過剰なイマジネーションを引き起こします。

SCPA-JP-00612のウイルスは、SCPA財団の観察から、異常かつ複雑な生化学反応を引き起こすことがわかっています。SCPA財団の科学者たちは、SCPA-JP-00612のウイルスに起因する異常な現象の研究を続けており、SCPA-JP-00612に関連するウイルスの可能性を探るため新しい実験が常に行われています。

SCPA-JP-00612は、SCPA財団の文書の中でも特異な存在で、世界中のサイトに複数存在しています。SCPA-JP-00612の所有権がある人物は、SCPA財団により強制破棄される場合があります。そのため、SCPA-JP-00612の発見や所有者の識別は、SCPA財団組織内にとって何年にもわたるトピックの1つとなります。

補遺:
SCPA財団からの独立した信頼できる情報源によると、SCPA-JP-00612は戦争用の生化学兵器として可能性があると考えられています。SCPA-JP-00612は、ウイルス自体が不安定であるため、SCPA財団によく知られたSCPAと類似する一般的なウイルスとは異なります。SCPA-JP-00612は、SCPA財団の科学者たちの間で非常に興味深い製品であり、SCPA財団が持っている膨大なデータの中で最も謎めいたSCPAの一つです。

SCPA-JP-00612が後世に残す影響は、未だに解決されていません。SCPA-JP-00612は、人々にはるかに強力で恐ろしいウイルスであり、SCPA財団の人員はSCPA-JP-00612の危険性を理解し、その感染を防ぐために尽力しています。SCPA財団が後に発表する情報によれば、SCPA-JP-00612はどのように、いつ、誰によって生み出されたのかについては、明らかになっていません。しかし、SCPA財団の科学者たちは、SCPA-JP-00612が戦争、テロリズム、飢餓、人口削減など、恐ろしい結果をもたらす可能性があるためSCPA-JP-00612の重要性について強く警告しています。

注意事項:
SCPA-JP-00612に接触する際には、適切なバイオハザードスーツを着用し、SCPA-JP-00612に近づかないようにしてください。SCPA-JP-00612に感染した場合、徹底した監視と治療を受ける必要があります。
SCPA-JP-00612のコンテナを移動する前に、移動に必要な許可を得る必要があります。SCPA-JP-00612が発生することによる恐怖心やストレスのために、SCPA-JP-00612に直接対応している人員は、定期的なカウンセリングを受ける必要があります。SCPA-JP-00612の研究と実験には、最高レベルの安全規格が必要です。
SCPA-JP-00612に関する情報は、必要に応じて必ず暗号化され、最小限に抑えられたグループ内でのみ共有されるべきです。SCPA-JP-00612に関する情報の共有に関するすべての手順は、スーパーバイザーの承認を受ける必要があります。スーパーバイザーによる情報の不適切な使用は、厳しく扱われます。

記録番号:
SCPA-JP-00612

報告者:
█████ 博士

承認者:
█████████ O5議会