SCPA-00125 報告書

アイテム番号: SCPA-00125

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-00125は、常に収容施設内のハンガー直下にある専用の施設内区域（以下、専用区域）に収容される必要があります。SCPA-00125の専用区域には24時間監視カメラが設置され、少なくとも2人の監視員が配置され、SCPA-00125の動静を監視しなければなりません。保管場所からSCPA-00125専用区域に入る場合は、警告を行い、事前にSCPA-00125の位置をすぐに把握できるようにすること。

SCPA-00125専用区域のすべての入口には、機械式の防音扉が設置されており、外部音が専用区域から漏れないようにします。SCPA-00125の放出時には、専用区域の扉は全て閉鎖され、陰圧マニホールドが作動して、専用区域を完全に封鎖します。SCPA-00125の使用には、2名以上の承認を求めます。

SCPA-00125が専用区域から離れ、研究施設内に現れた場合は、すばやく専用区域に戻し、事故発生時のクリーンアッププロトコルを遂行するようにしてください。

説明:
SCPA-00125は、人口密集地域での使用により複数の死亡者を引き起こし、一定期間を経た後に消える現象です。SCPA-00125は、雑踏区域内で出現し、約30秒間その場にとどまり、消えます。

SCPA-00125は、発生時には集団パニックを引き起こし、大勢の人々に壊滅的な影響を及ぼす危険性があります。SCPA-00125は、歩行者や交差点、ショッピングエリア、公共交通機関や駅のコンコース、公園、スタジアムやイベントホールなど、大量の人口が出現する場所で最も一般的に観察されます。SCPA-00125は、都市部に住む個人の死亡率の増加と死体発見数の増加と相関する傾向があります。

SCPA-00125のオリジンについては、いくつかの仮説が提示されていますが、現在のところ未確認です。

追加情報:
SCPA-00125の専用区域の設置について、地力変更時には考慮が必要です。

SCPA-00125の消失に際して、多数の被験者の肺から検出された有害物質については、追加分析中です。これらの物質はSCPA-00125が放出する際に直接生成されたものであると考えられます。

参照文献:
SCPA-00125-01 - - 問い合わせログ

SCPA-00125-05 - - 消失の化学分析

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00125の収容に際し、可能な限り被験者の生命に影響を及ぼすことなく、少なくともSCPA-00125が出現していることを把握させるようにしてください。

SCPA-00125の使用には、最小限の人員配置に留意し、警告を確実に行い、SCPAのガイドラインとプロトコルに従う必要があります。SCPA-00125の適切な使用に関連する最新情報については、いつでもSCPA Foundation内部のデータベースで入手できます。

記録番号:
Experiment Log SCPA-00125-05

報告者:
Dr. Taro Yamada

承認者:
Site Director ██████