SCPA-JP-00307 報告書

アイテム番号: SCPA-JP-00307

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00307は、3重の鉄壁で覆われた専用のコンテナに保管されます。SCPA財団職員は、SCPA-A-JP-00307の扱いに関して訓練を受け、現物に触れたり、記録を取得した場合には、財団情報セキュリティ・規定に従った厳格な監視下で解析を行います。

SCPA-A-JP-00307の通常の観測・解析は、クラスS以上の特別な職員が関与し、SCPA-A-JP-00307の予測した未来に関連する特別任務に参加することができるようになっています。

SCPA-A-JP-00307は、平時には固定の監視装置で監視することが望ましいです。予知されたイベントが近づく場合は、ただちに監視要員に連絡して、警戒レベルを引き上げ、SCPA-A-JP-00307付近に所属する人員を安全な場所に移動させる必要があります。

説明:
SCPA-A-JP-00307の特性は、あらゆる予測を自発的に生成する「予言書」と呼ばれる文物です。これらの予測は、優れた的中性と洞察力によって、傑出した錬磨術師によって鑑定されます。

直接的な観測により、SCPA-A-JP-00307は自身について、あらゆる種類の予知、予見、第三者の洞察、魔法的に攻撃するときに活性化されるという情報を露呈しました。

SCPA-A-JP-00307は、未来の出来事の説明を包み隠すことがあり、曖昧であいまいな表現が特徴的です。また、SCPA-A-JP-00307から得られた予知の事実が不確かな場合、SCPA-A-JP-00307は不完全であり、予言の解明のための向けられた努力は報告されません。

SCPA-A-JP-00307の機能が加速され、より精密な予知がされると、SCPA-A-JP-00307の物理的な状態が悪化し、予知された出来事によってもたらされる負荷から逃れることが困難です。このことが、SCPA財団職員の安全に影響を与える可能性があるため、SCPA財団はSCPA-A-JP-00307の監視を完全に実施しています。

追加情報:
SCPA-A-JP-00307はSCPA財団の禁書庫で発見され、未知の攻撃から保護するためにSCPA財団に接収されました。

SCPA財団にSCPA-A-JP-00307の実験が許可された場合、監視官と他のSCPA財団職員は、個別に許可された検体のみを使用する必要があります。また、任務完了後、SCPA-A-JP-00307をすぐに専門の収容施設に保存することが必要です。

SCPA-A-JP-00307が複数のテスト後に損傷した場合、観察結果に基づいて、再解析によって推測されたイベントに関連する実際に生じた確率を研究する必要があります。

参照文献:
なし

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-A-JP-00307がSCPA財団から盗まれた場合、SCPA財団は密かにSCPA-A-JP-00307の処刑を命令することが許されます。

SCPA-A-JP-00307は、SCPA財団の専門の監視要員がマスタークラス以上の鍛冶職人である場合に限定して、SCPA財団付属の透視範囲で起動させてください。

SCPA-A-JP-00307からの特定の予見が、SCPA組織を脅かす重大な危険の兆候であると考えられる場合には、SCPA財団に報告するためにその予見の記録を財団情報システムに入力してください。

記録番号:
SCPA-A-JP-00307-Test-01

報告者:
Dr. 緒方

承認者:
Site Director ████