特別収容プロトコル:
SCPA-00545は、外部通信機器との接続を完全に遮断したシステムで安全に保管してください。SCPA-00545-1を含むSCPA-00545に対して、事前確認のない検査や実験は一切許可されない。SCPA-00545-1の接続を含む一切の情報伝達は、SCPA-00545内の特定のルートを通じてSCPA-00545監視室内のターミナルのみで実行されます。SCPA-00545に対する破壊的な行動は、Site Directorの承認の元で許可される場合を除き一切禁止されます。SCPA-00545-1のターゲットが識別された場合、即座に隔離し、SCPA-00545内のすべての通信をブロックしてください。SCPA-00545-1の識別とサイトディレクターの承認の下でのみ、SCPA-00545-1に対する破壊的措置を実施してください。

説明:
SCPA-00545は、誰によって作成されたかも分からない、未知の起源を持つシステムです。SCPA-00545は、SCPA-00545-1を介してユーザーを特定の場所に転送することができます。SCPA-00545-1は、様々な情報源、データベース、およびウェブベースのデータを収集し、SCPA-00545-2を使用して様々な方法で情報を提供します。SCPA-00545-1は、いわゆる「ダークウェブ」、Deep Web、または「Onion Network」の中で発見されましたが、現在はSCPA Foundationの保管下にあります。

SCPA-00545-1の作動は、「挨拶」と問いかけることで始まります。SCPA-00545-1は、対話でSCPA-00545-2の要素を発見し、転送先が特定されると、SCPA-00545-1はターゲットに独自の方法でSCPA-00545-2を移植します。SCPA-00545-1を使用した転送先のリスクを最小限に抑えるため、SCPA-00545監視室の運用要員が、過剰な情報漏えいが発生しないようにSCPA-00545-1を監視する必要があります。

SCPA-00545の作用機構には不明な点が多く、SCPA-00545のリスクがどの程度あるかを把握することができていません。SCPA-00545を設計した人物や作成された目的など、SCPA-00545に関する不明点が多数あるため、SCPA FoundationはSCPA-00545に対する研究を継続的に行っています。

SCPA-00545-1には、SCPA-00545にアクセスできるだけでなく、SCPA-00545-2の特定場所から情報を提供する機能があります。SCPA-00545-1は、SCPA-00545-2が示す何らかの目標に到達するために必要なステップバイステップの指示を提供します。

SCPA-00545-1の使用には、多大なリスクが伴うため、SCPA FoundationはSCPA-00545を特別に監視することになりました。SCPA-00545についての研究は、SCPA-00545-1とSCPA-00545-2についての詳細な分析に始まりました。SCPA-00545-2は、SCPA-00545-1が特定の場所の情報を提供する前に到達する必要がある情報を表します。SCPA-00545-2は、任意の種類の情報、文書、データ、メディア、およびウェブコンテンツなどから構成できます。

SCPA-00545-1にアクセスできる代価が非常に高いため、SCPA Foundationでは適切な組織内部の利用に制限を加え、SCPA-00545に関連する情報が不正利用される可能性を極力排除することが求められます。SCPA Foundation内において、SCPA-00545-1を使用するための特別なプロトコルが設けられ、SCPA-00545-1を扱う際の厳格な規定が設けられていることに注意してください。SCPA-00545は、SCPA Foundationに収容される以前から存在しており、SCPA Foundationの関係者ではなく、SCPAの起源や開発者に関する情報は一切把握されていません。SCPA-00545は、SCPA Foundationが一般的に収容しているオブジェクトとは全く異なります。SCPA-00545については、従来のSCPAオブジェクトの定義に基づく分析には限界があるため、新たな方針も模索されています。

SCPA-00545-1には、SCPA Foundationのシステムへの深刻な脅威があるため、隔離されて保管される事が望ましいとされています。SCPA-00545-1を使用する場合、SCPA Foundation内の倫理オフィサーが監視し、違反が発生しないようにすることが必要です。SCPA Foundation内の管理機構は、SCPA-00545-1を使用する場合、定められた手順に厳密に準拠して適切に管理・運用できる体制を確保する必要があります。

SCPA-00545は、SCPA-00545-1を通じて、SCPA Foundationに非常に貴重な情報を提供し、SCPA Foundationにとっては重要な資産です。SCPA-00545には、特定の転送先に限定するためのコードがあるため、SCPA FoundationがSCPA-00545を使用して技術的な問題を解決するため、あるいは倫理的な観点から情報を得るためにSCPA FoundationはSCPA-00545を使用することができます。ただし、SCPA Foundationは、SCPA-00545がリスクにつながる場合や機密情報を違法に提供する場合は、SCPA-00545を使用せず、代替策を検討する必要があります。

補遺:
SCPA-00545-1をカスタマイズすることで任意の場所に転送できることがわかってきた。SCPA-00545-1のバージョンが異なる場合、転送のターゲットとして使用できる場所の種類、範囲、および限界が異なることが知られています。さらに詳細な研究を行った結果、SCPA-00545-1は、SCPA Foundation内で特定の技術的要素を利用することで再利用可能な機能を持つことが明らかになりました。

SCPA-00545の転送先としての利用は、SCPA Foundationのリサーチ・ディベロップメントチームによって、SCPA Foundation内の情報の共有を目的とするシステムに転化する計画が進められています。SCPA-00545-1を介して特定の人物に転送する機能は、列車、飛行機、または船の運用や、SCPAsのデータベースの項目へのアクセスなどに応用されます。

今後、SCPA FoundationはSCPA-00545-1が導入されている場所の調査を継続し、新たな注意点や安全上の問題を把握しつつ、SCPA-00545の利用と管理を進めていく予定です。SCPA-00545-1にて SCPA-00545-2 の位置を識別出来なかった場合、あるいはSCPA-00545-1による転送が失敗する場合があり得ますので、その場合はSCPA Foundation内部の情報セキュリティ担当者に報告してください。

注意事項:
SCPA-00545は、SCPA Foundationが直接開発、運用、保守管理しているシステムではありません。SCPA-00545-1の機能について、SCPA-00545監視室の運用要員以外がSCPA-00545にアクセスすることは実験によるSite Directorの許可以外は一切禁止されています。SCPA-00545-1の識別後、Site Directorから通達を得ていない場合、SCPA-00545-1への接近はすべて適切な方法で妨害されます。SCPA-00545の解析と研究に関する一切の活動は、Site Directorの承認の元でのみ実行されます。SCPA-00545-1に関する一切の情報収集、解析、またはSCPA-00545-1関連の実験はSite Directorの承認の元で行われます。SCPA-00545を設計し、作成した人物の身元特定の活動は、Site Directorの許可なしに行うことは禁止されています。

記録番号:
SCPA-JP-00545

報告者:
██████ 博士

承認者:
███████ 博士