SCPA-00105 報告書

アイテム番号: SCPA-00105

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-00105は最大限の注意を払って収容される必要があります。SCPA収容棟内では、耐弾性のあるセキュリティ室に保管する必要があります。SCPA-00105が永久的に接触した手で触れることを禁止し、任意の場合においてSCPA使用調査チームによって適切な防護装置と共に取り扱われる必要があります。SCPA-00105には期限なく人々を呼び寄せる特性があるため、1か月毎に最少でも1人のクラスD職員がSCPA-00105の正面に配置される必要があります。

説明:
SCPA-00105は一見普通の手紙箱ですが、箱に向かって「私は欲しいものを何でも叶えてくれるものを探しています。」と語りかけることで、容器は閉じたままでもSCPA-00105は人物に限定しない 「なんでも」叶えることができるようです。SCPA-00105は通常MSCPA-OICによって承認されたプロトコルに従って、意図された要求が実現されるまで、要求の結末を中止することはできません。また、SCPA-00105は叶えた願いの対価として、使用者を壊滅的な状況に陥れることができます。

SCPA-00105は、密閉された室内でテストされており、ときに人格や利益、ブロンドの髪など、単純な要求にもかかわらず、SCPA-00105は要求に応じ、それに応じて正確に実行します。SCPA-00105によって叶えられた後に使用者が自殺したり、死亡している場合もあるため、要求のテストにはバックアップ手順が含まれます。

SCPA-00105にかかわる人物の中で、外部の人々が最も多い密接なイベントは、使用者がSCPA-00105を使ってジャック・ダニエルズのブランドウイスキーを要求した場合です。SCPA-00105は2011年 （推定） に間違って蒸留所の倉庫が爆発するよう自己指令した後、対価として広範囲の飲酒障害を発生させました。

追加情報:
SCPA-00105は、再活性化させるような手法が不明なため、常に最大限の注意を払って収容される必要があります。

参照文献:
なし

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:
SCPA-00105は、使用者にとって直接的に無害な場合でも、対価として潜在的な危険性があるため、重大な注意が必要です。

SCPA使用調査チームは、SCPA-00105の使用時には、十分な防護とライフサポートを提供し、そのSCPA機器に適切なPPEがあることを確認しなければなりません。

SCPA-00105の破壊は現在不可能です。特にSCPA-00105の持続的な効果の特性のため、SCPA-00105を取り扱う際には特別な注意が必要です。

記録番号:
SCPA-00105のインシデントレポート

報告者:
ジョン・マクドナルド上席研究員

承認者:
SCPA-OICスミス"""

以上の報告を提出致します。