特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00473はエリア-19の指定区画内にあるトンネル状の構造物であります。
SCPA-JP-00473の発見以降、指定区画内、特にSCPA-JP-00473の近隣エリアは入口の調査および収容作業によって非常に危険と判断されます。
SCPA-JP-00473への侵入を試みる場合、必ず指定されたセキュリティ手順を守り、強力な全身装備および精神汚染から保護する特殊装置を身につけてから行うことが求められます。

SCPA-JP-00473の入口付近には、オンサイト検査員および警備員が常駐しており、SCPA-JP-00473内部へのアクセスを試みる者は即座に拘束されます。
SCPA-JP-00473内部の構造の測量と解析は、同様に厳格なセキュリティ手暴力による広範な調査にもかかわらず最小限に制限されています。SCPA-JP-00473への侵入による破壊行為は許可されず、迂回が必要な場合には特別な許可証と護衛付きのエージェントが必要になります。

SCPA-JP-00473を出入りするエージェントは、定期的に医師による精神健康調査を受ける必要があります。SCPA-JP-00473の劇的な効果により、外部からの影響を受けないようにするため、収容エリアの日常的な消毒および汚染管理プロトコルを実施する必要があります。

説明:

SCPA-JP-00473は、東アジアのある地域に存在する、通常のトンネルとは異なる構造物です。SCPA-JP-00473は、非常に複雑な形状をしており、入口を見つけるのは非常に困難です。SCPA-JP-00473は、形成されるまでのプロセスやその構造に関して多くの謎が残っています。

SCPA-JP-00473の内部には、誰もがそれらを強化することができるように見える異常な草のようなものが成長しております。この異常生物は、"いばら" という名称であることが報告されています。いばらは単に見た目が美しくないだけでなく、刺し傷に関連する肉体的および精神的な痛みを引き起こします。さらに、いばらの刺し傷は、被害者が何らかの精神的混乱状態を経験することがあります。

SCPA-JP-00473の極度の傾斜と複雑な構造のため、探査隊や収容班員たちは、地方の探査官の指導の下で訓練を受け、極めて慎重かつ正確に行動する必要があります。SCPA-JP-00473内部には、地震、洪水などの天災にさらされやすく、探査隊員と収容班員は、可能な限り早く立ち去る必要があります。

SCPA-JP-00473は、その怪奇的な性質から、非常に危険であると考えられています。 SCPA-JP-00473と接触することにより、心理的および物理的な影響を受ける可能性があります。このため、SCPA-JP-00473に関する知識の全ては、SCPA財団によって厳重に管理されています。

SCPA-JP-00473は、かつてこの地域に住んでいた古代民族によって建てられたものだとされていますが、その目的は不明です。また、SCPA-JP-00473周辺には、未知の神秘的な力が存在するという報告もあります。

初めてSCPA-JP-00473を発見した時、探査隊は草木に覆われた巨大なトンネルを見つけました。入口と出口はそれぞれ遠くにあり、非常に複雑な構造をした内部は探査スペースに制限があるにもかかわらず、方向感覚を失うことが多いため、調査が困難な状況に陥っていました。

SCPA-JP-00473に穴られたトンネル内部には、一種の植物が成長しており、これらはSCPA-JP-00473における異常の原因となっています。地球上にはこのような植物は存在せず、SCPA-JP-00473にのみ発生しています。SCPA-JP-00473から持ち出されたいばらは、いかなる条件下でも生存し、狂ったように伸び続けるため、すぐに特殊な施設に輸送され、絶滅させることが不可欠です。

SCPA-JP-00473内部で発見された一種の不明生物の存在も報告が上がっています。特徴としては、巨大な口と複数の腕があることが挙げられます。そして、この場所に生息しているため時折SCPA-JP-00473内部を探査する任務に当たる研究員たちがその犠牲になることがあると報告されています。SCPA財団は、SCPA-JP-00473に関する調査や実験を進めるにあたり、特に注意が必要な施設であると考えております。SCPA-JP-00473は、異常な植物と生物が繁殖する、特異な環境を提供しています。SCPA-JP-00473内部で行われた歴史的発見の一つに、SCPA-JP-00473に関連する病気に関する研究があります。

SCPA-JP-00473に関する最近の研究で、いばらに触れることで発生する異常な病気が報告されています。この病気には、患者の状態が急激に悪化したり、痛みが増したり、死亡する可能性が高いという特徴があります。SCPA財団は、SCPA-JP-00473近傍でこの病気が発生している場合、SCPA-JP-00473内部へのアクセスを完全に制限することを決定しました。

SCPA-JP-00473の内部には、それぞれ異なる性質を持つポケットが存在し、そのいずれかにアクセスする際には、特殊な装備が必要になる可能性があります。SCPA財団は、SCPA-JP-00473に関する研究に取り組むために、最高の専門家を召集するように努めています。

SCPA-JP-00473がどのように形成されたのか、何の目的で建造されたのか、そして何がSCPA-JP-00473内部で起こっているのかという点について、はっきりとした答えはまだありません。SCPA財団は、SCPA-JP-00473が有する未知の特性と能力を継続的に調査・評価し、新たな発見があった場合は財団内で共有するように努めています。

補遺:

SCPA-JP-00473からは、異常なコンピューターファイルの一覧が発見されました。これらのファイルは、SCPA財団が所有する他のSCPAとの関連性があると判断され、SCPA財団の最高の情報科学者によって解析されました。その結果、SCPA-JP-00473周辺には、SCPA財団に関連するものとしてはまだ未知の重要な存在が存在しているという可能性が浮上しました。

SCPA-JP-00473に近い地域には、SCPA財団が所有する先進的な検出器網が設置されており、SCPA-JP-00473周辺に怪しいアクティビティがあるかどうかを検知するようにプログラムされています。このセキュリティシステムにより、SCPA-JP-00473に侵入した可能性のある個体は特定され、SCPA財団が指定した施設に収容されます。

SCPA財団は、SCPA-JP-00473の研究を続け、特殊な環境要件を持つSCPAたちの調査と研究に専念しています。SCPA財団は、SCPA-JP-00473を含むすべてのSCPAについて詳細なレポートを作成し、調査を継続していきます。

注意事項:

SCPA-JP-00473はSCPA財団の最機密の収容物であり、上級職員の承認を得ずに情報を公開することは厳しく禁じられています。
SCPA-JP-00473の入口には警備員が待機しており、SCPA-JP-00473に入る前にまず警備員から許可を得ることが必要です。
SCPA-JP-00473の調査および研究は、熟練した隊員によって実施され、かつ彼らは特別な訓練プログラムを完了した上で機密保持契約に署名する必要があります。

SCPA-JP-00473の効果により、収容エリア内に残留する汚染を極力避けるため、あらゆる物質の入出口に隊員が常駐し、汚染防止策を講じる必要があります。
SCPA-JP-00473の研究に関連する書類やデータは、強固でハッキングされにくいシステムに保存されており、許可を得た上で特定の職員のみがアクセスすることができます。

SCPA-JP-00473に接触する前に、SCPA財団の機密保持方針を遵守することが必要であり、SCPA-JP-00473とその関連情報に関する議論は非公式の場で開催されるべきではありません。

記録番号:
SCPA-JP-00473

報告者:
SCPA-JP-00473を初めて特定したのは、SCPA財団の調査員エージェント ██████████です。以来、SCPA-JP-00473に関する全ての情報と文書は、SCPA-JP-00473研究グループによって生成され、保護、管理されています。

承認者:
SCPA財団の臨床処置責任者が、SCPA-JP-00473に関連する研究と文書に署名し、それらに関する最終決定権を有しています。SCPA-JP-00473の情報に関する正確な文書化および管理は、SCPA財団の役員によって監督されています。