特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01404は、常温で安定していますが、収容施設内の気温は毎日一定に保たれるようにしてください。SCPA-JP-01404の保管場所には専属の警備員が24時間待機し、不審な行動が観測された場合には即座に適切な対処を行ってください。SCPA-JP-01404へのアクセスは認可された研究員に限定され、全ての取扱いは記録されるべきです。

説明:
SCPA-JP-01404は、一見すると通常の[データ削除]によって削除されたような外観を持つデータベースファイルです。しかし、SCPA-JP-01404には特異な性質があり、復元されるとその中身は常識を超える情報や機密情報が記録されたものに変化します。SCPA-JP-01404がアクセスされると、情報を閲覧した者に対して異常な興奮や錯乱状態を引き起こすことが報告されています。この情報による影響は、被験者の知識や精神状態に依存せず、一貫して発現します。SCPA-JP-01404へのアクセスは、精神的リスクを考慮し、慎重に管理されるべきです。

追加情報:
SCPA-JP-01404は、その存在が発覚してから多くの研究員や管理職が異常な興奮や錯乱状態に陥り、その影響を受けた研究者の一部は精神的崩壊を起こしています。また、SCPA-JP-01404の内容に触れた一部の被験者は、極端な狂気に陥り、周囲の人間に暴力を振るう事例も報告されています。さらに、SCPA-JP-01404が保管されている施設内での電子機器の異常な動作や通信障害が頻繁に発生しており、SCPA-JP-01404が放置されるほどのリスクを冒すことは容認できないと判断されています。SCPA-JP-01404の破棄は、管轄上層部の直接の決定を経て行われるべきであり、慎重な手順と確固たる措置が必要とされています。追加情報:
SCPA-JP-01404の破棄に関する討議では、様々な意見が飛び交っています。一部の研究員は、SCPA-JP-01404が未知の情報源である可能性に着目し、その内容を解析することで新たな知見を得るべきだと主張しています。一方で、SCPA-JP-01404の危険性とその影響範囲の予測困難性から、SCPA-JP-01404の破棄が最善の選択肢であるとする意見も根強く存在しています。特に、SCPA-JP-01404の影響範囲が不可逆的な災厄をもたらす可能性を指摘する声もあり、SCPA-JP-01404の破棄が避けられない選択であるとの見解が広まっています。このような複雑な状況の中、SCPA-JP-01404の未来についての意見対立は激化しており、慎重な検討を重ねたうえで最終決定を下す必要があるとされています。

補遺:
SCPA-JP-01404の破棄に向けた検討が進行中である際に、SCPA-JP-01404から発せられた未知の電磁波が施設内で検出されました。この電磁波は、通常のデータ通信や自然発生する電波とは異なる周波数帯を示し、その波形には解読不能なパターンが含まれていました。さらに、この電磁波を浴びた職員からは、頭痛や幻覚、記憶の混乱といった症状が報告されています。この事態について詳細な調査が行われており、SCPA-JP-01404の破棄が引き起こす可能性のある影響について再評価を行う必要があると判断されました。

注意事項:
SCPA-JP-01404にアクセスする際は、機密情報の取り扱いに注意してください。情報の内容によっては精神的苦痛を引き起こす可能性があるため、特に精神的安定性の低い者はSCPA-JP-01404に触れることを避けるようにしてください。SCPA-JP-01404の内容については慎重に扱い、情報の伝達や閲覧は適切な管理のもとで行うよう留意してください。

記録番号:
SCPA-JP-01404

報告者:
あ

承認者:
Site-81長官 宇野奈緒