SCPA-JA-00182 報告書

アイテム番号: SCPA-JA-00182

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:
収容場所は厳重な警備体制で囲まれた収容室内。収容室は心理障害を持った受刑者が管理している施設に設置され、収容室周辺には警備員が常時配置される。SCPA-182の収容室内には、スプリンクラーシステムや遠隔操作式の武器が装備されており、SCPA-182による暴走が発生した場合には適切に対処することとする。

SCPA-182による暴走が発生した場合には、即座に収容室内のスプリンクラーシステムを作動させ、SCPA-182を水浴びさせることとする。
収容室内にはスピーカーが設置され、数ヶ月ごとに必ずSCPA-182の音声記録を再生することとする。

説明:
SCPA-182は、直径1メートルの球体状の物体であり、外見は褐色を帯びた黒色の固体です。SCPA-182はあらゆる有機物を狂気と狂化に変化させる作用を持っています。SCPA-182に触れた人間は、数時間以内に狂気に犯され、現実逃避的な精神状態に陥る。その後、暴力傾向や異常行動、人間を襲う行動を取るようになる。特に、SCPA-182に触れた場合、被験体は2日以内に異常な症状を示し、3日以内には狂気に陥る。

SCPA-182は与えたダメージに対して自己再生能力を有しており、物理的な損傷や銃撃による攻撃は効果がない。また、SCPA-182に対する化学的な攻撃も有効でないことが確認されています。現在のところ、SCPA-182に対する対処法は水浴び以外見つかっていない。

追加情報:
SCPA-182はアフリカで発見された古代のアイテムです。SCPA-182は破壊された文明や遺跡跡地から発掘され、SCPA Foundationによって収容された。SCPA-182は、古代のマジックによって作られたアイテムである可能性があります。

SCPA-182はあくまで危険物であり、SCPA Foundationにおいては研究には使用されていない。SCPA-182に触れた者から得られた情報は、SCPA-182によって狂気に陥った影響を適切に防ぐ処置を徹底した上で、分析・研究が行われています。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JA-00182-01 "SCPA-182による収容室暴走事件"
• Research Log SCPA-JA-00182-02 "SCPA-182を用いた狂気の研究"
• Containment Procedure SCPA-JA-00182-03 "SCPA-182の収容・対処法について"

機密度のレベル:
Top Secret

注意事項:

• SCPA-182に触れた場合は水浴びをすること。
• SCPA-182を決して取り扱わないこと。
• SCPA-182の音声記録を再生する際は、心理状態に異常が発現しないよう、専門の監視員を配置すること。

記録番号:
Incident Report SCPA-JA-00182-01

報告者:
Dr.██████

承認者:
Site Director ██