アイテム番号: SCPA-JP-00161

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル:
SCPA-A-JP-0161を保管する場所は、山岳地帯にある特殊施設内の3層目にあたる地下室による。SCPA-A-JP-0161の保管室の周辺には、山岳地帯外からの侵入を防ぐための警備員を常駐させることとする。また、保管室内部は常時温度管理を行う必要があるため、保管室内に霧発生用の容器を設置し、SCPA-A-JP-0161の周囲に一定量の霧を発生させることとする。SCPA-A-JP-0161の周辺地域における都市化を抑制するために、保管室付近の麓から数十キロ以上もの範囲にわたり立入禁止を設定する必要があります。

説明:
SCPA-A-JP-0161は一見すると、普通の森林地帯です。しかしながらSCPA-A-JP-0161の森林を構成する樹木は、異常な成長解像度、そして異常な耐久力を持つ。更に、SCPA-A-JP-0161内の根元から霧が立ち上がり、高温を持っています。霧自体はSCPA-A-JP-0161外でも存在し、不気味な蛍光を放つ。SCPA-A-JP-0161周辺の灌木や土が、SCPA-A-JP-0161の高温を溜め込み、地熱発電のように燃え出すことが確認されています。SCPA-A-JP-0161自体は燃えないが、周りの森林はSCPA-A-JP-0161の影響下で容易に燃える。

SCPA-A-JP-0161は不定期に姿を変えているとされており、自然に崩壊する予感がされています。そのため、植林作業によるSCPA-A-JP-0161内樹木の縮小や、SCPA-A-JP-0161周辺施設による温度管理、経年劣化によるSCPA-A-JP-0161の寿命切れを待つしかない。

追加情報:
SCPA-A-JP-0161をバイオハザード区分から自然質区分に変更する提案がなされたが、審議の結果、Keterに区分変更された。

参照文献:

• Incident Report SCPA-JP-0161-1
• Experiment Log SCPA-JP-0161-2
• Risk Assessment SCPA-JP-0161-3

機密度のレベル: Top Secret

注意事項:
SCPA-A-JP-0161を取り扱う際は、SCPA-A-JP-0161周辺の施設の環境改善などを行う点注意が必要です。

記録番号: SCPA-JP-0161

報告者: Dr.山田

承認者: Site-81長官