特別収容プロトコル:
SCPA-JP-01172は常に防音材料で覆われた音響遮断コンテナー内に収容されなければならない。コンテナーは機密施設内の地下レベルに配置され、定期的に音圧レベルと周波数範囲を監視するためのセンサーが設置されなければならない。SCPA-JP-01172の収容区画には、Dクラス職員以外の者の立ち入りは厳禁とし、特にSCPA-JP-01172の音波に曝露されることを避けるよう注意しなければならない。SCPA-JP-01172の音声は記録され、定期的に音波解析が行われなければならない。

説明:
SCPA-JP-01172は、見かけ上は普通の金属製の鳥かごの外見を持つが、内部に存在する異常な音波のエネルギー源です。この鳥かご内では特定の周波数と振幅の音波が連続的に放射され、その周囲にいる人間に対して緊張感、不安、恐怖などの精神的影響を与えることが確認されています。これらの音波は不規則なパターンで発生し、聞く者の心理状態や精神的安定性に応じて異なる影響を及ぼすと考えられています。SCPA-JP-01172の放射する音波は特殊な特性を持ち、通常の音波解析技術では十分に捉えられず、その正体や原理は未だ完全に理解されていない。SCPA-JP-01172の効果を回避するためには、特殊な音波ブロッキング装置や遮音器具が必要とされ、その取扱いには慎重を要する。SCPA-JP-01172の起源や目的についての情報は不明であり、さらなる研究と解析が必要とされています。

追加情報:
SCPA-JP-01172は、初めて発見された際、周囲にいた職員が異常な不安や恐怖を覚え、一部の者は気分の変化や幻覚を報告した。この現象はSCPA-JP-01172から放射される音波が原因であると判断され、その後の実験によってその確認がなされた。SCPA-JP-01172の近くにいる個体は、しばしば不信感や不安定な情緒を抱く傾向があり、さらに長時間曝露された場合には幻覚や幻聴が発生することが確認されています。また、SCPA-JP-01172からの影響を受けた者は、しばしばその音波が頭の中でリフレインするような状態になり、過度のストレスや不眠症の症状が現れることが報告されています。SCPA-JP-01172の効果の正確なメカニズムや治療法については今後の研究が待たれる。追加情報:
SCPA-JP-01172の分析により、この異常現象が特定のパターンや周波数の音波に反応することが判明してきた。特に高周波域においてSCPA-JP-01172の影響が顕著であり、一部の被験者は高周波の音によって引き起こされる不安や不快感を強く報告しています。また、SCPA-JP-01172が発する音波には時間的パターンが存在し、一定の間隔で特定の音が繰り返し放射されるという特徴が観察されています。さらに、SCPA-JP-01172の持つ音波は、人間の感情や精神状態に直接干渉し、聴覚以外の感覚への影響も示唆されています。この異常現象がどのようにして鳥かごとしての外見に結びついているのか、また音波の具体的な生成源についての研究が今後重要となる。SCPA-JP-01172の影響を受けた者の安全性と、この異常を制御する方法についての検討が喫緊の課題となっています。

補遺:
最近の研究により、SCPA-JP-01172から放射される音波には、特定の音楽や自然の音といった要素が含まれていることが分かってきた。これらの要素が人間の感情や記憶と結びついている可能性が疑われており、SCPA-JP-01172の音波が聴覚だけでなく脳の他の領域に影響を与える可能性が浮上しています。さらに、SCPA-JP-01172の近くで演奏された音楽が、人間の感情や行動に異常な影響を与えるという報告があるため、音楽療法や心理療法の観点からのアプローチがSCPA-JP-01172の研究に活かされる可能性が考えられています。今後の研究では、SCPA-JP-01172の音波と人間の脳活動との関連性を詳細に解明し、その異常性を理解することが重要とされる。

注意事項:
SCPA-JP-01172の近くに立ち入る際には、適切な騒音対策用具を着用してください。SCPA-JP-01172が放射する音波は精神的影響を与える可能性がありますので、極力長時間の曝露は避けるようにしてください。SCPA-JP-01172の収容設備周辺では機密情報に触れないように注意し、指定されたプロトコルに従って行動してください。特定の症状や異常挙動を感じた場合は速やかに上級研究員に報告してください。

記録番号:
SCPA-JP-01172

報告者:
Dr. ███████

承認者:
Site-██ 管理者 ██████ 博士