特別収容プロトコル:

SCPA-50XXXは安全な調査作業に支障を出さない様、Site-8内、特に全能の祈り（Omnipotent Prayer）を隔離したエリアに保管されます。
周辺エリアには、SCPA狩猟者隊員二名が30分おきに巡回し、SCPA-50XXXの異常活動に注意を払いながら安全性を確保する必要があります。
SCPA-50XXXが破損または故意的に誘発された場合、すぐに対処する必要があります。
SCPA-50XXXを保守する際は、研究員は適切な防護装備を着用する必要があります。
SCPA-50XXXの解析に必要な場合は、二人以上の専門的な研究員によって行われるべきです。

説明:

SCPA-50XXXは青色の輪郭（黒色の鎖線）によって囲まれた、幅5メートル、高さ4メートルの黄色い枠です。SCPA-50XXXは、黄色い枠の外にある全ての物体、人間、生物などに対して、何らかの物体反応/物理機能を発生させます。SCPA-50XXXは、数メガトンの対応力を持ち、有毒物質、ストレス、光線、音波などの形で異常活動を発生させることがあります。SCPA-50XXXはシビアな破壊力を持ち、周囲に影響を与えるため、安全に言及するには特別な措置が必要です。

SCPA-50XXXは、何かを監視または保護する場所に置かれることがあります。SCPA-50XXXは通常、有害な寄生型生物または微生物、放射能を放出する物質、物体酸化装置、暴れた人工知能、および多くのオブジェクトを保護し、封印するために使用されます。SCPA-50XXXの取扱いには十分な注意が必要であるため、資格を持った研究員による解析および保守が行われます。SCPA-50XXXの効果が垣間見えることはあっても、その完全な性質については未解明の部分があるため、研究が今後も続けられます。

SCPA-50XXXの口径と反応範囲は種類によって異なり、その力量もさまざまです。SCPA-50XXXの研究家たちは、SCPA-50XXXが引き起こす物理現象を研究するために、数多くの実験を行ってきました。これまでの研究では、SCPA-50XXXの反応範囲を元に幅広い分野で利用される可能性があることが示唆されています。

また、SCPA-50XXXが反応を開始するには、何らかの刺激を必要とすると考えられています。SCPA-50XXXの反応を誘発する風景や音楽、物体、生命体といった何らかの要素があると考えられています。これは、SCPA-50XXXが単に物理的な対処で「破壊」される場合もあるため、SCPA-50XXXとその開始トリガを完全に認識し、収容するための対策が必要であることを示唆しています。

SCPA-50XXXの効果は、持続時間や反応対象にも一定の変化があります。SCPA-50XXXがその焦点を急速に変更するとき、それは単なる事故ではありません-SCPA-50XXXは、持続的な火山噴火や、突然の宇宙の災厄、地球上の重大な飢饉など、世界的な災害に対して最後の防衛線として働く可能性があります。SCPA-50XXXが現代文明に果たした役割、そして未来の万能技術に向けたその潜在能力の本質に取り組むより、研究が続けられることで、SCPA-50XXXに対する理解が深まっていくことが期待されます。SCPA-50XXXがこのような力を持っていることがどのように起こったのかは不明です。SCPA-50XXXは過去に存在した古代文明によって製造された可能性があるため、その目的や機能は不明です。SCPA-50XXXは、強力な物体が保管された施設のセキュリティを確保するために使用されており、現代文明に刺激を与えることがないように管理されています。

SCPA-50XXXが機能するためには、特別なエネルギー源が必要とされます。SCPA-50XXXは、有害な物質、放射能、過度のストレス、光、音などの形で反応し、その反応を起こすことができる種類の能力を持っています。SCPA-50XXXの反応時、周りのものはすべて静止し、SCPA-50XXXの効果圏内にある未知のものを認識および保護する機能を持ちます。

SCPA-50XXXの能力を使用するため、高度に訓練されたSCPA運用メンバーのみが使用することができます。SCPA-50XXXを収容するため、特別に設計された施設を利用する必要がありました。施設内で、SCPA-50XXXは維持され、守られ、安全に取り扱われます。これには、SCPA-50XXXの目的が理解され、周囲の物体がシールドされる効果も含まれます。SCPA-50XXXは、他のSCPAと同様に、特定の収容プロトコルに従って管理され、安全が確保された環境で取り扱われる必要があります。

補遺:

SCPA-50XXXに関する研究は現在も進行中であり、目的および使用可能性に関する理論的および実践的な研究が行われています。SCPA-50XXXが現代文明にどのような影響を与える可能性があるか、およびSCPA FoundationがSCPA-50XXXをどのように使用することができるのかに関する多くの研究が進んでいます。

SCPA-50XXXが単なる収容オブジェクトにとどまらず、世界的な安全保障を支援しうる可能性があるため、SCPA Foundationの研究者たちはSCPA-50XXXの多角的な可能性に焦点を合わせています。SCPA-50XXXが未来で役立つ可能性があるため、SCPA FoundationはSCPA-50XXXが持つ能力を開発することで、未来の安全保障に貢献しようとしています。

SCPA-50XXXが現代の技術と同様に進化を遂げることができるかどうか、 SCPA Foundationの研究者たちは常に科学技術の最新動向に追いつくように取り組んでいます。SCPA-50XXXが単なる物理現象を超えるものとして存在する可能性があるため、SCPA Foundationの研究者たちはSCPA-50XXXに関する理論的および試験的な研究を続けています。これらの研究は、SCPA-50XXXが保管されている施設のセキュリティを強化することを目的としており、SCPA-50XXXの持つ能力が最大限に活用されるよう期待されます。

注意事項:

SCPA-50XXXの記載情報を接触者以外に公開することは絶対に許可されていません。
SCPA-50XXXに関する情報の共有は、機密保持プロトコルを守って小規模なプロジェクトでも禁止されています。
SCPA-50XXXの解析に個人的な知らせをすることはなく、研究員のグループによる厳格な管理の下で直接通信を行い、SCPA-50XXXに関する情報を共有するようにします。
SCPA-50XXXの解析にあたっての議論は、公開された場所では行わず、特定の会議場所で行う必要ががあります。
SCPA-50XXXに対する研究に関与する社員は、専用の保安プロトコルのもと、管理されたオンライン通信チャンネルを使用する必要があります。

記録番号:
SCPA-JP-00519

報告者:
SCPA Foundation Japanese Branch, Researcher [REDACTED]

承認者:
SCPA Foundation Japanese Branch, Supervisor [REDACTED]