特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00397の機能を完全に停止することは不可能であるため、SCPA-JP-00397は毎日2名以上のレベル3以上の職員によって監視される必要があります。SCPA-JP-00397に近づく際には、すべての職員は防護スーツを着用することが必要であり、SCPA-JP-00397の近くにいる場合、すぐに適切な鎮静剤を使用してSCPA-JP-00397を制御する必要があります。

SCPA-JP-00397は、所有者が暴力的で精神的に不安定であるため、取り扱いに特別な注意が必要です。SCPA-JP-00397を操作するための許可は、レベル4以上の職員のみが与えられます。SCPA-JP-00397が自ら暴走し、SCPA-JP-00397の機能を停止できなくなった場合、アルファヘッドクォーターに報告する必要があります。

説明:
SCPA-JP-00397は、楕円形の本体に取り付けられた大量の配管と電線を持つ機械で、外部から供給されたエネルギーを使用して物理的特性を無効化することができます。

SCPA-JP-00397は装置自体を構成する特殊な合金で作られており、その表面には式神などの異能的なシンボルが刻まれています。SCPA-JP-00397は、外部から供給されたエネルギーを使用して物理的特性を無効化することができます。この効果により、SCPA-JP-00397は任意の重量を持ち上げたり、物理的な実体を持たない状態で移動することができます。

SCPA-JP-00397の最も特筆すべき特徴は、建造物内に発生するカオス現象の影響を無力化する能力です。SCPA-JP-00397は、直接的に紋章などの異能的な技術を使用する必要はなく、建造物内で発生するカオス現象を排除することができます。

しかしながら、SCPA-JP-00397を制御することは非常に困難であり、SCPA-JP-00397を制御するためには、非常に複雑な手順が必要です。SCPA-JP-00397は操作に失敗すると自己暴走し、周囲に暴力的なカオス現象を招きます。SCPA-JP-00397を操作するための許可は、レベル4以上の職員のみが有することができます。

SCPA-JP-00397は、一般的に「カオス・リバイバル」として知られています。その名称は、SCPA-JP-00397を使用することにより、建造物に存在するカオス現象を排除し、建物を元の状態に復元することができるためです。

SCPA-JP-00397は、建物内に存在するカオス現象をリセットする能力を持っていますが、この能力を発動させるためには非常に複雑な手順が必要とされます。その手順に従い、SCPA-JP-00397を操作することができる職員も一握りしかいません。

SCPA-JP-00397は、建物内で発生するほかのSCPAオブジェクトについても、その持つカオス現象を無効化することができます。例えば、SCPA-JP-XXXX-1の能力によって生じた現象をSCPA-JP-00397を使用してリセットすることが可能であり、建物内で生じる他のオブジェクトのカオス現象も制御することができます。

SCPA-JP-00397は、毎日の監視とセキュリティーチェックが必要であり、その条件を満たせない場合、SCPA-JP-00397はそれ以上利用しないことが望ましいです。SCPA-JP-00397を誤って起動した場合、深刻な影響をもたらす恐れがあるため、SCPA-JP-00397の操作はレベル4以上の職員に限定されます。SCPA-JP-00397はCPAF-3311とともにSCPA Foundationが発見し、回収したオブジェクトです。SCPA-JP-00397が回収される以前、このオブジェクトの詳細はこれまでに発見された異常オブジェクトの記録には含まれていませんでした。

SCPA-JP-00397は、最初は消滅した建物内の遺物としてFAOM（奇怪な物件の観測・研究・管理を行う部署）に転送されました。FAOMは、SCPA-JP-00397が発見された建物の構造物質に何らかの異常があると判断し、SCPA Foundationによる調査を始めました。SCPA Foundationによる調査の結果、SCPA-JP-00397がカオス現象を無効化し、建造物を元の状態に戻す可能性を示すことが分かりました。

SCPA-JP-00397の発見は、SCPA Foundationにとって非常に重要な研究対象となりました。SCPA FoundationはSCPA-JP-00397の研究・解析を進め、その能力を最大限に活用できる方法を模索しています。

SCPA-JP-00397を使用しない場合、SCPA Foundationが管理する建物内で発生するカオス現象は、SCPA Foundationの作業を著しく妨げる可能性があります。SCPA-JP-00397は、SCPA Foundationがオブジェクトを収容し、調査するための安全かつ効果的な手段を提供することができます。

補遺:
SCPA-JP-00397の運用中に、SCPA Foundationの職員が危険にさらされる可能性があるため、SCPA-JP-00397運用中の職員の安全を確保するために、適切な対策が必要です。SCPA-JP-00397運用中には、職員は防護スーツで身を包む必要があります。

SCPA-JP-00397を運用する際には、SCPA-JP-00397の操作手順に関する詳細な説明書類が必要です。SCPA Foundationは、SCPA-JP-00397の運用に関する記録と手順に関する指南書を、SCPA-JP-00397を管理する責任を持つ職員に提供します。

SCPA-JP-00397の運用時には、SCPA-JP-00397の動作中に必要なエネルギー源を十分に準備する必要があります。SCPA-JP-00397の運用中にエネルギー源が欠如してしまうと、SCPA-JP-00397はうまく動作しなくなることがあります。また、SCPA-JP-00397の運用には大量の電力が必要であるため、SCPA Foundationは SCPA-JP-00397の管理に必要な電力・資源を十分に確保する必要があります。

さらに、SCPA-JP-00397は単独で運用することができますが、普段はSCPA Foundationが管理するファシリティ内で運用されることになります。SCPA-JP-00397の管理には、専門的な技術者やセキュリティーチームが必要です。SCPA Foundationは、SCPA-JP-00397を管理する際には、必要な人員や設備などの支援を適宜提供しています。

注意事項:
SCPA-JP-00397は、使用する場合には特別な注意が必要です。SCPA-JP-00397の操作は、レベル4以上の職員によって行われる必要があり、作業の前には詳細な手順書を慎重に読み、訓練を受けた職員によって実行される必要があります。

SCPA-JP-00397の操作に失敗した場合、周囲に大量のカオス現象が発生する恐れがあります。また、SCPA-JP-00397の効果を無視するカオス現象は、SCPA-JP-00397に対する直接的な攻撃によって引き起こされる可能性があります。何らかの理由でSCPA-JP-00397を修理しなければならない場合、SCPA-JP-00397を修理するために必要な設備を用意し、専門の職員が監視する必要があります。

SCPA-JP-00397を使用する場合、必ず適切な安全手順を守ってください。SCPA-JP-00397を取り扱うすべての職員は、ハザードスーツを着用し、特定のルートを通ってSCPA-JP-00397にアクセスしなければなりません。SCPA-JP-00397を使用する場合、専用の実験室で行われる必要があり、周囲の職員はすべて適切な防護装置を着用する必要があります。

記録番号:
SCPA-JP-00397

報告者:
SCPA Foundation研究員 [REDACTED]

承認者:
SCPA Foundation管理者 [REDACTED]