特別収容プロトコル:

SCPA-JP-00123は、地下施設（サイト-██）の4区画に収容されます。SCPA-JP-00123は高い認知度を持つため、当該物品の収容エリアには、多数の防衛兵器、警備員および監視カメラを完備する必要があります。SCPA-JP-00123の保管場所は、非常時には自動的に閉鎖およびガス隔離され、適切な規定に沿って処置されなければなりません。SCPA-JP-00123が発生する可能性がある場合、保管場所において24時間/7日間体制の警備員を配置して、密切な観察と監視を行う必要があります。SCPA-JP-00123に接触する者は、24時間以内に向精神性障害を生じる可能性があるため、定期的な精神状態のチェックを行い、必要に応じて適切な医療処置を行ってください。SCPA-JP-00123を保管するファイルは、物理的に保管してください。世界各地のSCPA財団施設ネットワーク内のファイルアクセスリソースからのSCPA-JP-00123のデータアクセスは許可されません。

説明:

SCPA-JP-00123は、全高15cm程度の白い人形で、特定の状況下で高い効力を持つアイテムです。SCPA-JP-00123は、平均的な人間の感覚器官には徐々に何かしらの精神的影響を与え、1週間以上触れ続けた場合、極めて重度のうつ病を引き起こすことが判明しています。特に、SCPA-JP-00123に触れた場合、視覚的刺激によりフラッシュバック、不眠症、過干渉的な思考、消極的な考えが引き起こされると考えられます。SCPA-JP-00123を保管する際には、その力を制限するために鉛蓋の密閉コンテナを使用し、保管が終了したら、直接的な肌の接触を避けるようにしてください。SCPA-JP-00123は、様々な被験者によってテストされ、どの被験者も感度が高く、深い沈み込みに陥ることが観察されています。SCPA-JP-00123の効力は、接触時の感覚器官への振動、触感、重量、温度および風味といった要因のいずれかの変化に反応します。 SCPA-JP-00123は、販売日本国内外のおもちゃ店やインターネットショップ、勧誘セミナーやオンラインコミュニティでの販売戦略など、幅広い分野で販売されることがあります。すべてのSCPA財団施設間で、SCPA-JP-00123の報告と保管データの交換が必要とされています。

SCPA-JP-00123の起源については、考古学的な研究結果により、古代エジプトの王朝時代に作られたと推定されています。今日、SCPA財団においては、SCPA-JP-00123に関する研究に多大な努力を払い、SCPA-JP-00123が備える力の正確な機序に関する情報を詳しく収集しています。SCPA-JP-00123の効果を科学的に説明することは困難であるため、SCPA財団はSCPA-JP-00123を取り扱うときに迅速かつ効果的な対応策を検討しています。SCPA-JP-00123は、単純な視覚的意匠によって徐々に人を幸福にする能力を持つようにプログラムされていますが、長時間触れていると、ある種の欠乏感を生じます。SCPA-JP-00123の接触に対する多様な影響を理解し、SCPA-JP-00123が引き起こす影響を維持する保管方法を確立することで、SCPA財団はSCPA-JP-00123を効果的に制御することができ、被験者に重大な悪影響を与える可能性を排除することができます。SCPA財団は、SCPA-JP-00123を安全に保管することに専念していますが、SCPA-JP-00123が漏洩した場合は、即座に危険事態として扱い、適切な手順をとるようにしてください。SCPA財団は、SCPA-JP-00123への接触が引き起こす影響をさらに解明するために、脳神経学の専門家に直接調査を依頼しました。SCPA-JP-00123に触れた直後、脳の多数の神経細胞が著しく刺激され、ドーパミン分泌が高まることが観察されました。また、SCPA-JP-00123に触れた被験者によって報告された症状には、慢性的な自己否定感、自己価値感の喪失、無力感、やる気の減退など、うつ病の特徴的な症状が含まれました。SCPA-JP-00123の能力がもたらす影響にどのような条件が関係しているかを正確に把握するためには、SCPA財団はSCPA-JP-00123の収容環境や収容条件の変更について慎重に対応する必要があります。SCPA-JP-00123の接触によるうつ病といった精神的症状が生じる可能性があるため、SCPA財団はSCPA-JP-00123に曝された人々に対する適切な心理支援を提供する体制を整備しています。SCPA-JP-00123に対する追加的な研究には、SCPA財団が選定した受託研究機関が関与し、その研究成果はSCPA財団内でも共有されています。SCPA財団は、全世界のSCPA施設にSCPA-JP-00123の銘柄および特徴を報告し、SCPA-JP-00123の漏洩や使用によるリスクを最小限に抑えるようにしています。

補遺:

SCPA-JP-00123を保管する際には、鉛蓋の密閉コンテナを使用することが推奨されます。SCPA-JP-00123は、直接的な肌の接触を避ける必要があります。SCPA財団は、SCPA-JP-00123の効果を調査し、SCPA-JP-00123に対する安全な取り扱いに関する主要なガイドラインを策定しています。SCPA財団では、SCPA-JP-00123による精神的症状を引き起こすリスクを最小限に抑え、SCPA-JP-00123の漏洩や放棄を制御するために、常に受け入れ可能なセキュリティメカニズムを採用しています。
SCPA財団は、SCPA-JP-00123による被害の報告に対して非常に真剣に対応しており、SCPA-JP-00123が表示される可能性のある場所については、適切な警告設備が設置されています。SCPA財団は、SCPA-JP-00123をはじめとするすべてのSCPA-Artifactが、安全かつ調査可能な状態で収容されることを確実にするため、あらゆる努力を払っています。SCPA財団は、SCPA-Artifactの収容地域について継続的に精査を行い、SCPA-Artifactの収容および取り扱いに関する規則を厳格に維持しています。

注意事項:

SCPA-JP-00123の研究、調査、分析は、高度な専門知識を持つSCPA財団内の研究員にのみ許可されます。SCPA-JP-00123に接触する場合、必ず保護手袋を着用し、直接皮膚に触れないようにしてください。SCPA-JP-00123を触って発生する恒久的な健康被害を防ぐために、取り扱いの際に慎重さを要します。SCPA-JP-00123が急激に沈没した場合、直接人の手で取り扱わないでください。SCPA-JP-00123が保管されている地域は、海外テロ集団の脅威にも曝されているため、極秘任務では、隅々まで確認を行うようにしてください。SCPA-JP-00123が輸送、配送、ウィルス汚染を受けた場合は、速やかに報告リンクURLを使用して、現地のSCPA財団施設に通報してください。この対策書に従って取り扱いを行うことで、SCPA-JP-00123の恒久的な健康被害およびSCPA財団従事者のショックや不安感など、様々なリスクを軽減することができます。

記録番号:
SCPA-JP-00123-RR

報告者:
Dr. ████████

承認者:
O5-█