特別収容プロトコル:
SCPA-JP-00886「いっちょここらで」は、Site-██の██号棟内に特別な収容室を設置し、常に防音材料で完全に遮断された状態を保つことが必要です。収容室のドアは二重扉とし、常に両方の扉を閉めた状態とし、ドアの解錠には二要員の同意が必要となります。SCPA-JP-00886の収容室内部にはモニタリングシステムを設置し、24時間体制で監視を行うこととします。SCPA-JP-00886の存在が周囲に漏洩することのないよう、定期的な精神健康チェックを収容されている職員に対して実施してください。

説明:
SCPA-JP-00886「いっちょここらで」は、人間の手によって作り出された最終兵器とされる存在です。その正体や機能、製造方法などの詳細は不明であり、SCPA財団が発見した時点で既に完成されており、作動可能な状態であることが確認されています。SCPA-JP-00886は非常に高度な技術によって構築されており、その外部からは装置の全容を理解することができません。また、SCPA-JP-00886は周囲の空間に異常な影響を及ぼす可能性があり、その力学的振る舞いやエネルギー源なども未知数であると考えられています。

SCPA-JP-00886は発動すると、周囲の物質を異常な速度で変質させる能力を持っており、その破壊力は計り知れません。この最終兵器が誤って作動した場合、甚大な被害が発生するおそれがあり、その回復は困難を極めるでしょう。SCPA財団はSCPA-JP-00886を安全に保管し、その運用が決して外部に漏洩することがないよう、厳重な管理と監視を行っています。SCPA-JP-00886の詳細な機能や起動メカニズムに関する解析は現在も進行中であり、安全を確保するための対策が常に検討されています。

SCPA-JP-00886「いっちょここらで」に関する追加情報によると、この最終兵器は発見された際、周囲に奇妙な影響を及ぼすことが観察されました。SCPA-JP-00886が収容されている施設内では時折、錯覚や幻覚が発生しやすくなり、作業員たちが奇妙な光景を目撃したり、不気味な声を耳にしたりする報告が続いています。また、SCPA-JP-00886の収容室の周囲では時折、時空の歪みを感じることができ、装置の近くにいると時間の流れが異常に感じられるという報告もあります。

さらに、SCPA-JP-00886の存在自体が周囲に何らかの影響を与えている可能性も指摘されています。近接する物体が不思議な速度で崩壊する現象や、人間の精神に異常な影響を及ぼすといった報告があり、SCPA財団はSCPA-JP-00886が持つ不可解な力学的特性について深い調査を行っています。SCPA-JP-00886はまるで次元を越えるような力を持っているかのように振る舞い、その謎を解明することが急務とされています。SCPA財団は、この最終兵器の危険性に対処するため、継続的な研究と対策の開発を行っています。SCPA-JP-00886「いっちょここらで」に関するさらなる追加情報によれば、この最終兵器が持つ異常な力学的特性は、あらゆる物質を変質させるだけでなく、周囲の現象にも影響を及ぼす可能性が浮上しています。例えば、SCPA-JP-00886が作動した際には天候が急変することが確認されており、突如として嵐が発生したり、異常な気温の変化があらわれたりすることが報告されています。また、SCPA-JP-00886の活性化によって周囲の生物にも異常な変化が生じる可能性があり、生物学的な研究が喫緊の課題となっています。

さらに、SCPA-JP-00886はまるで周囲の現実をねじ曲げるような影響を持っているかのように考えられています。発見されてからの経過時間が正確に記録できないといった「時間の歪み」現象や、収容室の内外で物体の位置が突然変わるといった「空間の歪み」などが観測されており、SCPA-JP-00886にまつわる不可解な謎が深まる一方です。SCPA財団はこれらの現象の意味や原因を究明するため、異常現象の研究チームを編成し、緊急の実験と分析を行っています。SCPA-JP-00886の持つ未知の力に対抗するため、科学者たちが不屈の努力を続けている様子が窺えます。

補遺:
SCPA-JP-00886の最終兵器としての性質に加えて、最近の研究によりSCPA-JP-00886の起源に関する新たな情報が浮かび上がってきました。SCPA-JP-00886はかつて地球外の知的生命体によって作り出された可能性が示唆されており、その技術は私たちの理解をはるかに超えていると考えられています。また、SCPA-JP-00886が最終兵器としてどのような目的で創られ、なぜこのような力を持つ存在となったのかについては、依然として謎が深まるばかりです。

さらに、SCPA-JP-00886による現象が異常増殖していることが確認され、これらの影響が将来の安全に悪影響を及ぼす可能性があると判断されました。SCPA財団は急速に変化する状況を把握し、新たな収容プロトコルの策定や研究チームの体制強化を行っており、SCPA-JP-00886による被害を最小限に抑えるための対策に全力を注いでいます。今後の展開に注目が集まる中、SCPA-JP-00886が持つさらなる秘密の解明が待たれています。

注意事項:
SCPA-JP-00886「いっちょここらで」の収容施設に立ち入る際には、必ず適切な安全装備を着用し、指示に厳密に従うようにしてください。SCPA-JP-00886は極めて危険な最終兵器であり、その性質を理解しない場合には重大な事故が発生する可能性があります。また、SCPA-JP-00886の収容状況や挙動に異常を感じた場合は、直ちに上司に報告し、適切な対応を取るようにしてください。SCPA-JP-00886の操作や解析は厳重な許可プロセスを経て行われるため、不正なアクセスや操作は固く禁止されています。安全を最優先に考え、慎重かつ慎重にSCPA-JP-00886に接するよう注意してください。

記録番号:
SCPA-JP-00886

報告者:
あ

承認者:
Site-██の責任者、███████ 博士